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ニケ, エルヴェ

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    風景~フランス・ロマン派の歌曲、管弦楽曲集(ジャンス)

    【歌姫ジャンスと奇才ニケによる、フランス・ロマン派の秘曲集】豪華共演によるフランス・ロマン派の管弦楽伴奏歌曲を集めた一枚。パラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)の全面協力のもと、歌曲はもとより間奏曲のように挿入された管弦楽曲も含め、現在ではほとんど知られていない作品ばかりなのも嬉しいところです。ゆったりとしたテンポながら大きな山を築く曲想が多く、ジャンスの柔らかな声質とドラマティックな表現が、ニケにより妥協なく組み上げられる構成に支えられ作品の中で美しく映えています。(2024/03/22 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1030

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    フェルナン・ド・ラ・トンベルの肖像~室内楽、合唱作品、管弦楽作品(アモイヤル/ベロン/ベルトラン/ブロンコーエン/オリオ/ミンナール/イ・ジャルディーニ)

    【フランス音楽ファン垂涎!多彩な顔を持つラ・トンベルの作品集】天性の強靭な気質と好奇心のため、フェルナン・ド・ラ・トンベルは、フランス・ロマン派の作曲家達の中でも特殊な立ち位置にいると言えます。彼は様々な様式の折衷のようでありつつ、どれとも異質であるというような作品を多く残しており、それらの曲自体の素晴らしさもさることながら、19世紀から20世紀への転換点のフランスにおける、社会的芸術的な動きを体現しているという点で再評価されるべき作曲家です。今回のアルバムはその作品を多方面から鑑賞することが出来るもので、オペラのようなニュアンスを取り込んだ管弦楽作品から、内省的な室内楽作品や、ルネサンスのマドリガルを思わせるような合唱曲までを収録しています。最初に収録された、荘厳な「ピアノと管弦楽のための幻想曲」を聴くだけでも、トンベルのひらめきの素晴らしさを十分に感じることが出来るでしょう。(2019/12/20 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1038

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    フランク:管弦楽作品全集(フランス放送合唱団/ノアック/ティベルギアン/リエージュ王立フィル/アルミンク)

    【生誕200年!貴重な初録音曲を含むフランク管弦楽作品全集】ベルギーを代表する作曲家セザール・フランクの生誕200年を記念し、その管弦楽作品を全て収めた4枚組のアルバムが作曲家の母国のレーベルFuga Liberaから登場。管弦楽は全曲でフランク生誕の地リエージュの王立フィルハーモニー管弦楽団が担当。アルミンク指揮による交響曲ほか収録のアルバム(FUG596)、ロトの指揮とティベルキアンのピアノによる管弦楽作品集(CYP7612)を中心に、ニケ指揮の交響詩「贖罪」全曲録音(MEW1994/NYCX-10106)から「管弦楽の断章」(間奏曲とも、この1曲で交響詩「贖罪」とも呼ばれる部分)、さらにブルーズとマダラシュによる多数の新録音を加えることで完成されています。既発アルバムの演奏はいずれも高い評価を得たものでこれだけでも聴き応え十分と言えますが、注目はフランス音楽研究家ジョエル=マリー・フォーケが、紛失したとされていた「贖罪」(管弦楽の断章)第1版を発見、今回行われた初録音です。特異な転調が繰り返されるため「贖罪」全曲初演時に演奏が拒否されて省かれ、翌年全く違う曲へと差し替えられたこの作品本来の姿を初めて聴くことができます。また12歳で作曲したピアノと管弦楽のための2つの変奏曲、14歳で書かれたピアノ協奏曲も新録音にて収録されており、作曲家の早熟ぶりも実感できます。ちなみにピアノ協奏曲「第1番」は紛失したとも、天才少年としての息子の評判を上げようとした父親のでっち上げとも言われ、この決着は現在もついていないということです。そして人気の高いピアノ曲にピエルネがオーケストレーションを施した「前奏曲、コラールとフーガ」も収録されているのが嬉しいところ。このピエルネの編曲作を除いて、全ての収録作品がきっちり作曲順に収録されるよう、アルバムのカップリングが組み替えられているのも凝ったところで、その作風の変転を追い、傑作「交響曲 ニ短調」が生まれるまでの過程を辿れることも、大きな聴きどころといえそうです。(2022/04/08 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG791

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    フランク:交響詩「贖罪」(ユボー/フランダース放送合唱団/リエージュ・フィルハ/ニケ)

    【古楽大国ベルギー発、ピリオド指揮者ニケが正面から向き合ったフランクの秘曲】ドイツ語圏にほど近いベルギー東部で生まれ育ったフランクの音楽は、若き日の作品群よりもむしろ、後年フランスに帰化し、パリでフランス国民音楽協会の一員として活躍するようになってからの大作群が有名です。交響曲やイ長調のヴァイオリン・ソナタがその代表ですが、しかし生前のフランクはむしろ、国民音楽協会発足の前から稀代のオルガン奏者として知られていました。リストやブラームスのように、19世紀の芸術家の目線でキリスト教と新たに向き合った中後期の重要作品もありながら、意外なほど録音はなされていません。この『贖罪』もまさにそうした作品のひとつで、たびたび演奏される間奏曲(“交響詩「贖罪」”という呼称でも知られる楽章)のほかは20世紀のプラッソン録音以降、ほとんど新録音が現れませんでした。フランクの『贖罪』は、メゾソプラノ独唱と合唱を中心に展開してゆく物語とともに、管弦楽が壮麗な音楽絵巻を織り上げてゆく内容。オラトリオと呼ばれることもありますが、フランク自身がこれを「詩曲=交響曲Poeme-Symphonie」と題しているところからも、管弦楽の扱いに主眼が置かれていることは明らかです。今回の指揮者は、NAXOSやALPHAでシャルパンティエやリュリなどバロック作品を手がけ、Glossaでもヘンデル『水上の音楽』を手がけたフランスの古楽器系指揮者エルヴェ・ニケ。近年サン=サーンスやデュカスなど、急速にフランス近代作品の録音で実績をあげるようになってきた名匠と、作曲家の故郷ベルギー随一の名団体王立リエージュ・フィルの演奏でこの知られざる傑作を聴けるのは貴重。図版多数の充実解説はMusique en Wallonieレーベルならでは。この秋とくに見逃せないリリースです。(2019/11/15 発売)

    レーベル名:Musique en Wallonie
    カタログ番号:MEW1994

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    ベネヴォリ:ミサ曲「神が私たちと一緒なら」/マニフィカト(ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ)

    (2018/06/29 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA400

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    べネヴォリ:ミサ曲/晩課のための音楽「アッツオリーナのミサ」/「マニフィカート」(ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ)

    現在は別の作曲家のものと推定されていますが、イタリアのベネヴォリは、「ザルツブルク大聖堂の献堂式のための53声部のミサ曲」の作曲者としてのみ名高い存在です。当時は有名だったベネヴォリも現在では殆ど忘れられた存在となっており、これは貴重な録音です。二重合唱のためのミサ曲は、ポリフォニーの伝統を継承しつつ、複合唱のための音楽の名手らしい、再評価されるべき作品です。その他、晩課のための美しい合唱曲を集めました。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553636

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    ベルリオーズ:荘厳ミサ曲 H. 20 (ゴンサレス/ベーア/ヴォルフ/ル・コンセール・スピリチュル/ニケ)

    【鬼才ニケが放つ、若きベルリオーズの純然たる才能の驚き!聞き覚えのある旋律も…!】ベルリオーズが、まだ医学生としてパリで勉強していた頃からそう時間も経たない頃、サリエーリのオペラを聴いて本格的に音楽の道を志し、ついに書きあげた最初期の大作……ベートーヴェン『荘厳ミサ曲』の数年後、ケルビーニやシューベルトのミサ曲と同時期に書かれたベルリオーズの『荘厳ミサ曲』は、作曲者自身が楽譜を破棄したという証言に基づき長く未知の存在でした。しかし20世紀の終わりに奇跡的にベルギーで楽譜が発見され、ジョン・エリオット・ガーディナーが間もなく録音。ピリオド楽器で19世紀の作曲家の作品が世界初録音されたことも当時としては斬新でしたが、以後めったに新録音が現れないというのは作曲家像を見極めるうえであまりに惜しい事態でした。そこへ今回、かつてヘンデルの『王宮の花火の音楽』の徹底した古楽器再現で話題を呼んだエルヴェ・ニケがまったく新しい録音をAlphaからリリースするというのは、大きな朗報ではないでしょうか。『荘厳ミサ曲』はベルリオーズ齢21の頃、まるで音楽教育を施されていないに等しい状態で書きあげた大管弦楽つきの大作。初演には大きな困難が伴いましたが、その結果に当時のパリの音楽通たちは息をのみ、常軌を逸した異才の登場に驚きました。『幻想交響曲』誕生の5年前のことです(この『荘厳ミサ曲』には、『幻想』第3楽章のメロディが合唱付きで現れるほか、『レクイエム』の「テューバ・ミルム」の原曲など、他の作品に転用された箇所が散見されます)。作曲家は後に自筆譜を破棄、1991年にベルギーのアントウェルペン(アントワープ)で楽譜が奇跡的に発掘されるまで長らく幻の作品となっていたこの大作を、古楽器演奏に通じたエルヴェ・ニケ率いるル・コンセール・スピリチュエルの演奏で聴くことが出来ます。管弦楽には無孔ナチュラル金管のパイオニアたるマドゥーフ兄弟や、セルパンの名手パトリック・ヴィバール(レ・シエクルのオフィクレイド奏者)のような敏腕ソリストたちも名を連ね、パリの人々を驚かせた生まれたての19世紀サウンドに最新の古楽的知見とともに迫ります。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA564

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    ヘンデル:戴冠式アンセム集(ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ)

    【生々しい18世紀式の迫力そのままに響く、ヘンデルの充実傑作群!】ヘンデルの合唱曲の中でも、金管や打楽器を交えたオーケストラが壮麗な響きを作り出す大作はロマン派時代にも人気が高く、19世紀にも多くの作品が蘇演され評判を呼んでいました。その迫力はヘンデル生前の演奏様式に立ち返っても有効なだけでなく、時に現代楽器演奏をも凌ぐインパクトさえ与えうるものであることを、欧州古楽シーンの最前線をゆく才人エルヴェ・ニケがありありと伝える痛快な名演が登場します。『メサイア』作曲の2年後、オーストリア継承戦争中の英国軍勝利を祝して書かれた1743年の『デッティンゲン・テ・デウム』と、英国王室の式典で今なお演奏される「司祭ザドク」をはじめとする『戴冠式アンセム』(1727年、ジョージ2世の戴冠式のために作曲)のカップリングですが、注目は初演時に近づけた編成の大きさ! 総勢35名の合唱、コントラバス2を含む弦20名、2パートのオーボエ各5にファゴット6、トランペット8にティンパニ2組という大編成を採用。金管には18世紀流の指孔なしナチュラルトランペットの名手マドゥーフ、木管には『王宮の花火の音楽』録音から楽器再現も含めてニケの協力を続けるジェレミー・パパセルジオーら、最前線の名手たちが加わっての演奏はまさに圧倒的。古楽器ならではの響きを伴うファンファーレの痛烈な迫力から、合唱と器楽の玄妙な交錯まで、聴き手をはっとさせる強い存在感の解釈がそこかしこに詰まっています。ニケとヘンデルの相性の良さを改めてよく示す新時代の名盤です。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA868

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    ボワモルティエ:バレエ音楽「公爵夫人家のドン=キホーテ」(ル・コンセール・スピリチュエル /ニケ)

    いくつかの器楽曲の録音だけで辛うじてその名を知られているボワモルティエ、実は18世紀フランスでは稼ぎの良い流行作家でした。初演後二百年近く埋もれ20世紀後半によみがえった幻の傑作がこの作品です。名技性が要求される上に流行作家らしい直接的な感情表現の楽しさが魅力で、復権著しい声楽付きフランス・バロック音楽の中でも特に注目すべき作品の一つです。日本人が登場するのも我々には必聴モノ。唯一の全世界発売盤がこの価格で実現するのはナクソスだけです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553647

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    ボワモルティエ:村のバレエ/セレナード(ル・コンセール・スピリチュエル /ニケ)

    耳新しくて楽しいバロック音楽を探している貴方にぴったりの一枚をご紹介します。18世紀フランスで活躍したボワモルティエは史上初の「作曲だけで生計を立てた」作曲家の一人、当時の聴衆にウケて売れたからですが、支持された理由の一つが楽器の組合せの妙。それは当盤を聴けば分かります。今日のオーケストラを聴き馴れた私たちには新鮮で奇妙な響き、これが田舎っぽくもあり、実にいい味を出しています。ミュゼット(フランスのバグパイプ)と鍵盤楽器ハーディー・ガーディーがサウンドの秘密。しかも思わず踊りたくなる曲想。これは理屈抜きに楽しいです!(2000/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554295