ポッパー, ダーヴィト(1843-1913)
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「ハンガリー幻想曲」など超絶技巧を駆使したチェロ作品で知られるハンガリー出身のチェリスト、作曲家ダーヴィト・ポッパー。チェロ学習者のための「練習曲」を作曲し、多くの学生たちを育てあげたことでも知られています。このアルバムに収録された4曲のチェロ協奏曲は彼の創造の頂点をなすものであり、50年に渡る彼の作曲活動の全般に渡って作曲されています。しかし、現在人気を誇るのは彼のサロン風の作品ばかりであり、これらの協奏曲はほとんど演奏されることがありません。このアルバムではウィーンを拠点に活躍するチェリスト、マルティン・ルンメルが独奏を担当、遊び心溢れる第1番、ドラマティックな作風による第2番、単一楽章のみの第3番まではオーケストラが伴奏を担い、第4番はピアノ伴奏で演奏されています。ブラームスから影響を受けたとされる重厚でロマンティックな音楽をお楽しみください。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573930 |
オーストリア=ハンガリー二重帝国(1848年から1918年にヨーロッパに存在した国家)のチェロ奏者ポッパー(1843-1913)。彼は幼い頃からチェロを学び、20歳の時に最初の演奏旅行を行います。ドイツでハンス・フォン=ビューローに称賛され、1867年にはウィーン宮廷歌劇場管弦楽団の首席チェロ奏者に就任します。しかし6年後に退団、以降はソリストとしてヨーロッパ全土で活躍します。1896年からはブダペスト音楽院で後進の指導にあたるなど、教育の分野でも大きな業績を残しました。この2枚組はドイツの2人の名チェリスト、ヒュルスホフとルンメルを中心とした「ポッパー:チェロ作品全集シリーズ」の第1作目にあたるもので、彼の代表作の一つである「組曲」が2ヴァージョン収録されているなど、チェロ好きでなくとも注目してみたいアルバムとなっています。夥しい数の作品を残したポッパーですが、現在ではその一部の曲のみしか演奏されないのは残念ですが、これを機会に、この作曲家の素晴らしさが広まるのではないでしょうか?(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0007 |
自らヴィルトゥオーゾ奏者として活躍したポッパーの作品は、チェロの名人芸的書法を大いに発揮すると同時に、いかにも穏健ロマン派といった感のある、温かく柔和でちょっとセンチメンタルという、万人の耳に優しく響く楽想に恵まれています。「ハンガリー狂詩曲」は、同趣向のサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」やリストの「ハンガリー狂詩曲」(共通する旋律も登場します)に伍する出来映えですし、「紡ぎ歌」に聴く高音域・高速での超絶技巧も舌を巻くような素晴らしさです。また3つのチェロと管弦楽という風変わりな編成による「レクイエム」では、しっとり落ち着いた、しかし決して根暗ではない温かみのある悲歌を、たっぷり堪能することができます。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554657 |