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スクリーブ, オギュスタン・ウジューヌ(1791-1861)

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    エルナ・ベルガー:声の肖像(1934-1949)

    ドイツ語圏で活躍したコロラトゥーラ・ソプラノは、日本でも根強い人気を持っています。初期のシュヴァルツコップはもちろん、リタ・シュトライヒ、エリカ・ケートなどが50~60年代に人気を得ました。エルナ・ベルガー(1900‐90)は彼女たちの先輩格で、大きな影響を与えた存在です。ベルガーの時代のコロラトゥーラはモーツァルトだけでなく、ベルカント・オペラや《椿姫》などの主役もドイツ語で歌いました。もちろんアリアだけでなく全曲を歌劇場で歌ったのです。ベルガーの歌に澄明さと可憐さだけでなく、懐の深さが感じられるのはそのためでしょうか。(山崎浩太郎)(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110733

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    オーベール:歌劇「青銅の馬」(フックス/ディ・コスタ/ヘッペ/トーンキュンストラー合唱団/大ウィーン放送管/クルト・リヒター)

    【フレンチ・オペラの忘却の大家、オーベールの貴重な録音を復刻!】ケルビーニに作曲を師事し、1842年に現在のパリ音楽院の院長に就任、1852年にはナポレオン三世の王室礼拝堂楽長にも就任したオーベール。当時パリ・オペラ座で人気を博したその作品ですが、現在では全曲で演奏されることはほとんどありません。台本作家ウジェーヌ・スクリーブとの共作で作られた代表作の一つを、1953年にオーストリア放送で録音した貴重な放送用音源より復刻。歌唱はドイツ語となっており、ウィーン伝統の響きで楽しむことが出来ます。物語は『アラビアン・ナイト』に含まれる物語を発展させ、舞台を中国としたもの。その背に乗った男全てを、美しいステラ姫率いる女性たちの待つ金星へと連れていく青銅の馬。そこで課された問題を解決すれば、美しい女性たちのうち一人を選び共に地球へ帰れますが、解決できなければ一人で追い返され、その体験を他人に話すと石になってしまいます。この青銅の馬をめぐる、王子や老官吏たちの物語。(2020/02/07 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C986192

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    オーベール:歌劇「石工」(ドイツ語歌唱)(ドッツァー/フックス/ポリティス/レッセル=マイダン/トーンキュンストラー合唱団&管弦楽団/テンナー)

    19世紀フランスで最も成功した歌劇作曲家の一人、オーベールの知られざる歌劇《石工》。フランス革命から連綿と続く“救出オペラ(主人公が不当な危機に陥るも周囲の人々によって助けられる)”であり、ボワエルデューなどのフランス歌劇の伝統に則った様式を持ちながら、ロッシーニを思わせるイタリア風の華やかさも備えた作品で、初演当時は絶大な人気を獲得した作品で、1825年の初演時から1896年まで、実に525回も上演されたという記録がありますが、現在では全く演奏されることがありません。この録音は1950年にウィーンで上演された際の記録であり、ウィーン伝統の響きを備えたニーダーエースターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団(ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団)と歌手たちが絶妙の演奏を繰り広げています。(2019/12/13 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C985191

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    オーベール:歌劇「水の精」(クルソ/ロルティオワ/レ・メタボール/オルケストレ・ド・ フリヴォリテ・パリジェンヌ/ライラント)

    1844年3月26日にパリのオペラ・コミークで初演され、すぐさま大成功を収めたオーベールの歌劇《水の精》。引き続きドイツをはじめとした地方公演にかけられ、1887年までに164回(1865-66年のテアトル・リリクでの17回公演を含む)が行われるほどの人気を獲得、アダンはこの作品の旋律を用いた「ポプリ」を作り、詩人ハイネも高く賛辞するほどでした。台本を制作したのは、オーベールと長きに渡り共同作業を行ったスクリーブ。オーベールと彼は、実に38作品に及ぶ作品を創り上げています。「山の中で素晴らしい歌声が聞こえる」という噂を耳にしたイタリアの歌劇場支配人ボルボヤ、歌声の主であるツェルリーナ、冒険者(密輸業者)スコペット、若い水兵スキーピオン…彼らが織りなす、愛と幻想に満ちた物語をお楽しみください。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660436

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    エンリコ・カルーソー全集 2 (1903-1906)

    イタリアの生んだ「テノールの王」カルーソーは、歌劇場で大活躍するばかりでなく、20世紀の初頭、まだ揺籃期にあったレコードに早くから関心をしめし、大量の録音を残しました。かれのレコードの爆発的大ヒットこそが、まだ海のものとも山のものともわからなかったレコードを、産業として成立させたとさえいわれます。録音順に編集された当全集、この第2集ではいよいよ、かれがその名声を決定づけたアメリカでの録音がメインとなります。また。作曲家レオンカヴァルロ自らのピアノ伴奏による「朝の歌」が聴けるのも楽しみ。SPの復刻では世界的評価を得ている、ワード・マーストンによる復刻も見事です。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110704

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    エンリコ・カルーソー全集 3 (1906-1908)

    1903年、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビューしたカルーソーは、たちまちスーパー・スターとなり、オペラ活動の大半をこの歌劇場ですごすことになります。レコード吹き込みもさかんに行われ、このCDに収められた《清きアイーダ》はSPでは未発売でしたが、はやくも3回目の録音となるものでした。独唱ばかりだったこれまでの録音と異なり、メトの名歌手たちとのアンサンブルも含まれ、彼の別の一面を知ることができるのもこのCDの魅力。なおトラック6の〈愛する美しい乙女よ〉は、録音時の音程が不明なため、2通りの復刻が収められています。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110708

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    エンリコ・カルーソー全集 4 (1908-1910)

    1908年から1909年にかけて、カルーソーの黄金の声に危機が訪れました。一時的な音声障害に陥ったとされていますが、その間をはさんで収録されたこのCDの録音を聞く限り、彼の声にかげりが出たとは思われません。カルーソー本人は「声」の美しさのみに執着したとも言われていますが、実はそれ以上に素晴らしいのは、彼のあざとさのないフレージング、微妙な陰影、色彩でしょう。ヴェルディのミゼレーレのようなハードなアリアにおいても、トスティの歌曲においても、その特長は聴き取ることが出来ます。ベル・カントの精髄を存分に味わうことのできる全集の第4弾です。(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110719

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    エンリコ・カルーソー全集 12 (1902-1920)

    1898年25歳にして、ミラノのテアトロ・リリコにおける「フェドーラ」で世界的名声を手に入れたカルーソーは、1902年にコヴェント・ガーデンでその名声を不朽のものとしましたが、1920年12月「愛の妙薬」の演奏中に吐血し、演奏活動を停止。引退を危ぶまれるも、果敢にカムバックしますが、翌年48歳の若さで亡くなりました。このCDには、20年の事故直前、カルーソーの最盛期に収録されたものが中心となっています。原盤が失われているマイアベーアの「アフリカの女」など、貴重な復刻を含む一枚です。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110753

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    グノー:歌劇「血まみれの修道女」(オスナブリュック響/ボイマー)

    (2010/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777388-2

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    グノー/シュポア/シューマン/マイアベーア/ムソルグスキー:バスのためのオペラ・アリア集(ハヴラタ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10878