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マン, ポール

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    ニクソン:管弦楽作品全集 1 (トロク/コダーイ・フィル/マン)

    イングランドの作曲家、指揮者ヘンリー・コッター・ニクソンの作品集。存命時の19世紀終わりには高い地名度があったものの、現在では忘れ去られてしまい、ピアノ三重奏曲など僅かな作品が目録に残っているのみの人です。彼はロンドンの音楽的な家庭に生まれ(弟もヴァイオリニストとして活躍)、1864年に最初のコンサートを開催、教会のオルガニストを務め、また作曲活動に従事、1880年に作曲した「ピアノ三重奏曲」が評判となり、また1882年に作曲した「パラモンとアーサイト」は、イギリスの音楽史に登場した初めての“交響詩”としてイギリス近代音楽の記念碑的存在と見做されています。この曲集は、ロイヤル・カレッジ音楽院のニクソン・コレクションに収蔵されているスコアを復元、演奏したもので、ヘンデルとエルガーを繋ぐ「英国のロマン派作曲家」としてのニクソンの姿を知る貴重な1枚です。  (2017/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0372

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    ニュートン:管弦楽作品集 1 (リャヴァタ/シェスタコヴァー/マラガ・フィル/マン)

    イギリスの作曲家ロドニー・ニュートンの作品集。もともとオーケストラでティンパニ、打楽器奏者として活躍し、ブラス・バンドの作品を多く書いていた作曲家ですが、管弦楽のための作品はほとんど知られることがありませんでした。今回初録音となる2曲の交響曲は、ヴォーン・ウィリアムズやマルコム・アーノルド作品を思わせる「英国管弦楽作品」の伝統に則ったもので、大いなる自然の描写や、淡い色彩感を持つ管弦楽法が駆使された雄大な音楽です。特にゆっくりとした楽章での独特な雰囲気は、聴き手に強い印象を残します。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0459

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    バクリ/コープ/ハウテキエト/キンセラ:管弦楽作品集(ウクライナ祝祭管/マン)

    第1集(TOCC-333)に次ぐ、TOCCATA CLASSICSレーベルの創業者、マーティン・アンダーソンが妻ヨディット・テクレに捧げる特別な1枚。テクレが病を宣告されたのは2014年後半のこと。翌年4月に幼い息子を残しこの世を去ってしまった彼女のためにマーティンは友人の作曲家たちに曲を依頼、最終的に100曲以上も寄せられた様々な作品を彼は少しずつ録音し、音源の販売利益を慈善団体に寄付しています。この第2集には12人の作曲家たちの作品を収録、深い哀しみの共感から生まれた稀有なアルバムです。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0370

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    バルトーク/ボニン・デ・ゴンゴラ/ボルコム/ラヴェル:ピアノ作品集(ワン・チュン)

    2017年に開催された「第59回ハエン国際ピアノ・コンクール」で優勝した中国のピアニスト、ワン・チャンの記念リサイタルを収録したアルバム。ラヴェルで始まりラヴェルで終わるという洒落た選曲で構成された1枚からは、彼の溢れ出る才能が伝わってきます。ハエンのコンクールでは、毎年必ず新作が演奏されますが、2017年の新作は1970年マドリッド生まれのボニン・デ・ゴンゴーラの「ハエンの幻想曲」。ベートーヴェンのソナタを思わせる古典的な作品ですが、旋律の素材はすべてハエンの伝統的な民族音楽に基づいており、このコンクールの課題曲にふさわしいものとなっています。優勝記念としてコンクール直後に収録されたラヴェルの協奏曲では、彼が持つ技巧と音楽性、主張が惜しみなく披露された情熱的な演奏を聴くことができます。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573945

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    ブラームス/ソーデルリン/ルーザス/ケレム/エルコック:管弦楽作品集(コダーイ・フィルハーモニー管/マン)

    TOCCATA CLASSICSレーベルの創業者、マーティン・アンダーソンの妻ヨディット・テクレが病を宣告されたのは2014年の後半のこと。彼は最愛の妻の気持ちを慰めるために2015年の彼女の誕生日である12月にコンサートを開くべく、友人の作曲家たちに「弦楽合奏のための作品」を依頼しました。しかし、そのコンサートは実現することなく、ヨディットは37歳の若さで2015年4月24日に5歳の息子アレックスを残してこの世を去ってしまいました。/彼女のためのコンサートは実現しませんでしたが、その際に作られた作品だけでなく、最終的には100以上の弦楽オーケストラのための曲が寄せられました。「我が愛への音楽のプロジェクト」と名付けることができるまでになったのです。このCDの販売利益は、2つの慈善団体(ヨディットの最期を力づけた)に寄付され、彼女の命を奪った「癌撲滅」のために使われることとなります。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0333

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    ブラームス・バイ・アレンジメント 2 - ホロウェイによるオーケストラ編曲集(BBC響/マン)

    TOCCATAのブラームス・バイ・アレンジメント、第1集は弦楽五重奏曲やクラリネット五重奏曲を弦楽三重奏に凝縮したものでしたが(TOCC-66)、この第2集は4手連弾または2台ピアノによる曲をオーケストラへと拡大したプロジェクトです。編曲は英国の作曲家ロビン・ホロウェイ。彼は「2台ピアノのためのソナタ Op. 34a」について「規模の大きさと充実した構造、作品に込められた野心と感情の深さは、シンフォニックな表現が似つかわしい」と語り、交響曲として再創造しました。シューマンの「カノン形式の練習曲」はドビュッシーが2台ピアノに編曲した版を更にオーケストレーションしたものです。(2023/05/19 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0450

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    フルーリー:歌劇「明るい夜」(ワーグナー/ビュールマン/ヴィジリウス/ゲルトナープラッツ室内合唱団/ゲッティンゲン響/マン)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。この《明るい夜》はフルーリーの2作目の歌劇で、1935年に1回のみラジオで放送された後は、演奏されることがありませんでした。フルーりーは愛と理性、嫉妬、執着、復讐などさまざな人間の感情が交錯する物語りを、リヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派風の響きと、アルバン・ベルクのような響きを交えながら執拗に描いていきます。主役の医師を歌うのはドイツ・リートやカンタータの録音でおなじみのダニエル・オチョア。フルーリー作品を得意とするポール・マンの指揮で。(2021/11/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0580

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    フルーリー:歌劇「破戒の聖僧ヴィターリス」(ネルセン/ガスナー/シュティアー/ニュルンベルク響/マン)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲を、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。この歌劇《破戒の聖僧ヴィターリス》は、彼の4作あるオペラの最後の作品で、1962に年完成、その翌年に初演されるも、その後は今回の録音が行われるまで演奏されることがありませんでした。原作となったスイスの作家ゴットフリート・ケラーの同名の小説は、あらゆる手段を用いて娼婦を真人間に戻すべく翻弄するヴィターリスを巡る物語。陽気な村の生活に隠された不穏な空気が見事に描かれており、フランツ・ヨハン・ダンツの台本は物語を忠実に再現。そしてフルーリーは登場人物たちの独唱と合唱に美しい旋律を与え、オーケストラから後期ロマン派風の色彩豊かな響きを引き出すことで、聴きごたえのある作品にしています。演奏は、知られざる作品の演奏に力を注ぐ指揮者ポール・マン。独唱者たちの熱唱も聴きどころです。ブックレットにはドイツ語の歌詞とその英訳を掲載、また1963年初演時の写真も掲載されています。(2022/10/14 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0632

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    フルーリー:管弦楽作品集 3 (BBC響/マン)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。音楽一家に生まれ、地元の音楽院でフェリックス・ワインガルトナーに指揮、ウィーンではヨーゼフ・マルクスに作曲を学びました。やがてゾロトゥルン市のオーケストラを30年間指揮するとともに、作曲家としても活動。後期ロマン派の作風を踏襲する雄大な作品を数多く遺しています。このアルバムには1920年代の交響曲第1番と50年代の交響曲第4番を収録しています。抒情的で壮大な第1番はブルックナーを彷彿させ、またハリウッド映画の音楽のようなゴージャスな響きを味わえる第4番は、彼が幼少期に訪れたリヒテンシュタインでの思い出からインスパイアされたという作品です。ポール・マンが指揮するBBC交響楽団が作品の持ち味を存分に生かした演奏を聴かせます。(2023/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0643

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    フルーリー:バレエ音楽集(ニュルンベルク響/マン)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。彼の作風は師のフーバーやマルクスからの影響を受け継いだ後期ロマン派風の雰囲気を帯びていますが、その作品には20世紀初頭の新古典主義や印象派の影響も感じられる、さまざまな手法が取り入れられているのが特徴です。このバレエ「魔法の鏡」は、彼が若い頃から情熱を燃やしていた劇場のための音楽で、男女間の「秘められた恋愛」から生まれるいざこざを魔法の呪文とダンスのステップで包んだ“大人のメルヘン”といえる内容。場面ごとに様々なスタイルを融合させた曲が付けられた楽しい作品です。そのほぼ30年前に作曲された「小さなバレエ音楽」も、無邪気な各曲のタイトルの背後に、きわめて躍動的な音楽が隠されています。ポール・マンが指揮するニュルンベルク交響楽団の演奏が、彼が表現したかったであろう「ざわめく世界」を見事に描き出しています。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0552