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ペルゴレージ, ジョヴァンニ・バティスタ(1710-1736)

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    ブラヴェ/ルクレール/ペルゴレージ/テレマン:フルート協奏曲集(B. クイケン/インディアナポリス・バロック管)

    バルトルド・クイケンが演奏する「バロック音楽の再発見」のシリーズ。ここでは5曲の協奏曲を演奏しています。17世紀の協奏曲といえば、さまざまな楽器がオーケストラと対話する「合奏協奏曲」が主流でしたが、18世紀はじめにイタリアで出現した「独奏楽器のための協奏曲」がまたたくまにヨーロッパ中に普及、以降、この形式が協奏曲の主流を占めることとなりました。このアルバムに収録された5つの作品は、フルートのための協奏曲が、ドイツ、イタリア、フランスでどのように異なるかを示しています。ヴィヴァルディの技巧的な作品、優雅で美しいブラヴェの作品、豊富な旋律と豊かなハーモニーを持つテレマンの作品など、どれもがバロックの理念である「まるで歌うように楽器を奏でる」を実証しています。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573899

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル/オルフェオ(クレッパー/ヘプス/バンベルク弦楽四重奏団)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10517

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル/カンタータ「オルフェオ」(カメラータ・ブダペスト/ハラース)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550766

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル(抜粋)/「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」(ラウダーテ・プエリ)(ホフシュテッター)

    夭折の天才、ペルゴレージが死の直前に作曲したスターバト・マーテルは、その旋律の美しさで格別の人気を誇っています。最近の録音は、ほとんどが女声によって歌われていますが、ホフシュテッターはこの曲を純粋な教会音楽として位置付け、当時はカストラート2人によって歌われた事実から、独唱にカウンターテナーを起用することで、本来の姿へと近づけています。登場するのは、近頃、最も注目を浴びているカウンターテナー、ヴェラール・バルナ=サバドゥスと、元ウィーン少年合唱団の大スター、テリー・ヴァイ。この2人の共演から生み出される響きは、悲劇性に中にも、少しだけ倒錯的な美しさを備えたものであり、これまでにない演奏として高く評価されることでしょう。輝かしい神への讃歌である「ラウダーテ・プエリ」は、あまり耳にする機会のない曲ですが、こちらも絶品です。(2012/05/09 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC831

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル/ハイドン:交響曲第49番「受難」(デヴォス/シャルヴェ/フランス放送聖歌隊/ル・コンセール・ドゥ・ラ・ロージュ/ショーヴァン)

    【ペルゴレージの「スターバト・マーテル」合唱付きと、ハイドンの教会音楽風交響曲の相性】フランスのシーン最前線で最もダイナミックな活躍をみせている古楽器オーケストラの一つで、とりわけ古典派以降の作品解釈で評価が高いル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。ここで聴かせるのは競合多きペルゴレージの傑作『スターバト・マーテル』……と思いきや、演奏陣にはこちらも近年ますます存在感を強めつつあるフランス少年少女合唱団の名が。ごく一般的な独唱二人版と音楽そのものは同じでありながら、ここでは1769年にパリで楽譜出版された合唱入りヴァージョンを使用。随所で合唱が響きに膨らみを持たせ絶妙なアクセントとなっており、それは冒頭から素晴らしい効果をあげています。ナポリの作曲家ペルゴレージが1736年に早世した後も、彼の『スターバト・マーテル』は畢生の傑作として愛され、特にイタリア音楽の愛好者が増えつつあったパリでは定期演奏会コンセール・スピリチュエルの定番曲として、折々に編成を変えながら再演され続けました。指揮者ショーヴァンは今回グヮダニーニ1780年製オリジナルのヴァイオリンを携えコンサートマスターとして楽隊を率い、20名程度の合奏を40名規模の合唱と効果的に対話させながら、俊才デヴォスとシャルヴェの美声とともにメリハリある音楽作りを聴かせます。さらに興味深いことに、アルバム後半には当の楽譜がパリで出版される前年、ハイドンが古来の教会音楽作法を駆使して作曲した、交響曲第49番「受難」を併録(作品の性質をふまえ通奏低音楽器としてオルガンを導入)。演奏の精妙さとあいまって両作は驚くほど自然に繋がり、これらの作品が人気を誇った18世紀後半のパリの気配が鮮やかに甦るかのよう。ヴェルサイユ・バロック音楽センターのジュリアン・デュブリュクとショーヴァンによる、当時の演奏実践をふまえた解説も興味深い内容となっています。(2022/02/11 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA784

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル(ピアノ編)/D. スカルラッティ:ソナタ集 K.9, 64, 159, 380, 551 (ヒンリクス)

    7歳でピアノに出会い瞬時に魅了されたというピアニスト、マリー・ルイーズ=ヒンリクス。ステファン・アスケナーゼに14年間師事し、モーツァルトの協奏曲でデビュー。ラトルやツァハリアスなど、名だたる名手らと共演する傍ら、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの歌をピアノにアレンジしたアルバムは国際的にセンセーションを巻き起こしています。以降、コンポーザー・ピアニストとして活躍するヒンリクスの最新録音はペルゴレージ「スターバト・マーテル」の彼女自身の編曲によるピアノ独奏版という驚くべき作品。少人数のオーケストラと合唱、独唱で奏されるこの曲を、ピアノ独奏に移し替えているときに、ヒンリクスは作品の持つ悲しさに圧倒されてしまい、しばしば作業を中止しなくてはならなかったと言います。しかし希望とキリストの栄光に支えられ完成したというこのヴァージョン、細かいニュアンスと暖かい音色は原曲の特徴を丁寧に描き出しています。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555103-2

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル(ピオー/ローリー/レ・タラン・リリク/ルセ)

    【ルセ待望の新録音がAlphaから!ピオーを迎え、ナポリ楽派の傑作としてのペルゴレージ】2019年秋の来日も全国で大好評だったクリストフ・ルセが、思いがけない新録音をAlphaからリリースします。1995年、DECCA/OISEAU-LYREで録音してから四半世紀ぶりの時を経て、新たに録音されたペルゴレージ畢生の大作『スターバト・マーテル』を、同じナポリ楽派に連なる押しも押されもせぬ2人の巨匠作曲家たちの厳選名品と並べたプログラム。前回の録音はペルゴレージ尽くしでしたが、これで名盤あまたの傑作にさらなる新たな光が当たりそうです。ペルゴレージの『スターバト・マーテル』は、ナポリ楽派の大家アレッサンドロ・スカルラッティの作例を手本に、それを上書するかたちで早世直前のペルゴレージが仕上げた作品。2人の独唱者と簡素な弦編成による抑制された美しさは、またたくまにナポリ外の各地でも高い評価にむすびつきました。ルセが今回独唱に迎えたうちの一人はサンドリーヌ・ピオー! カップリングにはナポリ最大の人気作曲家ポルポラがオペラでの経験値を教会音楽に反映させた独唱モテットと、宗教曲は珍しいレーオの同種作。「ナポリのペルゴレージ」の素顔に迫る企画、ナポリ楽派研究の先端をゆくディンコ・ファブリスが解説文を書いているのも見逃せません。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA449

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    ペルゴレージ:ミサ曲 ニ長調/ディグナス・ラウデス・レソネムス(ペーターゼン/フマガッリ/ギスリエーリ合唱団&コンソート/ギスリエーリ管/プランディ)

    2018年の春、新聞や音楽誌を騒がせたペルゴレージの新発見作品「ミサ曲 ニ長調」。およそ300年ぶりに発見されたと話題になりましたが、実際には2016年にすでにジュリオ・プランディの指揮で演奏、録音されていました。畢生の名作「スターバト・マーテル」を書き上げ、結核のため26歳でこの世を去ったペルゴレージは、その短い生涯の間に10曲ほどのオペラとカンタータ、器楽曲などを残しました。死後に人気が出たため、いくつもの偽作が出回りましたが、この作品は1733年から1734年頃に作曲された真作。ヨーロッパ全域の図書館に散らばっていた楽譜を音楽学者たちが継ぎ合わせて再現したものです。アルバムにはもう1曲、ペルゴレージの知られざるモテット「Dignas laudes resonemus」を収録。ペーターゼン、フマガッリら実力派歌手をソリストに据え、2018年に創立15周年を迎えるギスリエーリ合唱団&コンソートが2つの傑作を演奏、ペルゴレージの知られざる側面を明らかにしています。(2018/07/27 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A444

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    マギー・テイト - 声の肖像(1932-1948)

    マギー・テイト(1888-1976)はイングランド中部のウルバーハンプトンに生まれたイギリス人ソプラノですが、1904年からパリで名歌手ジャン・ド・レシュケに学び、08年にはドビュッシーに認められて《ペレアスとメリザンド》のヒロインを歌うなど、フランス歌曲や歌劇の名歌手としても活躍した人です。結婚により21年に引退しましたが、離婚後30年に復帰、55年まで活動を続けました。ここには復帰後の32年から48年までのSP録音がマーストンの覆刻により収められており、コルトーの伴奏による有名なドビュッシー歌曲の録音も含まれています。(山崎浩太郎)(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110757-58

  • ラートゲーバー/ペルゴレージ/ブクステフーデ:合唱作品集(ドルトムント合唱協会少年合唱団)

    通常はソプラノ(もしくはカウンターテナー)とアルトで歌われるペルゴレージの「スターバト・マーテル」。しかし、この演奏のように少年たちが演奏すると、より柔らかく理想的な響きを得ることができます。ヨスト・ザルム率いるドルトムント・アカデミー少年合唱団は、小編成のメンバーたちが徹底的なボイス・トレーニングに取り組むことで知られており、このアルバムでも様々な時代に書かれた作品を的確に演奏しています。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6114