スッペ, フランツ・フォン(1819-1895)
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ウルフ・シルマーの後任として、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者に就任したイヴァン・レプシッチ。
今作では「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」で知られる作曲家スッペの序曲集に取り組み、新たな魅力を引き出しました。
ベルギー系の貴族の家に生まれたスッペは、最初フルートを学んでいましたが、当時流行していたオッフェンバックのオペレッタを聴き、その楽しさに開眼、自らもオペレッタの作曲を手掛けるようになりました。彼の作品は豪快にオーケストラを鳴らすものが多く、メリハリのある曲調と、「ボッカッチョ」のアリアなどの親しみやすいメロディが愛されていますが、よく聞かれるのはほんの一部の曲のみで、歌劇全曲を耳にすることはほとんどありません。しかしここに収録された様々な序曲を聴くだけでも、彼の作品の持つ魅力がお分かりいただけることでしょう。曲全体に大きな起伏を作るレプシッチの演奏は、作品の良さを際立たせています。
(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900326 |
スッペ(正しくはズッペ)は、ウィーンの舞踏会音楽をベースにイタリア風の要素を結合させ、当時大成功した喜歌劇を連発したオーストリアの作曲家です。残念ながら「詩人と農夫」と「軽騎兵」の2つの序曲以外はすっかり忘れられてしまいました。しかし、明るさの中に一滴のペーソスを加えたような魅力的旋律や印象的なフレーズを次々と繰り出してくるスッペの作曲手腕にはただただ驚くばかりです。誰だってこんな音楽を聴かされたら、これから始まる劇が楽しそうに思えてたまらなくなってしまう事でしょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553935 |
イギリスの作曲家、指揮者コンスタント・ランバート(1905-1951)。数々のロマン派音楽の解釈が高く評価されましたが、ヴィック・ウェルズ・バレエ団の創設者の1人であったためか、とりわけバレエ音楽を好んでいました。このアルバムは彼の最後の録音となった1枚で、優雅なワルトトイフェルやスッペの曲と、荘厳なウォルトンの「ファサード」が組み合わされており、最後にシャブリエが置かれた考え抜かれたプログラムが魅力的です。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD023 |