ラウタヴァーラ, エイノユハニ(1928-2016)
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マーカス・クリードによる「世界の合唱曲シリーズ」最新作はフィンランドの作品集です。北欧は合唱が盛んであり、素晴らしい作品の宝庫とも言える地域です。数多い作品の中からクリードが選んだのは、シベリウス、サーリアホ、ラウタヴァーラ、タルヴィティエ、リンコラといった20世紀の作品で、どれも精緻で複雑なハーモニーによって描かれた音の織物のような美しさを持っています。調性を持つシベリウス、ソプラノのソロが特徴的なサーリアホ、民謡風なテイストが組み込まれたタルヴィティエ、神秘的なラウタヴァーラ、ポップス的な要素が強い(楽しい)リンコラと続き、様々なテイストの曲を楽しんだあと、最後はおなじみの「フィンランド賛歌」で締めくくられます。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19031CD |
ハンガリー生まれの名チェリスト、ヤーノシュ・シュタルケル。彼の演奏は「火と氷の融合」と評されるほどに、張り詰めた緊張感と豊かな音楽性が込められた素晴らしいものでした。このアルバムで演奏されているのは、シュタルケルが“20世紀最高のチェロ協奏曲”と評したヒンデミットの協奏曲と、独奏パートが難しいことで知られるプロコフィエフの交響的協奏曲、シュタルケルの初レパートリーとなったラウタヴァーラの協奏曲の全3曲。シュタルケルは常にオーケストラとのバランスを考慮しながら、説得力のある演奏を繰り広げています。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19418CD |
19世紀後半以降のフィンランドは、まさに素晴らしい音楽の宝庫といえるでしょう。当盤にも収録している豪壮無比な「フィンランディア」等が有名なシベリウス以外の作曲家は、残念ながら「知る人ぞ知る」的な存在に甘んじていますが、いずれの楽曲も深~い情感に裏打ちされた高水準な出来映えを誇っており、期待を裏切りません。泣きに泣かせる感動的なマデトヤ、甘い切なさがたまらないアールトイラやカスキ、20世紀の音楽らしい大胆な響きも交錯するラウタヴァーラ、威風堂々たるメラルティンなど、それぞれの持つ豊かな個性にも刮目させられます。北欧マニアからビギナーの方まで、自信を持ってお薦めできるベスト盤です。(2001/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555773 |