伝承
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ワイマール共和国時代に花開いたドイツのコーラス・グループの中でピカイチの存在感を誇るのが、ザ・コメディ・ハーモニスツです。コーラス5人にピアノという編成により、ソフィスティケートされたハーモニーと変幻自在のスタイルで、クラシックの名曲や各種ヒット・チューン、そしてドイツ民謡までもモダンかつスウィートに焼き直しちゃうのですから、なんとも驚きです。ヒトラーの台頭により、ユダヤ系のメンバーが抜けた後も活動を続けた彼らですが、当盤には初期のヒットナンバーから、メンバーチェンジ後に吹き込まれた〈ホイッスル・ホワイル・ユー・ワーク〉(「口笛吹いて精出して」の邦題もあり)など、計19曲が収録されています。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120613 |
フルバン全盛時代のテーマ曲集 アメリカの富と楽しさが満載! ビッグバンドの経営にはカネと手間がかかる。どんな有名フルバンも「営業」なしには経済的に成立しない。1930-40年代の全盛期、ビッグバンドという音楽的にも経済的にも「贅沢な演奏システム」が米国では認められていた、というのが驚異である。ビッグバンドのテーマはその楽団の「看板」。音楽的には、クロード・ソーンヒル楽団の "Snowfall" が最大注目。これ、かつて "Real Birth of the Cool" という日本企画の音盤でもフィーチャーされましたが、実に素晴らしい。 楽しみつつ、フルバンの楽しさを満喫して下さい。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120619 |
1889年にオハイオで生まれたフランク・クルーミットは、ブロードウェイで活躍後、全米にラジオが普及した1920年代末に、最初はCBS、続いてNBCでレギュラー番組を持ち、これが大成功!とにかく声と話芸だけで受けなくてはならなかった時代の人だけあって、その録音盤に込められた芸達者な表現力の幅たるや半端ではありません。目を閉じて聴くと、ある時はとぼけた、そしてある時は味わい深い歌声と変幻自在の語り口から、古き良きアメリカの大衆の健全な笑い声が聞こえてくるかのようです。おしどりコンビだったジュリア・サンダーソン夫人との二重唱《ウッド・ユー・ライク・トゥ・テイク・ア・ウォーク》も実にいい味を出しています。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120620 |
冷戦、赤狩り、朝鮮戦争というキーワードが世界に重くのしかかっていた1950年にヒットしたナンバーを集めたアルバムです。20世紀の中間点ともいえるこの年、ジャズ界ではすでにスウィングからバップへと覇権が移り、ヒット曲のサウンドもますます多種多様に枝わかれしていた状態がよく分かります。不朽の名作《モナ・リザ》やショパンの旋律を用いた《ノー・アザー・ラヴ》など、ノスタルジーや感情に強く訴えかける作品がある一方で、フォーク・ソング、カントリー、リズミックなチューンも大ヒット。また、アントン・カラスのチター独奏による映画「第三の男」のテーマも一世を風靡しました。理屈抜きに楽しめる曲が勢ぞろいした一枚です。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120637 |
(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120638 |
独特のゆらぎ感に満ちたアイルランド音楽のさまざまな特質が楽しめる録音を集めた好アルバム。SP時代に英米圏で大人気を誇ったテノール歌手・マッコーマックが、鼻にかかったような甘い歌声で母国の民謡を披露するのをはじめ、リンチ、オモア、ジョセフ・ロックらの歌声やノン・ヴィブラートのフィドル、しわがれたフルートの音色などを通じて、アイリッシュ・メロディが堪能できます。ビング・クロスビーとヴィクター・ヤング楽団によるムーディーなハリウッド調の《ゴールウェー・ベイ》も収録。これから、アイルランドの歌に親しんでみようという方はもちろん、そのノスタルジックで個性的な歌声が多くの人をとりこにすることでしょう。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120640 |
ガイ・ロンバードはカナダ出身のバンドリーダー。弟や妹、義兄弟のケニー・ガードナーを擁したファミリー・バンド的な色彩を備えた楽団を率いて、1920年代にはアメリカに進出し、次々にヒット曲を連発しました。「最もソフトで一番スウィートなジャズメンだ」とも評されたガイ・ロンバードとその楽団の魅力といえば、適度にタイトで、適度にルーズという、まさにダンス・バンドの王道をいくスタイルでしょう。その甘い味わいには、人懐っこさはもちろん、郷愁、哀感、楽天性など、さまざまな隠し味が加わっているのです。〈「第3の男」のテーマ〉や〈ユーモレスク〉など、よく知られたメロディを鮮やかな手際で料理しているあたりも聴きものです。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120645 |
この音盤、ジャズ屋の私があれこれ評論するのはチト筋違いか、アーシーなフォークソングとヒルビリー臭の漂うギター。この方、その道では有名みたいですね。1888年ルイジアナ生まれ、12才かそこらで学校教育からドロップアウトし、南部でフォークシンガーとして活躍した他、12弦ギターのパイオニアの一人だそうな。1917年にはテキサスで殺人罪で逮捕され、懲役30年の求刑を喰らった、というスゴい方。ここでは8年で娑婆にオン出て、その後もう1度のあやまちの後も音楽のおかげで数年で済んだ、ということ。劇的人生に比べると、アクがありつつも歌は淡々。(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120675 |
(2003/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120679 |
ケントンって、いつも書いてるように過小評価されてる。このサウンドのモダンさ、アンサンブルの切れの良さを聴いて下さいよ。バンドのテーマである Artistry in Rhythm が鳴り出すととたんにかぶさる歓声と拍手。人気もあったんでしょう。この音盤で注目されるのは、エリントンの「A列車で行こう」を録音していること。アレンジもストレイホーンのいつもの奴です。おかしいのは、tpのソロまでもクーティ・ウィリアムス完コピなこと(エンディングが少し違うが)。多分同じ譜面なのにエリントン楽団の方がサウンドがトグロ巻いてて可笑しいですね。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120684 |