メシアン, オリヴィエ(1908-1992)
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メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートであるピアニスト、チャドウィック。このアルバムでは幼少時より鳥の歌声に尋常ならぬ興味を示したというメシアンの「鳥のカタログ」から3曲と、チャドウィックとも親交があるイギリスの作曲家ゴートンのモダンな作品「オンディーヌ」、難曲として知られるシマノフスキの「ピアノ・ソナタ第3番」を表現力豊かに演奏。曲間とアルバムの最後にはヴァイオリニスト、スケアヴェズとレヴィの鳥の歌を思わせる即興演奏が置かれており、印象派から近現代に連なる音楽で、光、色彩、山々や海辺などへの旅のイメージを想起させます。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25209 |
1988年に第1回のコンクールが開催されてから、注目の逸材を輩出してきた「武蔵野市国際オルガン・コンクール」。アジア唯一の国際オルガン・コンクールとして世界中から集まる意欲ある奏者たちをオーディションで篩にかけ、残った精鋭たちが現地で戦うという、聴き手にとっても手に汗握るコンクールです。第6回優勝者、マイケル・アンガー、第7回優勝者、福本茉莉に続き、第8回コンクールを制したのは北アメリカ出身のオルガニスト、アマンダ・モール。彼女は楽器の特性を完全に手中に収め、課題曲のバッハ、レーガー、アランから、自由曲として選んだニコ・マーリーの作品までを豪快、かつ精緻に弾き切っています。オルガンの荘厳な音色も楽しめる素晴らしい1枚です。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573912 |
18世紀に生み出され、19世紀前半に一般的になった「エチュード(練習曲)」。ニューヨーク・タイムズ紙などで絶賛されたピアニスト、ジェニー・リンが練習曲に焦点をあてた「ジ・エチュード・プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな作品を紹介しています。第1弾となる本作は、ショパンやドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン、メシアン、リゲティ、フィリップ・グラスに細川俊夫などの良く知られた作曲家たちの「エチュード」に、現在ニューヨークで活躍する作曲家集団“アイスバーグ”のメンバー10名による作品を組み合わせた興味深い1枚。リンの持つ世界観が、繊細で緻密な演奏によってあますところなく表現されています。(2020/03/06 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92236 |
メシアンのトゥーランガリラ交響曲で使用されたことで有名な、電子楽器「オンド・マルトノ」のために作曲された作品を集めた、貴重な企画です(共演の編成の多彩さ、楽曲のスタイルの多様性も広範)。オンド・マルトノのユニークさは、その不思議な音色だけでなく、ポルタメントやヴィヴラートといった連続的な音高の変化や、自在な強弱のコントロールが可能という特色にあります。いわば通常のアコースティック楽器と同様な微妙でアナログな表現力を持っており、当盤の聴き所は、その表現力を活かした作品・演奏の面白さということになると思います。この個性派楽器に関心のある方は必携です!(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555779 |
20世紀の作曲家たちによる様々なスタイルの吹奏楽作品その他を集めたゴキゲンな1枚です。トロント・ウィンド・オーケストラの目の覚めるような技にも耳が釘付けになりますが、ソロを担当している奏者たちにも注目です。この分野ではおなじみの作曲家、コルグラスの「ドリーム・ダンサー」での素晴らしいサックスを受け持つのはカナダの若き奏者、ハラディです。メシアンで鮮烈なピアノを弾いているのはオーストラリアの現代曲を得意とする若手ドッキング。全ての白熱した力がぶつかる時に溢れ出るエネルギーの凄まじさを体験してください。(2009/03/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572248 |
特に近・現代音楽の解釈と歌唱で高い評価を得ながら、持ち前の高い感性で古楽の世界にまで鋭く切り込むアンナ・プロハスカが描く『失楽園』。楽園でのアダムとイヴ、その堕落と追放の物語、あるいはそれに触発された歌曲を収録しています。ロマン派から近代、そして20世紀に至る各時代から独自の選曲を行っており、歌詞も仏・独・英・露と4ヵ国語に及ぶもの。圧倒的な充実度で、プロハスカの企画力、歌唱力、言語力と、現在の彼女が持てる実力が余すところなく発揮された、聴き応え十分のアルバムです。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA581 |
【驚異のソプラノ、アリスティドゥ、セカンド・アルバム登場】キプロス島に生まれ、現在はフランスを中心に活躍するサラ・アリスティドゥ。持ち前の驚異的なテクニックで様々な現代作品を全身で表現するほか、バロックからロマン派までの作品を豊かな表現で歌い上げる柔軟性を併せ持つ彼女は、同時代のアーティストたちから既に多くの信頼を得ており、今やヨーロッパ中のホールや歌劇場から声が掛かる存在です。ファースト・アルバムにはその才能を高く評価するダニエル・バレンボイムやエマニュエル・パユの参加がありましたが、今回は前回も新曲を提供したイェルク・ヴィトマンがクラリネットでも参加するという豪華さ。冒頭を飾るギリシャ出身のツィアルタスの作品を始めとした現代作品で炸裂する超絶技巧がまず聴きどころですが、ラフマニノフやシューベルトで聴かせる声色や歌いまわしにも異能ぶりが発揮されて聴きごたえ十分。新しい時代を感じさせる素晴らしい表現力をぜひご体験ください。(2023/11/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA740 |