トットーラ, アンドレア・レオーネ(-1831)
Search results:14 件 見つかりました。
ロッシーニが1822年に作曲した歌劇《ゼルミーラ》は、彼がナポリの劇場のために書いた最後の作品。2月16日にナポリ・サン・カルロ劇場で初演され、その1か月後にロッシーニは歌劇で主演を務めた歌手イザベラ・コルブランと結婚。作曲当初から予定されていたウィーンの上演に出かけたロッシーニは、その後ナポリに戻ることはありませんでした。ナポリ、ウィーンとも初演は成功を収めましたが、1826年にパリで初演された際には、歌手勢が一新されたこともあり、ロッシーニはいくつかの場面に変更を加え、ゼルミーラの夫イーロ役の歌唱難易度を高めるなど、当時の歌手たちを引き立てる工夫をしています。この時代の作品らしく序曲はなく、幕が上がるといきなり緊迫の場面が展開、観客は有無をいわさず物語に引き込まれていくという手法が採られており、ここではジェルメッティの指揮のもと、優れた歌手たちが迫真の歌唱を聴かせます。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.660468-70 |
NAXOSの膨大なレパートリーの中にありそうでなかったのが、ロッシーニ(1792-1868)歌劇の序曲全集です。もちろん有名曲を一通りつまんだアルバム(8.550236)など、一部の曲は楽しめたのですが、折角ならば全曲を聴いてみたいと熱望するファンの声に応えて、この度4枚からなる全集を企画、その第1集となるのがこちらというわけです。さて、冒頭から聴いてみてください。抜けの良い録音と闊達なるベンダの指揮は、耳をわくわくさせること間違いなし。第3曲目はタイトルこそ「イギリスの女王エリザベス」ですが、使い回しの多いロッシーニのこと、今では「セビリアの理髪師」の序曲として知られているものです。喜劇あり悲劇ありのロッシーニの奥深い世界、まずは序曲から足を踏み入れてみませんか?(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570933 |
マリーナ・レベカは、ラトビアのリガ生まれ。2007年7月、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業し、アルベルト・ゼッダ指導によるアカデミア・ロッシニアーナで研鑽を積みました。/2007年にはペーザロの「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」に出演し、ロッシーニ歌手としての評価を高めました。2009年には来日公演も果たし、圧倒的な歌声で聴衆を魅了しています。/2013年にはモーツァルトのアリア集をリリースし話題となったレベカですが、2018年のロッシーニ没後150年に向けていよいよ本命「ロッシーニ・アリア集」をBRKLASSIKからリリースします。/あまり耳にする機会の多くない歌劇から選ばれたこれらのアリアですが、どれも非常に説得力に富んだすばらしい曲ばかり。技術的に難しいだけでなく、高い表現力も求められるアリアですが、レベカは安定した技巧をもってこれらを完璧に歌いこなしています。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
---|---|
カタログ番号 | :900321 |