ダ・ミラノ, フランチェスコ(1497-1543)
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スイス系アメリカ人のリュート奏者ピーター・クロトンによる「2人のフランチェスコ」作品集です。その一人であるフランチェスコ・スピナチーノの生涯についてはほとんど知られていません。しかし、1507年に出版された「リュートのためのタブラチュア」は最古のタブラチュア(記譜法の一種で、弦を押さえる指のポジションが記号化されているもの)とされていて、この功績のみが残されています。かたやフランチェスコ・ダ・ミラノはもう少し知名度が高く、生前から「リュートのヴィルトゥオーソ」として名を馳せていました。即興的なパッセージは現在のジャズのインプロヴィゼーションにも似た味わいを醸し出しています。この静かな美しい音は、ゆっくりとした時間を過ごす時にふさわしいものです。○10 CD-16301 (EAN 4032324163013) PriceCode: NL3P-B(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16300 |
【「若き楽器」チェンバロと撥弦楽器の思わぬ組み合わせで、ルネサンスの真相へ!】世代交代が進む21世紀のヨーロッパ古楽シーン。TactusやStradivariusなどイタリアの古楽レーベルで、筋の通ったバロック録音を数多くリリースしてきたマウリツィオ・クローチも、彼のアンサンブル「ペガッソ」やマルコ・ビズリー率いる「アッコルドーネ」などで確かな撥弦さばきを聞かせてきたエヴァンジェリーナ・マスカルディも、明敏な古楽リスナーにとっては新譜が見逃せない存在。この二人が妥協なくルネサンス音楽と向き合った今回の録音は、撥弦と鍵盤の共演がルネサンス期の音楽においても意外なまでに可能性に満ちていたことを、理屈抜きに伝える期待通りの仕上がりです。舞台は16世紀。大国スペインは群雄割拠のイタリア半島にまで覇権を伸ばし、ミラノもその勢力圏に収めます。そこでスペイン貴族のもと行われた、撥弦楽器と鍵盤とが妙なる対話を聴かせたという音楽会の再創造が本盤のテーマ。スペインで愛されていた撥弦楽器ビウエラと、撥弦楽器の作法を手本に独自のスタイルを確立しつつあったチェンバロとの対話がくりひろげられます。曲によって二重奏と独奏を描き分け、イタリア半島でも聴かれたスペインのさまざまな秘曲の世界へ……両奏者の精妙な音楽性、直接音と空気感のバランスも素晴しい自然派エンジニアリングも魅力。ビウエラの妙音のかたわら、木製管オルガンや16世紀モデルのチェンバロの音色にも惹かれます。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A481 |
1987年トリノ生まれの若手ギタリスト、エマヌエレ・ブオーノのリサイタル・アルバムです。。幼い頃からギターを学び、18歳の時にはジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で優秀賞を獲得しています。ミラノ音楽院に進学し、2008年のアレッサンドリア国際ギターコンクールではヤングアーティスト賞(翌年、あのパク・キュヒも同賞を受賞)に輝き、その後も数多くのコンクールで優勝していますが、やはりこのミケーレ・ピッタールガ・ギターコンクールでの優勝は、彼のキャリアに大きな転機を齎すことは間違いありません。この受賞記念のアルバムは、彼の得意なレパートリーがふんだんに用意されていて、イタリア・ルネサンスの典雅な作品から20世紀のモダンな作品まで、その多彩な表現をたっぷり味わうことができるもの。ジャケ写の落ち着いた雰囲気そのままの「大人の演奏」をする逸材です。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573362 |
アーリー・ミュージックの魅惑の世界へ、ようこそ!一応はクラシック音楽の範囲内でありながら、バロック以降の音楽に比べて、信じられないほどの懐の深さが、ここにあります。アルバムはいきなり、聴き手を異次元の世界へ誘う伝承曲から始まります。作曲家名も曲名も、聴きなれない楽器の名前も、音楽の謂れも、何も知らなくていい。音楽に身を委ねるだけで得られる安らぎの世界に浸ればいいのです。他では得られない、アーリー・ミュージックだけが誘うメディテーション、皆さんにお薦めします。※Naxos既発売盤からのコンピレーションです。(2005/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557652 |