ホワイティング, リチャード・A(1891-1938)
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グッドマンは言うまでもなく上手い。クラリネットという難しい楽器でやはりここまでの逸材は出ない(その証拠にモダン期にはバディ・デフランコ一人が気を吐くのみ)。フルバンのグッドマン、これは明らかに「横綱相撲」なのですね。美味しいところだけ吹いている。ま、グッドマンを堪能したいならコンボになりますが、横綱相撲の愉しさは「豪華」「陽気」「スマート」というところ。ここではベイシー額案のオハコの「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」なんぞもやったりして、余裕のヨッチャンです。このフルバンを再現してそれでダンパをやってみたい。すっごい贅沢!(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120677 |
ニューオーリンズ・ジャズが1930年代にリバイバルしたのはどういうことだったのか? ボブ・クロスビーというなかなか「有能」なバンドリーダーの音を聴くと霞が消えていきます。一つには、音楽そのものが洗練されており、無駄がないこと。そして、バンドメンバーや歌手の個性が生きるアレンジ・選曲で多彩なショウを構成できるようになっていること、そして、何より、スマートなプレイが当時のアメリカの「豊かさ」にマッチしていたこと、を挙げることができるでしょう。ここでは、いわゆるスウィング・イディオムを消化し、かつての荒削りなニューオーリンズ・ジャズ臭はありません。ま、肩の力を抜いて楽しみましょうや。(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120681 |