プロコフィエフ, セルゲイ(1891-1953)
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ニューヨーク・タイムズ紙上で「天才指揮者」と賞賛された、1971年ロンドン生まれのカレル・マーク・チチョン。2009年から2012年までラトヴィア国立交響楽団の首席指揮者、2011年から2017年にはクリストフ・ポッペンの後任としてザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めるなど、現在最も活躍が期待される指揮者の一人です。このアルバムでは、20世紀の名作を3曲演奏。どれも特徴的なリズムを持つ躍動的な作品で、まさにタイトル「REVOLUTIONARY RHYTHMS」にふさわしい内容であり、刺激的な響きも存分に堪能できます。(2018/03/16 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC464 |
多くの国の音楽文化は、伝統の中に必ずアコーディオンの歴史も伴うようです。ポーランドのポルカ、フランスのミュゼット、アルゼンチンのタンゴ、ブルガリアのホウロウ・・・。この「一人で奏でる移動可能なオーケストラ」は、様々な音楽シーンを盛り上げる立役者であることは間違いありません。ロシア式アコーディオンは、「バヤン(吟遊詩人を意味する)」と呼ばれ、他の楽器とは違った鍵盤配列を持つものです。発明は1907年と比較的新しいのですが、後に西洋音楽の演奏もできるように改良が加えられ、現代音楽の作曲家たちも、この楽器のために重要な作品を書いています。ロシアの冷たい空気と、迸る情熱が感じられるような作品集となりました。ここでアコーディオンを演奏するのは、1985年デンマーク生まれのモーゲンセンです。7歳でアコーディオンを演奏し始め、2~3年も経つ頃には名手と呼ばれるまでになりました。13歳でテレビに出演、その後もデンマーク音楽大学で勉強を続けながら、デンマーク中で演奏活動を行い、また幾つかの音楽コンクールでも賞を獲得しています。現代作曲家たちは彼のために多くの作品を書いていますが、このアルバムでも聴けるように、彼自身もアコーディオンのために積極的に編曲を行い、新たなる可能性の模索に余念がありません。(2011/06/08 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100015 |
【至宝!アルヴィド・ヤンソンスのステレオ・ライヴ、BBCのアーカイヴから登場】何度も重ねた来日や東京交響楽団との共演で日本でも親しまれた、ラトビアの名指揮者アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)。やはり日本で親しまれ、2019年に亡くなったマリス・ヤンソンスの父としても知られる彼の生誕110年、没後40年となる今年、BBCに残された貴重な録音が初めて正規発売となります。彼は英国とも繋がりが深く、1965年にはバルビローリの招きでハレ管弦楽団の首席客演指揮者に就任しており、1984年、そのハレ管とのマーラー交響曲第5番演奏直後に心臓発作で倒れ、マンチェスターで没しました。そんな彼が1971年9月13日プロムスで演奏した『眠れる森の美女』は過去にモノラルのCDが存在しましたが、同日の「フランチェスカ・ダ・リミニ」、その4日後のチャイコフスキー交響曲第5番、そして1983年ソヴィエト国立交響楽団との「古典」は今回が初出とみられます。しかも全てがステレオ。巨大なロイヤル・アルバート・ホールで収録された2曲はさすがに分離感が低いですが、ヒストリカル録音のマスタリングで定評のあるポール・ベイリーが丁寧にリマスターを行い、演奏の質をダイレクトに伝える見事な音に仕上げました。大きな生き物のように一体となってうねる弦、強烈な圧力で迫る金管の咆哮など、ムラヴィンスキーに鍛え上げられた全盛期のレニングラード・フィルのパフォーマンスも強烈で、これをダイナミックかつ細やかにコントロールするヤンソンスの素晴らしい力量も満喫することが出来ます。プロムスならではのホールが揺れるような大歓声も会場の興奮を物語っていますが、チャイコフスキーの5番は録音状態も良く出色の出来栄えと言えるでしょう。録音が少ないアルヴィド・ヤンソンスの実力の高さを改めて知らしめる、必聴の音楽遺産です。(2024/03/08 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAC5177 |
チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ協奏曲第1番は、草稿の段階で彼の友人ルビンシテインに聞かせたところ、思いがけず不評であり、書き直しを勧められました。しかし、彼はそれに従わず、そのままオーケストレーションを完成させ、ハンス・フォン・ビューローに献呈し、ビューローの演奏で初演され大成功を収めました。結局、最終的にはルビンシテインも何度もピアノ・パートを受け持ちこの曲を演奏しましたが、チャイコフスキーも1879年と1888年の2回に渡ってこの作品を改訂しています。現在広く演奏されているのは、実は1888年に改訂された最終稿であり、実はチャイコフスキーの最初の構想とは違うものなのです。現在、1879年版もIMSLPなどで確認することが可能なのですが、今回のゲルシュタインの演奏は、2015年の生誕175周年を記念して初めて公開される新しい原典版に、特別に事前にアクセスしたものです。ここには印刷された1879年版にチャイコフスキーが行った様々な変更が含まれたものであり、これまで誰も聴いたことのないものなのです。併せて演奏されたプロコフィエフ(1891-1953)の協奏曲も、やはり復元、改訂を経た作品で、ゲルシュタインは意図的にこの2つを組み合わせることで、聴き手に様々な問題を突きつけるのです。(2015/04/22 発売)
レーベル名 | :Myrios Classics |
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カタログ番号 | :MYR016 |
2008年にミュンヘン国際音楽コンクールで最優秀賞を獲得し一躍注目を浴びた、ポーランドの若手弦楽四重奏団、アポロン・ミューザゲート・クァルテット。2012年に来日した際も、その瑞々しい感性と揺るぎない解釈、そして見事なアンサンブルで耳の肥えた聴衆をうならせたのが記憶に新しいところです。OEHMSレーベルからの第2弾リリースはロシアの作品集。前作(OC749)は自己紹介のような選曲であり、ハイドン、ブラームス、シマノフスキ、シチェドリンと多彩なプログラムでしたが、今回はじっくり腰を据えて「ロシア物」に取り組んでいます。甘さと若々しさを併せ持つチャイコフスキー、諧謔的なプロコフィエフ、聴きやすそうな振りをして、実はトンデモなく難しい音楽であるショスタコーヴィチの第4番(特に終楽章が凄い)。やっぱり一筋縄ではいかない彼らの世界をじっくりと。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC874 |
Steinway and Sonsレーベル初の「子供向け」のコンピレーション・アルバムの登場。演奏はレーベルを代表する名手ジェニー・リンによるもので、もちろんお子様からその親、祖父母の世代まで、全ての人々にお楽しみいただける内容です。朝起きてから夜眠るまで、一日ずっとステキなメロディに包まれていたい・・・そんな人にもオススメします。珍しい曲もありますが、全て解説(英語)が付けられています。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30043 |
【中国の、あの若きヴィルトゥオーゾ、CDデビュー!】藤田真央の第2位入賞で日本中が沸いた2019年のチャイコフスキー国際コンクール。このファイナルでスタッフの手違いにより、想定と違う曲順でオーケストラの演奏が始まるというハプニングに遭いながらも、素晴らしい反射神経でこれに応え、第4位と特別賞を受賞した当時19歳の中国のピアニストが、ティアンス・アンでした。審査員のデニス・マツーエフが「人並外れた成熟」と絶賛、2021年にはコロナ禍の中、ロシアと中国の19の都市でヴァレリー・ゲルギエフとの共演を含む公演を行うなど、世界中で活躍しています。ALPHAレーベルから発売となるデビュー・アルバムは、そんなゆかりの深いロシアの作品を集めたもの。チャイコフスキーで聴かせる儚いタッチの絶妙さと歌心、プロコフィエフでの若々しさ漲る激しい打鍵、ラフマニノフでの余裕あるヴィルトゥオジティと瑞々しい表現。現在の彼の高度なテクニックとピアニズムを十二分に味わうことのできる、素晴らしいアルバムとなっています。(2022/01/28 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA855 |