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ライプツィヒMDR放送合唱団

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    ドビュッシー:管弦楽作品集 2 - 夜想曲/月の光/「ペレアスとメリザンド」交響曲(フランス国立リヨン管/メルクル)

    準・メルクルによるドビュッシーの第2集です。こちらは「夜想曲」以外は全て他の人による編曲版が収録されています。オペラやピアノ曲での特徴ある響きをどのように管弦楽へと置き換えているのか、興味の尽きないところです。以前リリースされていた「夜想曲」にはシレーヌが収録されていなかったので、ここでようやく全貌が明らかになりました。合唱を伴う幽玄で茫洋とした響きのなかから沸き起こる明確な旋律線に思わずはっとさせられます。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570993

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    ブラームス:ドイツ・レクイエム(リヒター/ゲンツ/ライプツィヒMDR放送合唱団&交響楽団/オルソップ)

    ブラームス(1833-1897)の「ドイツ・レクイエム」は1869年に作曲された宗教曲です。曲自体は1857年にシューマンが死去した時に構想されたと言われていますが、実際には1865年に彼の母が死去したことで完成に至りました。通常、カトリック教会のレクイエムはラテン語で歌われますが、この曲はブラームス自身が選んだテキスト(ルターが訳したドイツ語版聖書など)を用いて、全てドイツ語のテキストで書かれています。ブラームス自身は、この作品を教会で歌うのではなく、演奏会用として考えていて、テキストからは「キリストの復活に関わる部分」が外されているところも興味深いものです。穏やかな第1曲のメロディが全般に使われながらも、全体にポリフォニックで極めて構造的に書かれた中身の濃い音楽です。演奏しているのは、既にブラームスの交響曲全曲をリリースしているオルソップ。美声で知られるステファン・ゲンツと1990年生まれの新鋭ソプラノA.L.リヒターのソロが、ライプツィヒMDR放送交響楽団と合唱団の渋い音色に花を添えています。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572996

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    マデルナ:レクイエム(ライプツィヒMDR放送合唱団/ロベルト・シューマン・フィルハーモニー/ベールマン)

    ヴェネツィアで生まれ、音楽院で作曲をマリピエロに学んだマデルナ(1920-1973)。イタリアの前衛音楽の発展と推進に尽力したことで知られています。このアルバムに収録された「レクイエム」は彼の26歳の時の作品で、長い間失われていたと見做されていたものです。1943年、第ニ次世界大戦に徴兵された彼は、イタリアのかつての同盟国であるドイツ軍の捕虜となり、死を覚悟するまでに至りました。ほどなく解放されたのですが、その時の経験がこのレクイエムを書く元となっています。先輩であるヴェルディやベルリオーズの作品を研究した上で書かれたこの作品は、彼の死後36年を経て、ようやく2009年フェニーチェ劇場で初演されたのです。彼の平和主義が表現された壮大な作品と言えるでしょう。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5231

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    メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」(ツィーザク/マーンケ/ゲンツ/ルーカス/ライプツィヒMDR響/合唱団/メルクル)

    イスラエルの神ヤハウェに仕える預言者を描いた、メンデルスゾーン最後の完成作品であるオラトリオ「エリア」。1836年に初演された「パウロ」を越える物を書くために、ルターが訳したドイツ語聖書をもとに作成された台本を練り上げ、感動的な音楽が付けられています。旧約聖書の「列王記」に記されたエリアは、徹底した預言者であり、正しき言葉を伝えるためには、権力者から民衆まで、この世の全てを敵に回すことも厭わないほど激しい人物でした。しかし、メンデルスゾーンは、彼の中に理想の指導者の姿を見出し、音楽で余すことなく描き切ったのです。準・メルクルは現代最高の歌い手たちとともに、この素晴らしいオラトリオを理想的な形で現代に問います。(2010/12/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572228-29

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    メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」(ツィーザク/エルトマン/エルスナー/ライプツィヒMDR響/合唱団/メルクル)

    メンデルスゾーンの交響曲第2番は印刷技術発明400年を祝う式典のために書かれ、1840年に完成。実際には彼の交響曲の中で4番目に完成されたものですが、出版の関係で第2番の番号が付されています。独唱、合唱、オルガンを用いた壮大な作品ですが、なぜかあまり人気のでないところが不思議でもあります。たしかに金管楽器で奏される冒頭のテーマは口ずさむのに少々勇気が要りますが・・・。この曲は当初は交響曲ではなく「交響カンタータ」というジャンルで想定されました(確かに前半のシンフォニアの部分だけでも、充分に1曲の交響曲として成り立つだけの分量があります)。メンデルスゾーンは初演後、この曲に改定を加え、現在演奏されるのはほとんどがこちらの改定版で、この準・メルクル盤も改定稿を使用しています。全てが念入りに整理され、すっきりとした音色と、厚みのあるハーモニーが愉悦感をもたらすこと間違いありません。(2011/02/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572294

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    ラヴェル:ダフニスとクロエ/シェエラザード、おとぎ話への序曲(フランス国立リヨン管/メルクル)

    一連のドビュッシーの録音で、その鋭敏な感性をまざまざと見せつけてくれた準・メルクル。今回は、一層色彩的で情熱的なラヴェルの作品集をお楽しみいただきましょう。2世紀末~3世紀初めのギリシアの作家、ロンゴスによる純愛物語「ダフニスとクロエ」によるバレエ音楽はディアギレフのロシア・バレエ団の依頼によって書かれました。精緻なオーケストレーションは音の魔術師ラヴェルならでは。様々な指揮者、管弦楽団による名演が存在しますが、きっと当盤もその中の一つに数えられるであろう輝きを有した演奏です。序曲「シェエラザード」は本来劇音楽として構想されたものですが、序曲だけが完成。こちらも美しい音楽であることは言うまでもありません。(2009/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570992