伝承
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ジャケットの写真に写っている子どもが手にしているのは、ドーナツ盤と通称されている45回転の17cmEP盤ですが、当盤は、SP時代まっただ中の1926年から、LPが音楽ファンの間に定着しつつあった1952年にかけて、米英の子どもたちに人気があったさまざまなディスクを収録。芸達者なダニー・ケイが歌う《みにくいアヒルの子》をはじめ、“カウボーイの王様”のロイ・ロジャースがのびやかに歌う《ミー・アンド・マイ・テディ・ベア》など、魅力的なナンバーが収められています。だみ声あり、笑い声あり、物まねあり、擬音や効果音ももちろんありといった具合に、子ども心に強く訴えかける創意工夫が、どのトラックにもふんだんに投入されています!(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120704 |
(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120715 |
ブラジルからアメリカに進出し、またたくまに大ブームを巻き起こしたのが、カルメン・ミランダです。とにかく、アメリカ人がイメージする「エキゾチック」を体現した伝説的なパフォーマーとして、ハリウッドを通じて国際的なスターの座を獲得。ターバンにバナナを乗せた彼女のファッション・スタイルは、今でもアメリカの仮装パーティーの定番として残っているほどです。歯切れのよいアコースティック・サウンドにのせて、英語圏の人には早口言葉のように聞こえる歌詞を、ポンポンと勢いよく歌うあたりの小気味よさや豊かな表現力は、彼女が単なる色物系ではなかったことを証明していると書いてよいでしょう!とにかく、楽しいアルバムです。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120719 |
映画や放送で大活躍したランザのクリスマス・アルバムは、信仰心を敬虔に歌い上げるというよりは、勢いに満ちたパッションをぶつけるといった趣があり、1曲目の《オー・ホーリー・ナイト》から、そのショーマン・シップがプンプンと薫ってくるのが印象的です。しかも、ブラスやストリングスに加え、鐘の音やコーラスを投入したアレンジも、なかなかゴージャス!繁栄を謳歌していた50年代のアメリカで、ランザの歌いっぷりが人気を博したのが肯ける仕上がりになっています。ラジオ放送を収録したフィルアップの10曲の中では、密やかな抒情を湛えたグリーグ作曲の《君を愛す》を、ハリウッド調のオケをバックに甘く歌うあたりも聴きものです。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120720 |
イギリスが生んだマルチな才人・ノエル・カワードの第4集には、彼が1944年7月にインドのカルカッタでレコーディングし、プライヴェート用にプレスされたのみの貴重な音源6曲を初CD化!自作はもちろんのこと、民謡の《ロック・ロモンド》を小粋に歌ってみせるなど、ピアノ1台との共演でありながら、実に味わい深い世界を表現しています。残りの13曲は、いずれも戦争が終わってから、HMV(現EMI)のために吹き込んだもので、ムード音楽の大家として著名なマントヴァーニが指揮を担当した5曲を含んでおり、カワードの洒脱で飄々とした歌い口を包み込むかのように、甘い響きや纏綿たる情緒を巧みに演出しているのも大きな聴きどころです。(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120721 |
ジャンゴについては、言うことがもうありません。駄作がゼロ、というのも珍しいが、本当のことだから仕方がない。しかも、ジャンゴには先駆者が居ません。彼の前にギターでこんなことをやった奴は居ません。私見ですが、チャーリー・クリスチャンが今の耳で聴くと強烈にツマンないのに比較すればこの充実ぶりは驚くべきことです。具体的に言えば、フレーズのメロディアスさで、またスウィング感(というかフレージングの符割とギターのストロークによるコードのタイミングも)もクリスチャンよりずっとモダンに感じられます。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120726 |
キング・コール・トリオももう第6集です。聴き続けて気付いたことがあります。この「pf+g+b」編成のトリオで、相当に大きな鍵を握っているのは、ギターのオスカー・ムーアではないですかね。このトリオが曲をどうやってアレンジしているか判りませんが、多分、最初はキング・コールがリハ時にヘッド・アレンジでイメージを伝えながら、譜面に落とす段階までにはオスカー・ムーアのアイデアをだいぶ入れ込みながらやっているのではないかな。掛け合いや時々入るユニゾンのセカンド・リフ等は、寧ろオスカー・ムーアのギターを活かすような形になっている。三位一体トリオの名に恥じぬ。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120727 |
バール・アイヴスといえば、映画「大いなる西部」でアカデミー助演男優賞を受賞したのをはじめ、映画「熱いトタン屋根の猫」でも、頑固で揺るぎないアメリカの父親像を演じるなど、俳優として高く評価された人物ですが、アメリカでは、フォーク・バラードを歌わせれば天下一品のシンガーとして愛され続けてきた存在です。表ジャケットに写っているドスのきいた顔とは裏腹に、“はちみつ”のようだと評されたのびやかで甘い歌声を駆使して歌われるトラディショナル・フォーク・ソングは、まさに絶品!口伝えで残されていたアメリカ各地のシンプルなメロディおよび歌詞の価値と魅力を再認識させたアイヴスの歌声が、あなたを魅了することでしょう。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120728 |
19世紀後半にアメリカで生まれ、一世を風靡した男声4部の無伴奏コーラスのスタイルは、バーバーショップ・ハーモニーと呼ばれ、最盛期(1910~25年)には全米で数千ものグループが活躍していました。そのスタイルを消化し、黒人霊歌や伝承歌をレパートリーに、ホットなジャズ・フィーリングを加えて、1930年代後半に成功を収めたのが、ゴールデン・ゲート・クヮルテットです。洗練されたコーラス・スタイルと祈るような真摯な歌い口とフィーリングが絶妙のバランスを兼ね備え、今の耳で聴いても、ちっとも古さを感じさせないのは、まさに驚異的!汽車の音やホーンの音を真似た《ゴールデン・ゲート・ゴスペル・トレイン》を、まずはお聴きあれ!(2004/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.120731 |
“フォーク界のカリスマ”ピート・シーガーは、1919年生まれ。アメリカ民俗音楽研究家のチャールズ・シーガーの長男として、当初、民俗音楽研究に没頭したものの、やがてウディ・ガスリーのライフ・スタイルに共感し、民衆と歌うフォーク・リバイバル運動を展開します。すでにリリースされているオールマナック・シンガーズ時代を経て、当アルバムは、さまざまなレーベルに残されたピートの歌声を収録。1947年に結成されたウィーヴァーズの初期の録音やバール・アイヴスと共演した《ソリダリティ・フォーエヴァー》をはじめ、シンプルでありながら、かたくなに真実の言葉を用い、力強いメッセージを放つピート・シーガーの姿は、実に感動的です!(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120737 |