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デュティユー, アンリ(1916-2013)

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    デュティユー:交響曲第1番/チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」/時間の影(フィリップス/シアトル響/モルロー)

    現在シアトル交響楽団の音楽監督を務めているのは、フランス生まれの指揮者リュドヴィク・モルローです。彼は常にこの交響楽団と革新的な演奏会を試み、地域社会との連携にも力を尽くしています(彼はまた、モネ劇場交響楽団で首席指揮者を務めていて、こちらのオーケストラとも斬新かつ素晴らしいコンサートを実施しています)。そんな彼によるこのシアトル交響楽団との一連の演奏は、現在の音楽市場にとても意味深いものとして投入されることでしょう。最初のアルバムは、モルローとも個人的に関わりの深い作曲家、デュテュー(1916-2013)の交響曲第1番とチェロ協奏曲、そして「時の影」という意欲的で、かつ難易度の高い曲が選ばれています。古典的な形式を用いながらも、多くの試みがなされている「交響曲第1番」での色彩感溢れる躍動的な響き、冒頭のチェロの響きが悩ましさを誘う「チェロ協奏曲」、小澤征爾の委嘱によって書かれた神秘的な「時の影」。このオーケストラの力量と、モルローの好みを伺い知ることができる見事なアルバムとして仕上がっています。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1001

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    デュティユー:交響曲第1番/メタボール/引用(シャボー/トムチャク=フェルトリン/プティ/ロビーヌ/リール国立管/カサドシュ)

    フランスの作曲家ディティユーの作品集。1950年に作曲された「交響曲第1番」は彼の最初の純粋な管弦楽作品であり、古典的な様式に拠りながらも、数多くの打楽器を加えた編成から生まれる色彩的な響きが魅力的な曲です。第1楽章は低弦のピッチカートに導かれたパッサカリア(短い主題が発展していく一種の変奏曲)、第2楽章は活発なスケルツォ、第3楽章は難解なインテルメッツォ、終楽章はティンパニと打楽器に導かれた大胆な主題が壮大なクライマックスに達し、最後は静かに締めくくられるという構成で、この作品の成功によりディティユーは国際的な名声を獲得しました。クリーヴランド管弦楽団創立40周年の委嘱作「メタボール」は自由な形式による変奏曲。ジョージ・セルによって初演された後、世界中で演奏されています。「Les Citations 引用」はブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」からの言葉と、オルガニスト、ジャン・アランの作品から一節が引用されたチェンバロを含む室内アンサンブルのための作品です。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573746

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    デュティユー:交響曲第2番「ル・ドゥーブル」/音色、空間、運動/瞬間の神秘(リール国立管/ダレル・アン)

    フランスの「六人組」の次世代を担った作曲家の一人、デュティユー。近代フランス音楽の伝統を引き継ぎながら、独自の感性を取り入れた精緻な作品を書く人で、その作品は、彼自身の完璧主義も相俟ってか、細部まで計算され尽くされた形式に則りながらも、叙情的で詩的な雰囲気を備えています。父方の曽祖父が高名な画家であったこともあり、いくつかの作品には、絵画からの影響も見られます。このアルバムは若手指揮者ダレル・アンによる3曲が収録されており、「2つの」「分身」を意味するタイトルを持つ交響曲第2番「ル・ドゥーブル」は、大管弦楽と、12人の奏者による小管弦楽、2つのアンサンブルの相互作用から生まれる音の対話と発展を体感する作品です。「音色、空間、運動」はゴッホの「星月夜」から受けた印象が基になっており、うごめくような雲の流れや、星の輝きが多彩な響きに置き換えられています。「瞬間の神秘」は、更に多彩な楽器を駆使し、色彩豊かな音色と響きに彩られた作品です。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573596

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    デュティユー:遙かなる遠い国へ/デュサパン:アウトスケイプ(ジュリアン=ラフェリエール/フランス国立管ロバートソン/ポスカ)

    【ジュリアン=ラフェリエールが弾く現代チェロ協奏曲の傑作二題】1990年フランス生まれのジュリアン=ラフェリエール。2017年に新設されたエリザベート王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となり、ALPHAからは既に2枚のアルバムをリリース、高い評価を得ています。今回のアルバムは現代のチェロ協奏曲を2曲収録。1970年にロストロポーヴィチによって初演されたデュティユーの「遥かなる遠い国へ」は、ボードレールの『悪の華』をモチーフにした5楽章からなる作品。2015年に作曲されたデュサパンの「アウトスケイプ」は、今回が世界初録音となっています。高度なテクニックと鋭い感性で、近現代作品にこれまでも高い親和性をみせてきたジュリアン=ラフェリエールらしく、ここでも冴えわたる演奏で作品の世界観を表現しきっています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA886

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    デュティユー:ピアノ作品全集(チェン)

    20世紀を股にかけ、21世紀も現役で活躍するデュティユー。寡作なだけに、その全ピアノ曲もCD1枚で収録できてしまいますが、そのいずれもが傾聴に値する作品ばかりです。ヴィルトゥオーゾ的技巧が満載されたソナタは、壮麗な演奏効果を持ち、ピアニストが好んで取り上げられるレパートリーとなってます。また、時代が下ってから書かれた「3つの前奏曲」は、内容が一段と深く掘り下げられ、響きの美しさは、透徹の極みともいうべきしょう。「波のまにまに」も注目すべき存在で、ラジオ・フランスの番組間の繋ぎ用として作られた音楽から編まれた作品集ですが、さりげない機知が光った傑作と申せましょう。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557823

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    デュティユー:ピアノ・ソナタ/バレエ音楽「狼」/3つの前奏曲(アルマンゴー)

    フランスの作曲家アンリ・デュティユー。生涯、独自の音を探求し続け、何者からも影響されない新しい音響を生み出しました。このアルバムには1948年から1988年までの40年間に及ぶ、デュティユーのスタイルの発展を示す作品が収録されています。1948年のピアノ・ソナタはデュティユーのピアノ曲の中でも最も規模が大きく、演奏機会の多い作品です。彼はここで伝統的なソナタ形式を踏襲するも、以降は、敢えてその形式に背を向けることを試みていきます。1953年の『狼』のピアノ版は世界初録音。ローラン・プティのダンス・カンパニーの委嘱により作曲され、パリで初演された"狼と美女の悲恋"を描いたバレエ音楽ですが、こちらは色彩豊かな響きを持つオーケストラへと拡張される前のオリジナル版です。「3つの前奏曲」はデュティユーが"音色の一種の研究"と呼んだ短いながらも緊張感に満ちた作品で、第1番はアルトゥール・ルービンシュタイン、第2番はクロード・エルフェ、第3番はユージン・イストミンと、それぞれデュティユーの同時代のピアニストに捧げられています。ジャン=ピエール・アルマンゴー(1943-)はフランスのピアニスト。サティやデュティユーをはじめ、ロシアの作曲家、エディソン・デニソフの研究や画家ジャン・デュビュッフェの評伝などを出版、音楽学者としても高く評価されています。(2021/09/10 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP790

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    デュティユー/プーランク/フランセ/サンカン:ピアノ作品集(フランツィスカ・リー)

    若く才能ある演奏家の初アルバムをリリースするCapriccioレーベルのシリーズ「Premiere Portraits」。今作は韓国の若手、フランツィスカ・リーのリサイタル・アルバムです。ソウルで音楽を学び、大学では学年最高位を獲得、2011年にドイツ学術交流の奨学金を得てドイツに留学し、カールスルーエ音楽大学を卒業。世界中でコンサート活動を行う傍ら、後進の指導にも積極的に取り組んでいます。このアルバムでリーはフランスの近現代作品を演奏。流麗な旋律と重層な和声で知られるデュティユーの「ピアノ・ソナタ」をはじめ、プーランク、フランセと、名ピアニスト、ジャン=フィリップ・コラールの師として知られるサンカンの各作品を繊細なタッチで表現しています。(2018/04/27 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C3006

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    ドビュッシー/デュティユー/フランク:フランスのチェロ作品集(クリンガー)

    あのバッハの無伴奏で奔放なる演奏を聴かせたセバスティアン・クリンガー。彼はこの世代のチェリストの中でもとりわけ優秀な奏者であり、もちろんそのテクニックと音楽性は世界中で高く評価されています。OEHMSレーベルでの2枚目のアルバムは、ちょっと趣向を変えてフランス音楽集に取り組んだ彼。ここでは何とも言えない抒情性と香り高い文学性を帯びた音楽を奏でます。ドビュッシーでの気怠さ、ディティユーの彫りの深さ、フランクでの思い切りのよさ、そして最後のスケルツォの微笑ましさ。バッハの時とは全く違う柔らかさと甘さは、フランスの小粋な雰囲気を余すことなく映し出すものです。ピアノのチェルニャフスカも良く歌う見事な演奏を披露しています。(2012/12/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC856

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    J.S. バッハ/ベリオ/デュティユー/リゲティ:チェロ作品集(ロセレット)

    チェリスト、フレデリック・ロセレットの演奏は決して派手ではありませんが、堅実なる技術と表現は、過去の偉大な巨匠に匹敵するものと言えるでしょう。このアルバムはベリオ、リゲティ、デュティユーの3人の近現代作曲家の無伴奏作品と、この分野における聖書ともいえるバッハの「無伴奏」を組み合わせたもの。この演奏のためにロセレットが選んだ楽器は2004年にカルロス・モレノによって復刻された「1725年 Guranchino」のコピー。バロック式の楽器から豊かな音色を引き出しています。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Yarlung Records
    カタログ番号:YAR07498

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    プーランク/メシアン/ブーレーズ:フルート作品集(ガロワ/ウォン)

    非常に長い歴史をもつ楽器であるフルートですが、楽器の機能が成熟し、その可能性が存分に花開いたのは20世紀になってからといってもよいかもしれません。とりわけフランスにおいては「お家芸」的状況となりましたが、当盤にはその素晴らしい精華が、同国の巨匠ガロワの名技で収められています。まさに大家のオンパレード、耳あたりのよい軽妙洒脱なプーランクから、野性味と洗練が奇跡的な同居を見せるジョリヴェ、バリバリのゲンダイオンガクのブーレーズまで、幅広い作風のコンピレーションとなっているのも、壮観といったところです。フルートはもちろん、ピアノにも超絶技巧を要する曲が多く、聴きごたえ満点です!(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557328