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スカルラッティ, アレッサンドロ(1660-1725)

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    カルネヴァル・オリエンタル(マッズーリ/ペーラ・アンサンブル/ラルテ・デル・モンド/エールハルト)

    ラルテ・デル・モンドとエールハルトと言えば、いくつかの「ヨーロッパ伝統のバロックとイスラムの伝統音楽を融合したアルバム」が知られています。Capriccioレーベルからもヘンデルのオラトリオ「エジプトのイスラエル人」に民俗音楽を挟み込んだユニークな演奏がリリースされています(C5151)。この新しい録音も、そんな1枚です。16世紀から17世紀にかけてのトルコ風のエッセンスを持った作品が一堂に会しているという圧巻の選曲。ひたすら賑やかで楽しいアルバムです。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5263

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    ケルビーニ/グルック/ヘンデル/ホルツバウアー/リギーニ:テノールのためのオペラ・アリア集(ヴンダーリヒ)

    20世紀ドイツを代表するテノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒ(1930-1966)のSWRレコーディング・シリーズ第6弾。今回のアルバムでは、モーツァルトと同じ時代に活躍するも、現代ではほとんど忘れられてしまった作曲家たちのアリア集を中心に集めています。パイジェッロの「うつろな心」のメロディは、イタリア古典歌曲のリサイタルなどで時折演奏されますが、他の曲を耳にすることはほとんどありません。これらの曲がヴンダーリヒの軽やかで表情豊かな歌唱で蘇りました。ボーナス・トラックにはA.スカルラッティとヘンデルのアリアを2曲収録。有名な「懐かしい木陰」のゆったりとした美しい歌声が聴きどころです。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19059CD

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    さまざまなハーモニー - チェンバロ黄金期のイタリア音楽(アッカルド)

    17世紀から18世紀、対位法を重視するバロック期からギャラント様式と呼ばれるメロディ中心のわかりやすい音楽様式が流行した時代のイタリア音楽を収録した1枚。アルバムで紹介されるのは、とりわけチェンバロ音楽の発展において重要な働きをした10人の作曲家の作品で、世界初録音のレーオの作品の他、後年の人々に絶大な影響を与えたフレスコバルディのトッカータや、ドイツ全土で愛されたツィポーリのソナタ、旋律の美しいメールラのカプリッチョなど多種多様な曲が楽しめます。1985年カリアリ生まれの鍵盤演奏家ルイージ・アッカルドの演奏で。(2024/05/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS8036

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    ベニャミーノ・ジーリ - ロンドン録音集(1947-1949)

    カルーソー以降最大のテノールと目されているジーリは、何よりその甘い声がトレード・マークでしたが、同時に多彩な声の表現力を持つ歌手でもありました。このCDに収められているのは、第2次世界大戦後にカムバックしてから収録されたもので、時代も国も様式も様々ですが、ジーリはバロックの作品では端正に手堅く、オペラのアリアでは情緒てんめんに歌い上げています。注目されるのはシチリア方言で歌われている2曲で、わけても「夜のタンゴ」は、ジーリが決して重くならない声質でありながら、暗く哀調を帯びた表現にも長けていたことがわかる貴重な録音です。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111102

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    A. スカルラッティ:4声のソナタ/F. スカルラッティ:合奏協奏曲第9番/ソナタ第4番(レ・レクレアシオン)

    【これが「史上最初の弦楽四重奏曲」!バロックの巨匠が示した先取りの一手、充実の古楽器演奏で】イタリア後期バロック最大の作曲家の一人アレッサンドロ・スカルラッティの圧倒的な技量は、教会音楽の伝統的な多声書法を知り尽くしていたからこそ開花し得たもの。おもに声楽で知られた大家ですが、その一方で鍵盤曲や協奏曲風合奏曲など器楽にも若干の作品を残しており、ここではその白眉ともいうべき弦楽のための「4声のソナタ集」がプログラムの中軸を占めています。作曲家の歿年にあたる1725年にまとめられたこの曲集は、教会風の多声書法でソナタとしてまとめられていながら、低音部に和音を出せる楽器を添える当時の風習をあえて避け「低音部はチェンバロなしで」と明記してある点が特徴で、このことから音楽史上初の弦楽四重奏曲集ともみなされている重要な作品集。同時代のコレッリやアルビノーニにも通じる端正なバロック的美質の世界が通奏低音抜きで展開してゆく聴覚体験は一種独特で、音楽史の流れを思わず再考してしまう興趣の尽きないトラックが続きます。フランスを中心に活躍する古楽器集団レ・レクレアシオンは、弦楽四重奏編成でありながら軸足をあくまでバロックに置いているユニークな古楽器グループ。アレッサンドロの弟で英国を中心に活躍したフランチェスコ・スカルラッティの作品や、オルガン曲を弦楽合奏で弾くこともあったルネサンスの習慣をふまえて演奏されているトラバーチと息子D.スカルラッティの鍵盤曲など、A.スカルラッティの異色の曲集を考える上で好適な併禄作品を含め、素晴らしい演奏を聴かせています。バロック・ヴァイオリン奏者として活躍していた録音技師R.アルントによる、適切なエンジニアリングにも好感が持てます。(2021/04/09 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC422

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    A. スカルラッティ:オラトリオ「聖チェチリアの殉教」(アージェンタ/ビーズリー/イ・バロッキスティ/ファソリス)

    最近まで未発見だったスカルラッティのオラトリオ「聖チェチリアの殉教」。これはチューリヒで発見されたスコアに基づいた演奏です。ローマのバロック時代にもっとも劇的な発展を遂げた作品として、広く語り継がれることでしょう。アージェンタをはじめとした名歌手たちの絶唱もすばらしく、緊張感に満ちたアリオーソから感情たっぷりのアリアに変わるとき、この曲を聴く喜びに満たされるはずです。(2008/10/08 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777258-2

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    A. スカルラッティ:カンタータ集(コンチェルト・ド・カヴァリエーリ/ディ・リーザ)

    ナポリで生まれたアレッサンドロ・スカルラッティは、おもにナポリ楽派の歌劇の創始者として知られます。彼の音楽、とりわけ声楽曲は、17世紀の初期イタリア・バロックの声楽様式と、古典派の重要な橋渡しとしての働きを持っていて、形式的にも、感情表現などでも、それまでのものから一歩踏み込んだ素晴らしいものとなっています。彼は500曲以上のソロ・カンタータを作曲していて、これらも歌劇同様に、主人公の感情表現、ことに女性心理を巧みに扱っており、構造的にも見事な作品として愛好されています。宗教的作品集(777476-2)と同じ、マルチェッロ・ディ・リーザ率いるコンチェルト・ド・カヴァリエーリの演奏。ソリスト、フェルナンデスも芯のある美声を聴かせます。(2012/06/13 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777748-2

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    A. スカルラッティ:カンタータ集(ショル/モード・アンティクォ/サルデッリ)

    (2006/05/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777141-2

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    A. スカルラッティ:鍵盤作品集(ディ・リーザ)

    500作を超えるチェンバロのためのソナタを遺したドメニコ・スカルラッティの父アレッサンドロも、晩年に集中して素晴らしいチェンバロのための作品を書いていました。アレッサンドロの場合は主にトッカータですが、どちらかというと鍵盤楽器の練習という教育的な意図を持っており、同時代の作曲家たち、ゲオルク・ムッファトやヨハン・パッヘルベルの同名作品のような即興的な要素はあまり多くありません。また独立した曲としてのトッカータではなく、アレグロやアダージョ、フーガなどと組み合わされており、1曲のなかで様々な表情の旋律が楽しめるように書かれています。演奏するマルチェッロ・ディ・リーザはアレッサンドロ・スカルラッティ作品のスペシャリスト。世界初録音を5作含むこのアルバムでは、スカルラッティ作品の特徴を探求することで、彼を対位法の偉大な巨匠として紹介しています。(2022/02/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555401-2

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    A. スカルラッティ/サンマルティーニ/モーツァルト/ボッケリーニ/ハイドン:弦楽四重奏曲集(カザル四重奏曲)

    (2010/06/04 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM126