レハール, フランツ(1870-1948)
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レハールの喜歌劇《ルクセンブルク伯爵》は、1909年、テアター・アン・デア・ウィーンで名指揮者ロベルト・シュトルツによって世界初演され、すぐさま大成功を収め、同劇場で300回も再演されました。この記録は現代におけるミュージカルにも匹敵するもの。親しみやすいメロディと、貴族や芸術家たちの生活がちりばめられた楽しい内容、そしてなんといっても幸せなハッピーエンドがやってくることでしょう。現代でもしばしば上演されますが、この録音では注目のテノール、ダニエル・ベーレとベテラン、カミラ・ニュールンドの軽妙なやりとりが素晴らしく、韓国出身の女性指揮者キム・ウンソンの演奏も聴きどころです。(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC968 |
女性嫌いの皇太子と、それを直すために送りこまれた踊り子(実は高級娼婦)ソーニャ。どんなに燃えあがろうとも、2人の恋は成就することはありません。一度は逃避行を試みるも、父である皇帝の死の知らせを受け、国民のために国へ戻ることを決意する皇太子。涙を隠して見送るソーニャ。オペレッタでありながらもハッピーエンドを迎えることのない、切ないラブ・ストーリーです。1927年に初演されたこの作品、あらすじは1896年初演のジョルダーノ作「マルチェッラ」と良く似ていますが、旋律美の素晴らしさは恐らくレハールに軍配が上がることでしょう。名歌手であるリチャード・タウバーとの共同作業から生まれたもので、甘いテノールを120%生かした歌の数々は、タウバーの愛唱歌にもなり、当時の聴衆を熱狂させたのです。初演から80年近く経っても、作品の魅力は変わることがありません。マティアス・クリンクの甘い歌声と、ウルフ・シルマーのタクトから生み出される魅惑的な響きは現代の聴衆を捉えることでしょう。(2010/05/19 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777523-2 |
オペレッタの代表作に必ず挙げられる、フランツ・レハールの「メリー・ウィドウ」。彼はヨハン・シュトラウスIIからの流れを汲む、ノスタルジックで、甘美な大人の物語を題材にしたオペレッタを多く書きました。音楽的には、ウィンナ・ワルツやポルカを始めとしたウィーン華やかりし頃の舞踏曲に加え、レハールの時代にはやった舞曲をも積極的に盛り込みました。彼はそういった舞曲を扱うにおいて、和声的処理、対位法的技法に卓越していましたが、その手腕がひときわ発揮されているのが、このCDに収録された管弦楽曲の数々です。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110857 |
フランス国営視聴覚協会に保存されているオペレッタの選りすぐりの作品のうち、フランス語で歌われているものの選集です。オペレッタのなかでも「レハールの『ラ・ボエーム』」とも言われる「ルクセンブルク伯爵」は、メロディーの美しさとストーリーのロマンティックさという点で、レハールの作品中、最上位の一つとされています。人生の切なさや儚さ、ペーソス、希望を歌い上げる芸達者な面々~ことにダシャーリのコケティッシュで魅惑的な声は、オペレッタのヒロインにうってつけ。その声の演技力をもって八面六臂の役を担っているのも聞き逃せません。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111010 |