バッハ, カール・フィリップ・エマヌエル(1714-1788)
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大バッハの最初の妻の2番目の息子カール・フィリップ・エマヌエル。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンら、同時代の大作曲家たちから尊敬された彼の鍵盤音楽が、何故か、20世紀終わり頃から、ピリオド楽器ではなく現代のピアノでとりあげられるようになってきています。時流に遅れないように、これらの音楽に耳を傾けてみましょう。なるほど、急速な楽句や変転する調性が織り成す、激しい音楽表現。これは現代のピアノの表現力にぴったりマッチ。ソナタの急速楽章や、「ロンド変ロ長調」などが特に優れています。将来を特に嘱望されている若手ヒンターフーバーの演奏が見事。アーチストのサイトも公開されています。(URLはブックレット参照)(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557450 |
ヨーロッパで注目されている若手ヴィオラ奏者マティス・ロシャが宿願だったというC.P.E.バッハのチェロ協奏曲に挑んだアルバム。ロシャはケルンでアントワン・タメスティに、ライプツィヒでタチヤナ・マスレンコに師事、現在はミゲル・ダ・シルバと共にベルギーのエリザベート王妃音楽院でアーティスト・イン・レジデンスを務めつつ、ベルギー、ドイツ、フランス、スイスなどで演奏活動を行っています。2021年にはラフマニノフのチェロ・ソナタや歌曲をヴィオラで演奏したアルバムをリリースして、そのテクニックと歌心あふれる演奏が注目されました。ここでは彼がかねてからの夢だったと語るC.P.E.バッハのチェロ協奏曲 変ロ長調 Wq 171のソロをヴィオラで演奏。原盤解説(英語・独語)では「この曲の軽やかなヴィルトゥオジティはヴィオラに向いている」と語る一方、10代の頃からの相談役であった指揮者ハワード・グリフィスに賛同してもらうためにアレンジには周到な工夫を凝らしたとも語っています。他にはヴァイオリンの名手だったグラウンの作品を2曲収録。コンチェルタンテで共演しているのは2014年メニューイン国際コンクールの覇者、オランダのステファン・ワーツ。グリフィス率いるカメラータ・シュヴァイツが見事なサポートを聴かせます。(2024/03/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555613-2 |
当時は偉大な父よりも有名だったカール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、チェンバロ奏者として名をはせ、作曲家としても多作家で大活躍しました。いわゆる「多感時代」に属する作曲家で、その音楽は感情や情緒の直接的な表出を特徴とします。チェンバロ協奏曲を編曲したこのチェロ協奏曲でも、特に緩徐楽章にその魅力が全開、疾風怒涛の急速楽章も聴かせます。国際的に活躍するイギリスの若き名チェリスト、ヒューの演奏でどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553298 |