ショパン, フレデリック(1810-1849)
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以前、他のレーベルからも出ていて大好評だった「ショパン・コンクール」での入賞記念演奏を集めた5枚組です。若きアルゲリッチやポゴレリッチ、ポリーニ、アシュケナージらの熱演が詰まった絶妙のBOXです。そう言えば、昔「CD.5のトラック2に収録されている「英雄ポロネーズ」は、アダム・ハラシェヴィッチのものではないか?」という疑惑も出ていたようでしたが(確かに現在の穏健な解釈とは随分違います)、この時の批評に「わずか18歳のアシュケナージによる6分を切る快速演奏」とあり、ハラシェヴィッチのものではないということで決着が付きました。そんな臨場感溢れる演奏が次々と楽しめるのです。(尚、CD2の7~10までの本体表記に誤りがありますことをご了承ください。)(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7039 |
クラシック音楽には結構マーチが出てきて、たまに聞くと胸がスッキリします。この1枚では「威風堂々」や「ラデツキー行進曲」など、誰もが聞いたことがある有名曲から、「スラブ行進曲」のような本格的管弦楽曲、そして相当の通でも知らないヴィレーンやコーツの曲まで聞くことができます。マニア向けの注目株には、ナクソスが誇る名アレンジャー・ブレイナー氏編曲によるショパンの「葬送行進曲」も。殆どが既出のナクソス音源からの抜粋ですが、これでCDを取り替えずに本格的行進曲を思う存分楽しめる、収録時間78分を超えるお徳用です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553596 |
ゴベールの知名度は、どちらかといえばフルート関係者限定に留まってしまっているのではないでしょうか。しかしその作品たちは、フォーレやドビュッシーの甘口系の作品に通ずる、甘美でロマンティックな楽想の宝庫ともいえ、もっと広く知られてしかるべきだけの魅力が備わっています。例えば「平原の夕暮れ」は、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」と冒頭がそっくりですが、その後の展開にも、この有名曲に負けないだけの美しさがあると申せましょう。12曲収録されている編曲集は、いずれも「ひねりのない」ストレートなものですが、有名な旋律をそのままフルートで奏することで、この楽器の魅力を純粋に伝える結果となっています。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557307 |
20世紀前半を代表するピアニストの一人、アルフレッド・コルトー(1877-1962)。彼はフランス人の父と、スイス人の母のもと、スイスに生まれ、幼い頃から音楽教育を受けました。パリ音楽院予備科では、高名なルイ・ディエメに師事、しっかりとした基礎を築いたのち(とはいえ落第経験もあり)、ピアニストとしてデビューします。若き頃はワーグナーの作品に傾倒し、1896年から1897年まではバイロイト音楽祭の「合唱、歌手のトレーナー」など助手を務め、やがては指揮者として「神々の黄昏」のフランス初演を行うほどのめり込んだというエピソードはよく知られています。その後は、ジャック・ティボー、パプロ・カザルスとともにカザルス三重奏団を結成、1920年代後半まで素晴らしい活躍をします。教育者としても実績を誇り、1919年には自身の理想を実現するために「エコールノルマル音楽院」を設立、精力的に後進の指導に当たったことでも知られています。この一連の編曲集は、彼自身が提唱した「健全な技術的基礎」を構築するために書かれたものであり、ホロヴィッツの編曲のような自らの技巧を誇示するためのものとは若干意味合いが違うと言ってもよいでしょう。ただし、フランクのヴァイオリン・ソナタは超難曲です…。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP641 |
現在NAXOSレーベルで、その将来を最も嘱望しているヴァイオリニストがこの楊天堝(読みはティアンワ・ヤン)。もちろんクラウス・ハイマンも彼女の才能には一目置いています。音楽性、技巧、どれを取っても文句なしですが、何より彼女の演奏には華があり、また音色も涙が出るほどに美しいのです。ここではサラサーテ(1844-1908)が他の作曲家の作品をヴァイオリン曲に編曲したものを集めています。いわば「リストのトランスプリクション集」のような曲集。しかし、彼女の手にかかると、まるではじめからヴァイオリンのために書かれたかのように美しく響きます。ショパンの夜想曲など、こちらが原曲?と思うほどの完成度の高さです。サラサーテの編曲の妙、そして彼女の美音。そしてピアノのハドッラ。これらが融合することで最強の調べが生まれました。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572709 |
1900年頃のヨーロッパにおける文化の中心は「fin-de-siecle=世紀末」のウィーンと、「Belle Epoque=良き時代」のパリでした。パリのセーヌ川沿岸のサロンでは、毎夜、中産階級(ブルジョワジー)の人々が絵画と文学についての討論を行いながら、美しい音楽に耳を傾けたのです。作曲家たちは耳当たりの良い小品を作り、時に応じて演奏家たちが状況に合わせて編曲を行うことで、その場の雰囲気にふさわしい作品へと練り上げていったのでした。このアルバムでは、それらの曲を演奏することで、当時のサロンを再現しています。思い入れたっぷりの旋律を奏でるヴァイオリンの調べをお楽しみください。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98951 |