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チェコ室内管弦楽団パルドビツェ

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    ヴァンハル:宗教作品集(ボニ・プエリ少年合唱団/チェコ室内管パルドビツェ/シュトリンツ)

    チェコの農民の家に生まれながらも、幼い頃から音楽教育を受けたヴァンハルは、村のオルガニスト、教会楽長として才能を発揮、彼の才能を認めたシャフゴーチュ伯爵夫人によってウィーンへの留学が可能となり、ディッタースドルフに師事できるようになりました。その後は作曲家として大成し、100曲以上の弦楽四重奏曲を始め、交響曲や宗教曲を多数作曲、名声を獲得しました。現在では室内楽作品が広く知られていますが、このアルバムに収録された宗教曲はほとんど演奏されたこともなく、全て世界初録音となります。古典派と初期ロマン派の架け橋となるこれらの作品をチェコの名歌手たちと、チェコ屈指の児童合唱団「ボニ・プエリ」が見事に歌い上げています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:ArcoDiva
    カタログ番号:UP0165-2

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    ヴラニツキー:管弦楽作品集 1 (チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキー。地元で音楽と神学を学ぶも、活躍の機会を求めウィーンに移住。1783年に当時スウェーデン王室の宮廷楽長を務めていたヨーゼフ・マルティン・クラウスに教えを請い、その翌年にはエステルハージ宮廷の音楽監督に就任。以降、ウィーンで指揮者、作曲家として華々しく活動するとともに、同い年生まれのモーツァルトとも交友を深め、モーツァルトの死後は未亡人コンスタンツェが亡き夫の作品を出版するための手助けをしたことでも知られています。ウィーンの宮廷でも重用され、とりわけマリア・テレジアの信頼は厚く、彼女の孫フランツ2世の戴冠式の際には華麗な交響曲を作曲しました。このアルバムには、その『戴冠交響曲』(トラック2-5)をはじめ、1798年に出版された変ロ長調の交響曲と、2曲の歌劇の序曲、セレナータを収録。当時の聴衆たちが熱曲した、巧みな管弦楽法に彩られた流麗な旋律を存分にお楽しみください。(2021/04/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574227

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    ヴラニツキー:管弦楽作品集 3 (チェコ室内管パルドビツェ/シュテヒレツ)

    モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキーの管弦楽作品集第2集。20歳の時に活躍の機会を求めウィーンに移住、ハイドンやモーツァルトと交流を深めた他、彼の作曲スタイルはベートーヴェンの初期の交響曲にも影響を与えるなど、1970年代後半のウィーンにおける最も重要な交響曲作曲家の一人としてみなされました。この第3集には2曲の交響曲と2曲の歌劇の序曲を収録。人気を博していた狩猟音楽を採り入れたもので、トスカーナで行われたフェルディナントIII世の私的演奏会の際に加えられたトランペットとティンパノーネ(大型のティンパニ)を含む、拡張管弦楽版による初録音。1798年出版の交響曲ハ長調は、ウィーン宮廷劇場の支配人であったペーター・フォン・ブラウン男爵に献呈されており、この交響曲には過去の舞台音楽からの転用が含まれています。また2曲の序曲は、どちらもヴラニツキーの劇場音楽作曲家としての高いスキルが反映された聴きごたえある作品です。(2021/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574289

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    ヴラニツキー:管弦楽作品集 5 (チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキー。20歳の時にウィーンに移住し、ハイドンやモーツァルトと交流を深めウィーン楽壇における重要な作曲家になった彼は、皇帝フランツ2世の妻マリア・テレジアのお気に入りとなり、彼女からしばしば宮廷の祝典音楽や、舞台作品の作曲を依頼されました。このバレエ『ずる賢い村娘』もマリア・テレジアのコレクションの一つです。上演年は不明、台本も残っていませんが、フォークダンス風の生き生きとした音楽が魅力で、同時代の同じタイトルを持つ作品から類推すると、田舎を舞台にした恋の駆け引きを描いた作品だったと思われます。バレエ・ディヴェルティスマン『Vorstellungen(想像力、演技などの意味)』は1803年の皇帝の誕生日のための作品。こちらもシナリオは残っていませんが、ニ短調の重々しい序奏に始まり、ドラマティックで多彩なパントマイムが繰り広げられたものと推測されています。『クォドリベット』も同じ日のための作品で、ここには最後のコントルダンスのカラフルな音楽が収録されています。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574399

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    ヴラニツキー:管弦楽作品集 6 (チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキー。20歳の時にウィーンに移住し、ハイドンやモーツァルトと交流を深めウィーン楽壇における重要な作曲家になった彼は、皇帝フランツ2世の妻マリア・テレジアのお気に入りとなり、彼女からしばしば宮廷の祝典音楽や、舞台作品の作曲を依頼されました。現存している彼の数少ない舞台音楽の楽譜にはどの表紙にも「シンフォニア」のタイトルが付いており、これは彼にとって大きな仕事であった交響曲の制作と同じように重要であるという意味が込められているようです。そこには各幕のための序曲や行進曲などが含まれており、実際、後に彼はこれらを素材として交響曲を書いています。ここのアルバムに収録された作品は、どれもウィーンのブルク劇場で初演されたもの。『ペルーのスペイン人、またはロラの死』は1795年6月13日の初演で、1532年のフランシスコ・ピサロによるインカ帝国の血なまぐさい征服から題材を得た作品です。第3幕と第5幕の序曲は、後に交響曲に転用されたためこの録音では割愛されています。『イオランタ、エルサレムの女王』は1797年4月17日に初演。舞台は1135年のエルサレムで、若い女王に対抗する求婚者たちと攻撃してくるイスラム軍、そしてテンプル騎士団の新たな団長の選出など陰謀渦巻く物語です。『アフメットとゼニード』は1796年10月28日の初演。当時人気のあったトルコ音楽が採り入れられており、オーケストラの編成にはピッコロと、オスマン帝国の歩兵軍団「イェニチェリ」の音楽を表現するのに特徴的なトライアングル、シンバル、バスドラムが用いられた多彩な響きを楽しめます。前5作に続き、マレク・シュティレツが指揮するチェコ室内管弦楽団パルドビツェの見事な演奏で。(2023/07/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574454

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    オーベール:オペラ序曲集 - 石工/レスター/兵隊屋敷/雪(チェコ室内管パルドビツェ/サルヴィ)

    フランスのロマン派オペラの頂点を築いた作曲家の一人、フランソワ・オーベール。生涯に50作ほどのオペラを作曲、当時のパリ・オペラ座ではワーグナーと人気を二分するほどに評価が高かったにもかかわらず、現在ではその作品がすっかり忘れられてしまいました。しかしそのオペラは、華麗かつエネルギッシュなスタイルを持ち、登場人物の卓越した性格描写だけではなく、随所に散りばめられた舞曲風の洒落た音楽など聴きどころが満載です。このアルバムには、7つの歌劇の序曲と間奏曲が収録されており、歌がなくとも、ロッシーニ風の色彩豊かな旋律とオーケストレーションを聴くだけでオーベール作品の素晴らしさの一端を知ることができます。演奏は珍しいオペラの研究家でもある指揮者ダリオ・サルヴィが指揮するチェコ室内管弦楽団パルドビツェ。素朴な響きが作品を引き立てています。(2019/12/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574005

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    オーベール:序曲集 2 - ヴァイオリン協奏曲/フィオレッラ/ジュリー/レオカディー(チェピツカー/チェコ室内管パルドビツェ/サルヴィ)

    フランスの歌劇作曲家オーベールの序曲集。好評を博した第1集(8.574005)と同じく、ダリオ・サルヴィの指揮による第2集には、ほとんどが世界初録音となる序曲や間奏曲と、やはり世界初録音の「ヴァイオリン協奏曲」が収録されています。明るく大胆な和音で始まる《宮廷の音楽会、またはデビュタント》序曲は、社会的陰謀を乗り越え、宮廷歌手の職を得る歌手アデルの物語。オーベールが好んで用いた“反復する音型"が至るところに現れる楽しい作品です。他には18世紀ローマを舞台にした《フィオレッラ》序曲、オーベール最初の舞台作品《ジュリー》の簡素ながら美しい調べを持つ序曲など、エレガントで洗練された作品が並び、またタルティーニやモーツァルトを思わせる古典的な佇まいの「ヴァイオリン協奏曲」も聴きどころです。(2020/07/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574006

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    コジェルフ:カンタータ「ヨーゼフ、人類に祝福を」(アイシンガー/ボニ・プエリ少年合唱団/チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    18世紀ウィーンで活躍した音楽家たちの中には、かなりの数のプラハ出身の人々が含まれていました。このレオポルト・アントニーン・コジェルフもその一人。プラハで学び、バレエ音楽で作曲家デビューを果たしたのち、31歳の時にウィーンにやってきて、ピアニストとして名声を確立、その後は出版業でも成功、オーストリア帝室宮廷楽長と宮廷作曲家を兼務するなど、当時の音楽界の頂点にのぼりつめた人です。熱心なフリーメイソン会員でもあり、このカンタータ「ヨーゼフ、人類に祝福を」はフリーメイソンの活動を庇護していたヨーゼフ2世のために作曲されたもので、演奏も会員向けだけになされたため、一般に普及することはありませんでした。朗読によるメロドラマを2曲含むドラマティックな作品です。ミサ曲やアリアも絢爛豪華な響きを駆使して書かれていますが、最後の「マリア・テレジアの死を嘆いて」はシンプルなチェンバロの独奏にのってソプラノが切々とした歌を歌っていく追悼の曲。コジェルフの幅広い作風の一端を知ることができます。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573929

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    コジェルフ:交響曲集 1 - P. I:3, 5, 6, 7 (チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    ボヘミア出身、教師の父親を持ち、幼い頃から音楽を学んだコジェルフ。一度は法学を学ぶも、最終的には音楽家を志し、1771年、24歳の時にバレエ曲の上演で作曲家デビューを果たしました。この当時、ボヘミアの音楽家にとってウィーンは憧れの場所であり、コジェルフもウィーンでの活躍の機会を覗っていましたが、プラハ国立劇場と契約があり、7年間はこの地に留まり25曲の作品を創り上げます。そして1778年にウィーンに行き、ここで名ピアニストとして名をあげ、数多くのソナタを書き上げました(これらはGrand Pianoレーベルで全集録音が進行中です)。また、求められるままに交響曲、室内楽曲、宗教曲など膨大な作品を書き上げたのですが、それらのほとんどが忘れられてしまったのは、あまりにも多作だったため、批評家から「作品の質が悪い」と酷評されたことも一因だといわれています。とは言え、同時期のヴァンハルだけでなく、初期ロマン派の作曲家たちにも影響を与えるほどに、強い求心力を備えた彼の作品は、現代においても魅力的に響きます。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573627

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    コジェルフ:交響曲集 2 - P. I:1, 4, 8, D3 (チェコ室内管パルドビツェ/シュティレツ)

    18世紀半ばのウィーンはヨーロッパにおける音楽の中心地。才能ある音楽家たちは挙ってウィーンにやってきて活躍しました。ボヘミア出身のコジェルフもその一人で、バレエ音楽の作曲家としてプラハで名を上げてからウィーンに移住。ピアノの腕を磨いてオーストリア帝室音楽教師となり、のちには楽譜出版業も手掛けるなど大成功を収めることとなりました。残された作品は数多く、出世作であったバレエ音楽のほかに、交響曲、室内楽曲や鍵盤のためのソナタなど多岐に渡ります。交響曲シリーズの第2集となるこのアルバムには4曲が収録されていますが、どれも最新の研究結果に基づく録音であり、第1集(8.573627)とともに研究者にとっては貴重な資料でもあります。ハイドンからシューベルトへと繋がる古典派とロマン派の過渡期を知る絶好の1枚です。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573872