ピアソラ, アストル(1921-1992)
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現在、ピアソラを知らない人はいないでしょう。彼の名前は、すっかりアルゼンチン・タンゴと同義語になり、誰もがあの哀愁漂うメロディを頭の中に思い描くのです。この盤に収録されている「シンフォニア・ブエノスアイレス」は華麗なるオーケストラをバックにバンドネオンが妖しく歌います。ここでは、彼が20代の頃に5年間私的に師事したヒナステラの影響も存分に生かされた、豊かな色彩を感じさせる力作です。アンデス山脈最高峰の山の名前を取った「アコンカグア」は見事なバンドネオン協奏曲。アグレッシヴな音が魅力的。「ブエノスアイレスの四季」はヴァイオリンとオーケストラ版で、バンドネオンとはまた違った味わいが楽しめます。(2010/11/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572271 |
2011年、GFA(Guitar Foundation of America)国際ギターコンクールで第1位を獲得した、ロシア生まれの若いギタリスト、ウラディーミル・ゴルバッチのリサイタルCDです。彼はノロシビルスク音楽学校、グリンカ音楽院を経て、ケルン音楽アカデミーでギターを学びました。メニューイン財団の主宰する音楽会に出演したことで、一躍有名になり、その後は各国で開催されたギター・コンクールで賞を獲得しながら、50回を超す演奏会もこなし、着々と腕を磨いています。ここで聴けるのは、スカルラッティからピアソラまでと多種多彩。ピアソラでの力強さもさることながら、スカルラッティで聴かせる独創性と器用さは、特筆ものです。アセンシオの「内なる思い」も名演であり、この若者の揺るぎない感性には驚かされるばかりです。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573023 |
ピアソラのタンゴは、すでに普遍的な地位を築いており、今ではまるでJ.S.バッハの作品のように、様々が楽器で演奏されることが普通となっています。彼の作品はどんな楽器とも親和性があり、まるで最初から予定されていたかのようにそこに馴染むのです。今作はソロ・トロンボーンによるピアソラの最初の録音となります。有名なオブリビオンや、耳にする機会の多い「タンゴの歴史」も、全く新しい装いで立ち現れます。もちろん、ここでソロを担うリアルマコプーロスの超絶技巧には目を見張るものがあります。名チェリスト、ロストロポーヴィチのために書かれた「グラン・タンゴ」でも、涙が出そうなほどに見事な演奏を聴かせます。(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572596 |
今や、知らぬもののないほどに人気を博しているピアソラ(1921-1992)のタンゴ。ピアノで演奏したり、ヴァイオリンで演奏したりと、あらゆる楽器でのラインナップが揃っている感がありますが、このアルバムで闊達な演奏を繰り広げるのは、何と金管五重奏+パーカッション。そして曲によってヴァイオリンのオプション付き!という驚きのアンサンブルです。このイタリアのアンサンブル、とにかく上手くてカッコいい!の一言です。アルバムの中心となるのは、もちろん「ブエノスアイレスの四季」!ピアソラがブエノスアイレスの波止場を散歩しながらヴィヴァルディの四季に思いを馳せたかのようなユニークな編曲で、2人の大作曲家が250年の年月を超えて手を取り合い踊る様が描かれているかのようです。ピアソラ演奏に新たな可能性を示した1枚です。(2011/07/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572611 |
このアルバムの最後に収録されている、ジポリンの「ハチの巣」をタイトル名にした、ちょっとオシャレなクラリネット・アルバムです。様々なサイズのクラリネットのために書かれた20世紀の作品を、まるでハチが蜜を集めるかのように並べてあります。耳にする機会の多いピアソラの「タンゴの歴史」も、クラリネット・アンサンブルで聴くと、感傷的な音色のせいか、いい具合に鋭角さが取れて、まことに穏やかで美しい作品へと変貌するのが興味深いところです。全ての楽章に「速く」と書かれたハービソンのトリオ・ソナタも楽しい曲です。他にもジャズ風味あり、古典的な作品ありと、クラリネットの可能性を極限まで追求した作品がぎっしり詰まっています。(2010/08/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572264 |