バッハ, カール・フィリップ・エマヌエル(1714-1788)
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テヘランにルーツに持つフルート奏者、作曲家レザ・ナジファール。母国でフルートと作曲を学び、その後、オランダとウィーンに留学、研鑽を積みました。若いころからオーレル・ニコレやジェームズ・ゴールウェイらの薫陶を受け、ウィーン劇場オーケストラで3年間活躍するなど、幅広い活動を行った彼はバロックから現代まで幅広いレパートリーを持っています。作曲家としては、独奏作品だけでなく、室内楽作品や管弦楽作品までと幅広いジャンルの作品を書くだけでなく、このアルバムに収録された編曲もののような、様々な曲をふさわしい形にアレンジする才能も高く評価されています。幾度となく耳にしているはずのバッハの名作も、楽器が変わることで新鮮な響きが生まれます。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Austrian Gramophone |
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カタログ番号 | :AG0012 |
このシンフォニア集は、交響曲の歴史の中でも一際重要視されています。オペラの序曲等であった交響曲が、確固たる演奏会用芸術作品として羽ばたいて行く独立宣言が高らかに謳われているからです。楽章の性格付けの明確化、既存のパターンからの脱皮など、円熟に安住しないバッハの情熱が全編にあふれています。さらに強烈なのが和声的な大胆さ!特に、第3番の第1楽章から第2楽章にかけては、低音にBACH音型を使ったり、とんでもない移調を試みたりしています。斬新さと輝きに満ちたC.P.E.バッハの傑作です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553285 |
【イタリアの実力派たちが適切な楽器で浮き彫りにする、C.P.E.バッハの光と影】“エマヌエル・バッハの作品に接するとき、私は新しい世界への扉を開く思いがします――それは全く対照的なものごとが併存する、遥か彼方にありながら同時にすぐそばにあるような世界です。[…中略…]人間の魂の奥の方で光と影が共存しているのを見据えながら、彼は啓蒙主義全盛の当時を大きく踏み越えた音楽のありようを見据えていたのです”(マヌエル・グラナティエロ/原盤解説より)大バッハの次男C.P.E.バッハはライプツィヒを離れてベルリンに向かい、フルートを愛好するプロイセンのフリードリヒ大王の鍵盤奏者をしていた間、フルートのための作品を数多く作曲しました。時として緩急落差の激しい表現も厭わない変化に富んだ音使いは大王の好みとはやや趣が違ったため、それらが王室で演奏される機会はほとんどなかったようですが、時代の最先端をゆく彼の音楽はベルリン市内の音楽愛好家たちを中心に注目を集め、やがてハイドンやベートーヴェンなど後代の作曲家たちにも大きな影響を与えるものとなりました。ここではベルリンに赴く前に書かれ長く父の作品と思われていたト短調のソナタのほか、大王に仕え始めて間もない時期までに綴られた作品を集め、当時のキーが少ない4分割モデルによるフルート4種を使い分けて、その独特な音楽世界の真相に迫ります。イタリア古楽界で多くのアンサンブルを支えるチェロのマルコ・チェッカートを中心とするアカデミア・オットボーニの名手、マヌエル・グラナティエロの緩急巧みな吹き方は楽器と曲の造形によく馴染み、チェンバロの味わいが映える八島 優のタッチ、豊かな情熱を感じさせるチェッカートの低音との一体感ある対話を通じ、音楽の機微を細部まで鮮やかに浮き彫りにしてゆきます。(2022/11/11 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A537 |
大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエルは、いわば対位法の権化であった偉大な父とは異なり、はるかにリラックスした、エンタテイメント重視路線の作風の持ち主でした。フルート協奏曲も、長調の部分は楽しげに、短調部分は情熱的にと、屈託のない明るさとセンスの良い旋律美に貫かれ、また独奏者の腕前を存分に発揮する華麗な仕上がりとなっています。伴奏が弦楽と通奏低音のチェンバロのみという簡素な編成となっているのも、フルートの輝かしさを一層引き立てています。現代最高のフルーティストの一人である、パトリック・ガロワの名人芸をどうぞお楽しみください。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555715-16 |