ヒンターフーバー, クリストファー
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(2008/04/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :2.110227 |
歌曲王・シューベルトは多くの、そして優れたピアノ連弾曲を残したことでも知られています。そんな彼の連弾曲の中でも、とりわけ傑作の呼び声が高いのが、末尾に置かれた幻想曲へ短調です。魔法のような転調や、対位法的取り扱いの見事さは当然として、この曲全体が持つ深い感情表現の豊かさは、真に圧倒的です。独特の憂いの色を帯びた、出だしの部分を耳にしただけでも、この曲の恐ろしいまでの深みが、ひしひしと感じられてくるのではないでしょうか。同じく晩年の作品群に属する9~14もまた、たまらない魅力と深さを誇ります。期待の若手二人による、デリカシー豊かな演奏にも要注目です!(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555930 |
ハイドンのフルート三重奏曲の第16番と言われても、メロディが頭に浮かんでこないのではないでしょうか?ハイドンのトリオと言えば、大抵はピアノ三重奏曲であり、その主役はピアノで、ヴァイオリンが追従、チェロが申し訳程度のメロディを奏でるものが普通です。しかし、これらのフルート三重奏曲は、フルートに主役の場が与えられています。なぜここで彼がフルートを選んだのかの理由は不明ですが、イギリスの貴族たちにフルートをアピールする必要性があったからかもしれません。とは言え、自筆稿のほとんどが失われてしまい、作曲時期の確定ができないうえ、のこれらの作品は他の作曲家の名前で出版されていたり(ハイドンの名声にあやかったらしい)と、なかなか出所を示す手がかりもないというものです。しかし曲を聴いてみれば、どの曲からも「真の天才の証」が感じられることでしょう。この3曲には、既にピリオド楽器の演奏も存在しますが、ここではモダン楽器で、現代的なアプローチによる演奏をお聞きいただけます。ハイドンの室内楽曲、いや全作品がが、まだ一般的な地位を獲得していない理由の一つには、もしかしたら作品数が多すぎるせいもあるかも知れませんね。ちなみに第16番の冒頭は、あの有名なモーツァルトの作品にそっくりです。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572667 |
大バッハの最初の妻の2番目の息子カール・フィリップ・エマヌエル。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンら、同時代の大作曲家たちから尊敬された彼の鍵盤音楽が、何故か、20世紀終わり頃から、ピリオド楽器ではなく現代のピアノでとりあげられるようになってきています。時流に遅れないように、これらの音楽に耳を傾けてみましょう。なるほど、急速な楽句や変転する調性が織り成す、激しい音楽表現。これは現代のピアノの表現力にぴったりマッチ。ソナタの急速楽章や、「ロンド変ロ長調」などが特に優れています。将来を特に嘱望されている若手ヒンターフーバーの演奏が見事。アーチストのサイトも公開されています。(URLはブックレット参照)(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557450 |
ベートーヴェンの友人でもあり、良きライヴァルでもあったフンメル。とは言え耳の疾患により早いうちにコンサートの舞台から降りてしまったベートーヴェンと違い、フンメルは1830年代に至るまで演奏家としての名声も保っていました。彼の即興性と超絶技巧は当時高く評価され、特にオペラの名旋律をうまく取り入れた華やかな作品は人気が高く、この作風は若きショパンにも多大なる影響を与えたのです。NAXOS期待のピアニスト、ヒンターフーバーの妙技をご堪能ください。(2008/02/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557845 |
言わずとしれた名ピアニストの息子ドミトリー・アシュケナージ。1969年ニューヨークで生まれ、6歳でピアノを始め、その後クラリネットに転向、1989年のルツェルン音楽祭で一躍脚光を浴びています。「親の七光り」などという言葉は全く必要のない天才で、クラリネットの超絶技巧と、その卓越したリズム感は世界中で賞賛され、古典的作品から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、どんな曲でも吹きこなす彼、2007年から始まったミュールフィアテル音楽祭では中心的な存在であり、ここでも納得の演奏を聞かせます。(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0005 |
大好評、リース(1784-1838)のピアノと管弦楽のための作品集もこの第5集で完結となります。様々な形態で書かれた14作品は、フンメルと並ぶ、19世紀初頭のピアノ音楽における「究極の形」の一つとして燦然と輝くことは間違いありません。耳の故障のため、比較的早い時期から舞台に立つことをやめたベートーヴェンっとは異なり、リースは晩年まで有名な巨匠であり、常に新しい音楽の流行を探っていました。ここに収録されている3曲のピアノ協奏曲のうち、1806年に書かれた第2番は9歳のフランツ・リストが公開演奏会で弾いたという記録もある作品。曲調こそベートーヴェンの第3協奏曲に似ていますが、至るところで独自性が光る初期の作品です。また「ロンド」はロンドンから戻った後の1825年の作品であり、1832年に書かれた第9番の協奏曲は、充実したオーケストラパートを持つ充実した作品です。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572742 |