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パデレフスキ, イグナツィ・ヤン(1860-1941)

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  • パデレフスキ:歌劇《マンル》

    【パデレフスキの唯一の歌劇《マンル》、初のドイツ語上演録音!】ロマの若者マンルと禁断の恋に落ちた娘ウラーナは、母親からも村からも拒絶されてしまいます。村を出てロマとともに放浪し、子供を授かったウラーナとマンルは数々の苦難に直面、マンルが妖女アーサの誘惑に負けたことを知りウラーナは湖に身を投げます。本来はこの場面で終幕となりますが、後にパデレフスキはエンディングを変更、恋人のアーサを奪われたオロスが復讐のためにマンルを湖に突き落として幕となります(この上演ではこちらのエンディングが用いられています)。ピアニスト・作曲家として活躍するとともに、第1次世界大戦後に発足したポーランド第二共和国の首相を務めたパデレフスキ。これは彼の唯一の歌劇《マンル》の全曲を収録したアルバムです。人種差別問題をテーマに、ハンガリーとポーランド民謡の要素をワーグナー風の重厚な音楽に採り入れたこの作品は、ドイツ語の台本により1901年5月29日、リヒャルト・シュトラウスのいくつかの歌劇の初演者でもあるエルンスト・フォン・シューフの指揮でドレスデン宮廷歌劇場で初演され大好評を博し、直後ポーランド語に翻訳され同年6月8日にルヴフ(現リヴィウ)、翌年にはワルシャワでも上演されました。初演時にウラーナを歌ったのは《エレクトラ》の題名役を務めたアニー・クルル。ウロク役も当時ワーグナー歌手として知られたカール・シャイデマンテルが歌うなど、かなり力の入った配役でした。1902年にはメトロポリタン歌劇場で上演され、この歌劇場で上演された唯一のポーランド歌劇となりましたが、残念なことに以降アメリカで上演されることはありませんでした。ポーランドでは1930年をはじめ、1961年にはパデレフスキ生誕130年を記念してポズナンとワルシャワ、2001年にはヴロツワフ歌劇場で演奏されています。ハレ歌劇場でのこの上演はオリジナルのドイツ語で行われ、歌劇場のプリマドンナ、ロメリア・リヒテンシュタインと、優れたヘルデンテノールとして活躍するトーマス・モールが主役を務め、全体をまとめる指揮者ミヒャエル・ヴェンデベルクが作品の持つ魅力を存分に引き出しています。(2024/04/12 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555553-2

  • セルゲイ・ラフマニノフ伝説の録音集 1919-1942

    (2023/04/28 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.109001

  • ポーランドの心

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554774

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    ヴェルテ=ミニョン・ピアノ・ロール・シリーズ 第1集(1905 - 1927)

    ヴェルテ・ミニョン録音会社はE.ヴェルテによって1904年に創設され、初めて自動再生装置付きのピアノを製造したメーカーです。ピアニストがこのピアノで演奏することによって、ロール紙にそれが記録され、細かな修正を加えたあと、その記録を元に自動ピアノが再演するという仕組みになっていました。生の演奏の録音に比べ、微妙なタッチやペダリングの再生は不可能でしたが、フレージング、テンポなどといった弾き癖は十分に残して再生できることから、多くのピアニスト達がこのピアノ・ロールに演奏を残しました。ホロヴィッツの事実上、初めての演奏記録である「カルメン幻想曲」が収録されているのも、注目されます。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110677

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    乙女の祈り - おばあちゃんのピアノ・アルバムより(ナジ/ソコライ/プルニ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550646

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    フリッツ・クライスラー - 録音全集 4 (1916-1919)

    1914年に第一次世界大戦が勃発、ニューヨークに住んでいたクライスラーも召集され、東部戦線に出征しますが、重傷を負い名誉の除隊となります。その後、演奏活動を再開、このアルバムで演奏が聴くことができる1916年から1919年頃は、彼のアーティストとしての絶頂期といっても過言ではないでしょう。1916年に録音された「愛の喜び」を含む一連の作品は、驚異的な技術と、彼独特の「話すように歌う」奏法が駆使されていて、グラナドスの「アンダルーサ」や、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」などは、その特徴をはっきり物語るものと言えます。また「美しきオハイオ」は後に州の公式ソングにもなるほどの人気を博しました。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111384

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    フリッツ・クライスラー - 録音全集 5 (1919-1924)

    1919年から1924年にかけての、クライスラーの珠玉の録音集です。1914年に勃発した第1次世界大戦で、重傷を負い除隊後はニューヨークに戻ったクライスラーですが、アメリカにとってオーストリアが敵国だったため、演奏活動は自粛し、そのかわりにオペレッタ「りんごの花ざかり」の作曲などに力を入れていたのです。その後少しずつ演奏会を再開しますが、やなりまだ「敵国人」とみなす米国在郷軍人会からの反発もあり、なかなか思うような活動はできなかったようです。しかし、この録音が行われた頃には理解も進み、彼は思う存分美しい調べを奏でていたのです。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111398

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    フリッツ・クライスラー - 録音全集 6 (1924-1925)

    クライスラー(1875-1962)によるビクター・トーキング・マシーン・カンパニーへの録音集の第6集です。これでこのシリーズは完了となります。この録音が行われていた時期のクライスラーと妻ハリエットは素晴らしく充実した生活を送っていました。結婚から22年を経て、ようやく瀟洒な自分の家をベルリンに持ったのです。しかし、迫り来る戦争はこの幸せを10年足らずで奪ってしまいました。美しい家は第二次世界大戦の終わり近くに、連合軍の爆撃に寄って破壊されることとなってしまったのですが、この頃の彼らには、そんな未来は想像もできなかったかのではないでしょうか。そして1938年には戦禍を離れパリに移住することとなるのです。この1925年のセッションでは多くの曲が録音されるも、リリースされなかったものも多かったのですが、ラロの第2楽章のテスト版が残存していました。また未発表であったチャイコフスキーの「カンツォネッタ」も美しい響きに満たされています。(2015/09/23 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111400

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    ショパン/パデレフスキ/シマノフスキ/ヴィエニャフスキ:ピアノ作品集(シマノフスキ)

    デビュー・アルバム(ACD170)で爽やかな才能を披露した、1988年ポーランド生まれのカロル・シマノフスキは、現在ポーランドで最も有望なピアニストの一人と賞賛されています。彼は2010年のパデレフスキ国際ピアノコンクール入賞など、6つの国際コンクールに入賞し、2011年にはヤマハの奨学金を得て更にその音楽性に磨きをかけています。今回のアルバムでは得意とするショパンの作品と、同姓の偉大なる作曲家シマノフスキのマズルカ、前作でも見事な演奏を聞かせたパデレフスキの一連の作品など、現在の彼の才能を見せ付ける選曲となっています。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD219

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    ショパン/リスト/メンデルスゾーン:ピアノ作品集(ホフマン)(1916-1923)

    素晴らしいテクニックを持ちながらも、「小さい手」で人一倍苦労した名ピアニスト、ヨゼフ・ホフマン。ラフマニノフの作品などでは難儀したと言われますが、ここで聴くリストやショパンなどでは、そのようなハンデは一切感じさせることがありません。あくまでも正確でスケールの大きな音楽性はその時代の他のピアニストをはるかに凌駕するものです。(2008/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111326