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ファン・ラート, ラルフ(1978-)

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    アダムズ:ピアノ作品全集(ラルフ・ファン・ラート)

    代表的なミニマル音楽家の一人、ジョン・アダムズによるピアノ曲の集成です。初期の「フリギアン・ゲート」、「チャイナ・ゲート」の2曲はまさに典型的なミニマル音楽で、果てることのない機械的な運動の中で、リズムや和声がグラデーションをかけるかのようにじりじりと変化して、音による万華鏡を作り出して行きます。「ハレルヤ・ジャンクション」とは、なにやら不思議なタイトルですが、聴いてみれば納得で、20本の指から生み出される音の彩の中に、「ハレルヤ」のモチーフが巧みに織り込まれるといった趣向です。彼の持ち味であるポップな感覚も前面に出ており、大変に楽しい作品となっています。(2007/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559285

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    オッテ:響きの書(ファン・ラート)

    ハンス・オッテ(1926-2007)をご存知ですか?彼は若い頃からピアノとオルガン演奏に格別の才能を示し、ヒンデミットから作曲を学んでいます。その後、印象派作品に特に造詣が深いピアニスト、ワルター・ギーゼキングと親交を結び、強く影響を受けました。1959年にラジオ・ブレーメンの音楽監修担当となり、すぐに歴史的な2つの現代音楽祭を開催。自らも作曲家として活動しながら、同世代の作曲家たち…シュトックハウゼンやメシアン、ナンカロウ、ライリー、ライヒ…を積極的に紹介したことで知られます。彼の作品は、どちらかと言うと電子音楽や、もっと難解な曲が多いのですが、この「響きの書」だけは、なぜか静かで美しい音に満たされているのです。演奏は、現代作品の解釈において高く評価されているラルフ・ファン・ラートです。ドビュッシーでもなく、メシアンでもなく、ナイマンでもない、永遠に続くかのような不可思議なピアノの響き。ひたすらそんな音と向き合う67分。これは素晴らしい体験です。(2011/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572444

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    ケクラン:ペルシアの時(ファン・ラート)

    フランク、フォーレ、ドビュッシーら先人の影響を受けながらも、伝統的なハーモニーと作曲技法を独自に拡大し、時には無調の作品までをも書いたフランスの作曲家ケクラン。彼は良き教師でもあり、近代和声学、対位法の著作も残し、また映画からもインスピレーションを受けるなど、多方面に渡って影響を及ぼした人でもありました。彼は夜になると望遠鏡で星を眺め、宇宙の神秘を解明しようと試み、またある時は神話や旅行記、未知の国についての書物を熱心に読んでいたともいいます。そんな知識人であり夢想家であった彼ならではのピアノ曲がこの傑作「ペルシアの時」です。「ピエール・ロティの『イスパーンの方へ』に基づくピアノのための組曲」という副題をもち、彼の特徴でもある静謐さと、東洋的な雰囲気が横溢した16曲からなる組曲で、時に聞こえてくる古代の響きや、砂漠の熱い風が感じられる、今の慌ただしい時間を忘れさせてくれるかのような音たちが蠢いています。こういう曲を演奏させたら右に出る者はいないであろう、ラルフ・ファン・ラートがさらりと弾いてのけています。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572473

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    ジェフスキー:4つのピアノ小品/ハード・カッツ/主婦の嘆き(ファン・ラート/ルナパルク/マリニッセン)

    最近、人気急上昇中の「不屈の民」変奏曲で知られる作曲家フレデリック・ジェフスキ(1938-)のまたもや刺激的なピアノ曲集の登場です。「4つの小品」も、第1曲目では、難解で不気味なトレモロ音形の中に、時折親しみ易い「不屈の民」のテーマのようなメロディが埋め込まれています。もちろん気をつけていないとすぐにどこかに紛れてしまうほどの儚いものですが。第2曲目は両手のユニゾンで始まるリズム重視の曲。彼の友人であったスティーヴ・レイシー(セロニアス・モンクの弟子であった人)の影響を受けているといます。第3曲目はゆったりとしたアンデスの舞曲に由来するというメロディは、どことなくショスタコーヴィチの作品を想起させます。曲の終わり、破壊的な和音連打による盛り上がりの後には完全な沈黙が訪れます。第4曲目も不可解な曲で、幾つもの層となった音が平和な耳を襲ってきます。匿名の女性作曲家の日記から題材を得たという「主婦の嘆き」はベートーヴェンの強い影響があるというものです。この曲も最初のわかり易すぎるメロディにだまされてはいけません。そしてアンサンブルをともなう「ハード・カッツ」は抽象的な音の化合物。巧妙に仕組まれた音の乱舞が楽しくも狂おしい作品です。第3曲「Like bees」などは、寝ている時に耳元で鳴らされたら気が変になるかも。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559759

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    ジェフスキー:「不屈の民」変奏曲(ファン・ラート)

    極めてシンプルなテーマに沿って延々と奏される変奏曲。無調、ミニマル、ジャズ、超絶技巧とありとあらゆる語法を駆使し、その合間を縫って聞こえてくる人を食った主題に背筋がゾクゾク。1トラック60分越えと言うのも、聞き手にとっての試練ですが、一度聴くと病みつきになる人も多い魔力を秘めた作品です。ジェフスキの自作自演盤を含めた既存盤にも比肩する名演を聴かせるのはオランダの名手ラルフ・ファン・ラートです。(2008/05/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559360

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    ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲/2台のピアノのためのソナタ/レクイエム・カンティクルス(フラウチ/デンク/フィルハーモニア管/クラフト)

    ストラヴィンスキー(1882-1971)晩年の愛弟子であり、シェーンベルクとも親交のあった作曲家、指揮者ロバート・クラフト監修のストラヴィンスキー作品集も、これで第12集となりました。ヴァイオリンとピアノの対照的な音色が楽しめる「協奏的に重奏曲」、亡命先のアメリカでロシアを思い書かれた「2台のピアノのためのソナタ」、ストラヴィンスキーの葬儀の際に演奏された「レクイエム・カンティクルス」、聖書から題材が取られた劇的な「アブラハムとイサク」、ストラヴィンスキーの最も感動的な作品のひとつ「悲歌」。チャイコフスキーの作品の編曲である「青い鳥」と、なんともヴァラエティ豊かな選曲です。器楽曲ももちろん素晴らしいのですが、何と言っても大規模な作品が見事です。(2011/06/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557532

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    ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(V. レイチキスによるピアノ編)/ドビュッシー:交響詩「海」(ガルバン)

    印象主義音楽を代表するドビュッシーの「海」、暴力的な音響と複雑なリズムで聴衆を圧倒するストラヴィンスキーの「春の祭典」。どちらもオーケストラの性能を極限まで生かした"20世紀音楽に最も影響を与えた作品"として知られています。しかし、これらの作品をピアノ1台で演奏するとどうなるのでしょうか?/「海」を編曲したのはルシアン・ガルバン。彼はラヴェルの友人であり、「ラ・ヴァルス」など何曲かの編曲で知られ、一時期は出版社デュランの校正係を務めたほどスコアに精通していた人物で、この「海」も微妙な響きが見事にピアノへと置き換えられています。「春の祭典」はストラヴィンスキー自身のピアノ二重奏ヴァージョンをもとに、レイチキスが独奏版へと編曲したもの。ストラヴィンスキー自身のお墨付きももらったほどの見事な出来栄えです。現代音楽を得意とするラルフ・ファン・ラートは難解な作品を完璧に弾き切っています。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573576

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    タヴナー:ピアノ作品集(ラート)

    長い間、神秘主義と正教会の影響(最近改宗したらしい?)を受けた作品を書き続けているタヴナーですが、彼のピアノ曲はあまり知られていません。2003年の「プラティルパ」が一番規模も大きくタヴナーらしい音に満ちていますが、注目は彼の飼っていた猫マーンドゥからインスピレーションを受けて書かれた「マンドゥードルス」。愛らしい曲ではありませんが、曲の終わりに一瞬だけあのメロディが・・・。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570442

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    ブライアーズ:ピアノ協奏曲「ソルウェイ・キャナル」(ファン・ラート/カペラ・アムステルダム/オランダ放送室内フィル/タウスク)

    1994年に「タイタニック号の沈没」を発表、世界中に衝撃を与えたイギリス生まれの作曲家、ギャビン・ブライアーズ(1943-)。彼はもともとベーシストとして活躍したのですが、ある時、ジャズの演奏と決別し、アメリカに渡って作曲を学びます。彼の作風は、その時々に変化し、ある時は実験的であり、ある時は瞑想的な作品を生み出しています。このピアノ協奏曲は、ピアノと管弦楽、合唱までを交えた規模的には大きな作品ですが、内容は「ソルウェイ運河」と題されているとおり、一日中運河を眺めているかのような、穏やかで印象派的な世界が展開されています。茫洋としたオーケストラの響きにに時折アクセントを付けるピアノの音色、その川の流れの中を合唱(詩はスコットランドのE.モーガン)が入り込み、音の風景を塗りつぶしていきます。混沌とした響きの中に、何となく突き刺さるものが感じられる作品です。他の2曲はピアノの独奏曲です。こちらも単なるヒーリング・ミュージックとは一線を画すものです。(2011/04/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572570

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    ペルト:ラメンターテ/ソナチネ/パルティータ(ファン・ラート/オランダ放送室内フィル/ファレッタ)

    「現代人の心の癒し」として、その作品が幅広い人気を得ている現代作曲家アルヴォ・ペルト。しかし、このアルバムから最初に聴こえてくるのは、メカニカルで他動的な音楽です。そんな「ソナチネ」は1950年代の終わり、彼が20代の頃の作品でした。しかしその作風はソヴィエト政府の怒りを買う事になり、模索を重ねた結果、彼は「西洋音楽の根底」へ回帰することとなります。使われる音符は少なくなり、リズムは単純になっていきます。そして「アリーナのために」では無調も捨て去り、2006年の「アンナ・マリアのために」ではまるでモーツァルトか、リチャード・クレイダーマンのピアノ曲のような明快さを得ています。2002年に書かれた「ラメンターテ」はインドのアーティスト、A.カプーアの彫刻「Marsyas」にインスパイアされた作品で、ここでは、いつもの静謐なペルトだけではなく、激しい音の応酬も聞こえてくる音による記念碑です。(2011/11/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572525