ヴァインベルガー, ゲルハルト(1948-)
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2012年から続くゲルハルト・ヴァインベルガーのレーガー:オルガン作品全集録音、遂に完結!レーガーのオルガン作品はどれも複雑な対位法が巡らされ厚みのある響きを持つだけではなく、旋律は半音階的に進行するなど難解なものが多く、例えば、このアルバムに10曲が収録されている「52のやさしいコラール前奏曲」も、演奏は決して容易ではありません。彼自身は、この作品はバッハが書いた多くのコラール前奏曲に比肩するものと自負していたといいます。そんなレーガーのオルガン作品全集に挑んだのは、すでにバッハのオルガン全集(cpo 777363)で高い評価を受けているドイツのオルガニスト、ゲルハルト・ヴァインベルガー。バッハの流れを汲むレーガー作品の演奏には、これ以上ない人選であると言えるでしょう。彼は10年以上の年月をかけ、アルバムに収録されている作品に最もふさわしいオルガンを選定、演奏と録音を続けてきました。最終巻となるこの第9集ではケムニッツのザウアー=オルガンとシュヴィーツのゴル=オルガンを使用、この上なく美しい響きを紡ぎ出しています。また、これまでと同じくマルチ・チャンネル対応のSACDフォーマットで、オルガンの美しい響きが余すことなく捉えられており、高音質を楽しむことができる2枚組となっています。(2024/04/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555289-2 |
一聴、とっても地味です(失礼!)。ところが複数回鑑賞するうちに、それは滋味に富むという印象に変わります。何故そうなのか、まずはオルガン選択に理由がありそう。演奏者は18世紀製の3台のオルガンを弾きわけていますが、いずれも「村の教会のオルガン」なのだそうで、およそ威圧的な音とは無縁ながら、インティメート感があります。コラールを珠玉の小品たらしめるのは、この楽器こそかも。もちろん、3台それぞれの個性を確かめるのも、オルガン音楽鑑賞の醍醐味といえるでしょう(教科書的コメント)。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999755-2 |
ゴットフリート・ジルバーマンは兄弟でオルガン製作者として名高い弟の方で、ドレスデンの聖母教会やフライベルクの大聖堂など、多数のオルガンを建造しています。バッハとジルバーマンは一度だけ一緒に仕事をしたことが知られていますが、それが本当に一度きりだったのかどうかは不明です。しかし、ジルバーマンのオルガンはバッハの作品に理想的な楽器と考えられています。この第11巻では、ドイツ・ザクセンのポニッツ村教会に設置されたジルバーマンのオルガン(1737年製作)を使用し、名手ヴァインベルガーがバッハの神髄に迫ります。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999757-2 |
冒頭の前奏曲の壮麗なオルガンの響きに「これだよ、これ!」と心の中で叫びたくなる、オルガン・サウンドだけがもたらす幸福に浸れるアルバムです。使用楽器は大バッハがライプツィヒで活動した時代に製作されたもの。シェーンベルクが管弦楽に、ブゾーニがピアノ独奏に編曲した名曲「前奏曲とフーガ変ホ長調」を、とくとご堪能あれ!前奏曲とフーガを続けて演奏せず最初と最後に置き、コラールをサンドイッチする曲順の工夫に奏者のこだわりが。そのコラールでも、多彩な音色のオルガンがハマり役です。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999867-2 |