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メシアン, オリヴィエ(1908-1992)

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    メシアン:トゥーランガリラ交響曲/キリストの昇天(ポーランド国立放送響/ヴィト)

    20世紀最大の巨匠による愛の大交響曲絢爛豪華な超大作「トゥーランガリラ交響曲」は20世紀の古典として永遠に語り継がれるでしょう作品の筆頭候補です。巨大なオーケストラに超・超絶技巧を要するピアノ独奏、特にグリッサンド奏法が印象的なアナログ電子楽器オンド・マルトノ独奏を加えた編成の大きさ、演奏時間80分という時間の長さもスゴいですが内容はさらに圧巻、まさに「法悦境」ともいうべき、溢れんばかりの宗教的官能と悦びの爆発が、聴くものにたまらない高揚感を与えてくれます(第5、10楽章など本当に大変なことになっています!)。静謐な美しさ、ちょっと小難しげな理屈っぽさなどもバランスよく配合され、所謂現代音楽入門としても最適な1曲といえるでしょう。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554478-79

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    メシアン:トゥーランガリラ交響曲(ステファノヴィッチ/ブロシュ/マンハイム国立劇場管/ソディ)

    メシアンの代表作の一つ「トゥーランガリラ交響曲」。作品のタイトルは2つのサンスクリット語(梵語)の“Tura?ga”(時、天候、リズムなどの意)と“L?l?” (遊戯、愛、演奏などの意)を合わせたものであり、メシアン自身は作品を「愛の歌」もしくは「喜びの讃歌」などと呼んでいました。全10楽章で構成された巨大な作品で、演奏には数多くの打楽器やピアノ、メシアンが愛したオンド・マルトノが効果的に使用され、絢爛豪華な響きが楽しめます。このアルバムでオンド・マルトノを演奏しているのは作曲家としても知られるトマ・ブロシュ。楽器を知り尽くした彼ならではの巧みな演奏をお楽しみください。この破天荒な曲をまとめるのは、2016/17年のシーズンからマンハイム国立劇場管弦楽団の音楽監督を務めるアレクサンダー・ソディ。1982年オックスフォード生まれの若手で、就任以来、オーケストラのレパートリーを飛躍的に拡大させた功績が知られており、このメシアンでもオーケストラと一丸となり見事な演奏を披露しています。(2020/09/18 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC472

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    メシアン:鳥のカタログ/鳥の小スケッチ(アウストボ)

    フランス現代の巨匠作曲家メシアンは、作品に鳥の声を積極的に取り入れました。世界の鳥の声を克明に採譜したメシアンの、この方面の集大成と言える驚異的な作品がピアノのための「鳥のカタログ」です。通常のピアノ独奏のイメージとは懸け離れた魅惑的な世界を提示します。「20のまなざし」の録音が大評判になったノルウェー出身のアウストボが、再び冴えに冴えた演奏を聞かせます。後年の「鳥の小スケッチ」を加えた3枚組がナクソス価格、今まで我慢していた方にもCD購入チャンス到来です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553532-34

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    メシアン:ニワムシクイ/忘れられた捧げもの(アウストボ)

    「ニワムシクイ」は、メシアンの単独のピアノ作品としては最大規模を誇る渾身の力作です。この曲には、作曲者自身により、早朝から夜に至るまでの、時の流れにうつろう大自然の風景(山、湖、夜明け、嵐の気配、日没等々)や色彩と、ニワムシクイを含む無数の鳥たちが登場するストーリーが付けられていますが、楽曲は全くそれに忠実に進んでいきます。まさに、耳によるヴァーチャル・バードウォッチングといったところでしょうか。この曲の背景にあるメシアンの個人的な世界観・音楽観を感得できるかどうかは別としても、極めて複雑、精緻にして美しいピアノ曲として、楽しめることだけは間違いありません。(2002/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554655

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    メシアン:ハラウィ/3つのメロディ(ブルーン/ヒルディグ)

    メシアンの2つの連作歌曲集を。実はどちらの曲も、彼が大切にしていた家族の損失が作曲のモティベーションとなっているのです。「3つのメロディ」は3年前に亡くなった彼の母親への思いが結晶したもの。そして「ハラウィ」は最初の妻クレア・デルボスが詩に至る病を得た頃に書かれたもの。しかし、どちらの作品にも失意の念はなく、あるのは限りない希望と法悦の感覚だけ。メシアンにおける「死」と「愛」の感覚が端的に感じられる名作と言えるでしょう。煌びやかなピアノ・パートと色彩感豊かな声の饗宴、そして感覚が麻痺するほどに強烈な言葉遊びをどうぞお楽しみください。(2010/02/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572189

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    メシアン/ハリソン/ジョラス/アンダーソン/ドビュッシー/グリーグ:ピアノ作品集(鳥の思い出)(チャドウィック)

    メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートである英国のピアニスト、ロデリック・チャドウィック。このアルバムは2020年にリリースされた「La mer bleue」(DDA-25209)の続編となるもので、フランスのソローニュ地方の一日の景色と音をイメージした雰囲気のある2枚組です。前作と同じくメシアンの「鳥のカタログ」からの抜粋と"鳥""夜"をイメージさせるグリーグ、ドビュッシーのロマンティックな作品からサディ・ハリソンらのモダンな作品が並べられています。(2023/05/19 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21240

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    メシアン:ミのための詩/ヴォカリーズ・エチュード/天と地の歌(ブルーン/ヒルディグ)

    メシアン(1908-1992)の1936年から1938年に書かれた一連の歌曲集(ハラウィを除く)は、彼における作曲家活動の初期の作品にもかかわらず、その音楽が目指すものは顕著であり、彼の特徴とも言える「音と色彩の関係」や、官能性がはっきりと現れています。「ミのための詩」は当時の彼の妻クレール・デルボス(1959年に死去)の愛称であった「ミ」に捧げられた歌曲集であり、夫婦愛の歓びと結婚の秘蹟を歌ったもので、この一音ごとに移り変わる色彩的な響きは、メシアンが愛したステンドグラスの光をそのまま写し取ったものでもあります。「ヴォカリーズ・エチュード」はタイトル通り歌詞を持たない小さな曲。パリ国立高等音楽院の声楽曲の練習曲として書かれたものですが、こんな短い曲の中にも(ドビュッシー風でもある)やはりメシアンらしい音の絵が描かれているのには感嘆するのみです。「天と地の歌」は妻への愛だけでなくわが子への愛、そして「死と復活」までもが高らかに歌われるというもの。「ミのための詩」からたった2年でここまで神秘性が増すとは・・・と驚いてしまいます。ブルーン・ヒルディグ・デュオによる美しい演奏で。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573247

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    メシアン:ミのための詩/神の降臨のための3つの小典礼(アーチボルド/ミラー/ブラウン/ノースウェスト少年合唱団/シアトル響/モルロー)

    ワシントン州シアトルを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ、シアトル交響楽団。2011年からはフランス人指揮者ルドヴィク・モルロー(モルローは2017年6月にネゼ=セガンの代役としてベルリン・フィルを指揮し、一躍時の人になったことでも知られています)が音楽監督を務めたことで、フランスの近現代作品の演奏が飛躍的に多くなりました。このメシアンの録音もその一つであり、声楽を含めた大編成のオーケストラを自由自在に駆使して、色とりどりの音を紡ぎ出しています。あまり録音の多くない「神の降臨のための3つの小典礼」での陶酔的な響きは美しさの極みです。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Seattle Symphony Media
    カタログ番号:SSM1016

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    メシアン:ミのための詩/忘れられた捧げもの/ほほえみ(シュヴァネヴィルムス/フランス国立リヨン管/メルクル)

    愛と信頼、死および永遠、そして鳥の歌。これらはメシアンにとって、永遠のテーマです。「忘れられた捧げもの」は彼にとって最初に公表された管弦楽作品で、「捧げもの」とはキリストの無償の愛。それを忘れてしまい罪を重ねる人間の姿、忘れないための聖体秘跡、これらが音によって描かれます。「ミのための詩」はメシアンによる極めてシンボリックな愛の歌。最初の妻クレア・デルボスに捧げられた9つの神秘的なテキストによります。もちろん「ほほえみ」では随所に鳥の声が聞こえてきます。メシアン入門としても最適なこの1枚。準・メルクルの紡ぐ柔らかいオーケストラの音色と、硬質な響きを持つシュヴァネヴィルムスのソプラノは聴き手を陶酔の世界へと連れていきます。(2009/12/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572174

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    メシアン:世の終わりのための四重奏曲(オストラン/テシエ/トムセン/サロ)

    メシアンの最も有名な作品の一つ「世の終わりのための四重奏曲」は、第二次世界大戦中の1940年にドイツ軍の捕虜となったメシアンが収容所で書いた作品。そこで出会った音楽家、チェリストのエティエンヌ・パスキエとクラリネット奏者アンリ・アコカ、ヴァイオリン奏者ジャン・ル・ブレール、そしてメシアン自身のピアノのために書かれており、メシアンが愛する鳥の声や神への賛美が至るところに顕れる名作に仕上がっています。デンマーク国立交響楽団(DR放送交響楽団)のコンサートマスター、クリスティーナ・オストランと首席クラリネット奏者ジョニー・テシエ、同じく首席チェロ奏者ヘンリク・ダム・トムセンの3人に加え、デンマークを拠点に活動するピアニスト、ペア・サロは、この曲をコンサートで何度も演奏しており、満を持しての録音となりました。DXD352.8kHz/32bitでの録音、マルチ・チャンネルを含むSACDでの発売です。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:6.220679