ダウランド, ジョン(1563-1626)
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クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554770-71 |
シェイクスピア時代の音楽を演奏するために、1980年に設立された「ボルティモア・コンソート」は、スコットランドからイングランド、フランスにまたがる“宮廷で奏でられた音楽”を中心に、舞曲から民謡まで幅広い曲を演奏、その関係性を探っています。シェイクスピアの作品には、数多くの音楽についての言及があり、それらは一般的に3つのカテゴリーに分類できます。劇そのものへの付随音楽、もともとの戯曲のテキストに添えられた特定の歌(シェイクスピア自身が歌詞を付けたものも)、劇中で使われたと推測される音楽。例えばロバート・ジョンソンの2つの曲は、明らかに「テンペスト」で使われた確証があり、ジョンソン自身も「シェイクスピアの作曲家」として文書に書かれているなど、彼がシェイクスピア作品と深いかかわりがあったことは間違いないようです。この録音では、現存する譜面の最も初期の物を使用して演奏が行われています。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92234 |
イギリスの「黄金時代」とは、16世紀後半のエリザベス1世の頃を指します。この時代は宗教音楽だけでなく、世俗歌曲も目覚ましい発展を遂げました。同じ頃にイタリアではマドリガレが全盛期を迎え、これらの曲がイギリスにもたらされ、多くの曲が筆写されました。イギリスの作曲家たちも、これに倣い、数多くのマドリガルが生まれました。しかし、17世紀に入ると衰退を始め、その代わりに台頭してきたのが、リュート付きの歌曲、もしくはリュート曲だったのです。とりわけ2台のリュートによるアンサンブルは音楽的にも素晴らしいものでした。一人が即興的にメロディを奏で、もう一人がそれを伴奏するのですが、お互いが醸し出すハーモニーは、それはそれは自発的で流麗なものだったことでしょう。名手2人によるこの演奏で、400年前の世界の音の世界に遊んでください。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92155 |
1600年から1800年に渡るハンブルクの聖なる音楽シリーズ第3集。このアルバムでは3つのコラール・ヴァリエーションとコラール・コンチェルトをお聴きいただきましょう。17世紀の教会音楽作曲家ゼッレ、都市の音楽監督であったショップ、そして名オルガニストのシャイデマン。彼らの作品は2週間ごとに地域で演奏され、その際には地元のアンサンブルと独唱者たちが共演したのです。賛美歌をもとにしたテーマを極限までに展開し、美しい音楽に仕立て上げたこれらの作品は、当時のスタイルを研究するためにも役立つものです。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777362-2 |
バッハ以前の作曲家で一人だけ選ぶならイギリスのダウランド、そんな声も聞こえる程、彼は特別な存在で、歴史に残るソングメーカーでした。何といっても「あふれよ、我が涙」の旋律は作曲当時ヨーロッパ中で流行ったメガヒット、そのメランコリックな叙情は現代人をもノックアウト、思わず全身の動きが止まります。「グリーンスリーヴズ」など当時流行していた旋律のリュート独奏も交えたダウランド歌曲集、カウンターテナーがリュートの伴奏だけで歌う、この簡素な音空間に広がる縦横無尽の情感をお楽しみください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553381 |
モダンジャズとイギリス・ルネサンス音楽を融合させた、美しく洗練されたアルバムです。デヴィッド・シュヴァリエはフランスのジャズ・ギタリストで、このアルバムでは、ダウランドの良く知られた作品に新しい外観と響きを与え、現代に解き放つことを試みました。第1曲目の「柳の歌」から新鮮な驚きを感じさせてくれるものです。ダウランドの各々の曲も、リュートの伴奏とはまた違う、典雅な佇まいとモダンな味わいの双方が感じられるユニークなものです。たった3人の奏者から生まれているとは思えないほどの、芳醇な響きも聴きどころでしょう。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16302 |
ポーランドのアコーディオン奏者ラハウ・ウーク。10歳からコンサートに出演し、15歳で協奏曲デビュー(ブロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団)、以降各地で多くのリサイタルを行っています。ヴィオラのアンダーソンはグラスゴー出身。作曲家としても才能を示し、数多くの賞を獲得している期待の奏者。この2人によるアンサンブル「デュオ・ファン・ヴリート」は現代作曲家たちにも積極的に新作を委嘱。ヴィオラとアコーディオンという希少な響きを広めるために結成されました。アンサンブルの名前はアメリカの偉大なミュージシャン、キャプテン・ビーフハートの本名“ドン・ヴァン・ヴリート”から取られています。(2017/07/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100069 |
エリザベス朝からチャールズ1世にかけてのイギリスを代表するリュート奏者であったダウランド。彼の作品はほとんどがリュートのソロのためか、リュートと歌という小規模な形態で書かれたものです。内容も、どちらかというと世俗的なもので、親しい人や偉い人のために書いたリュート曲、もしくは恋人たちの愛の姿を歌ったものばかりで、いわば当時の流行歌のようなものでした。それだけに却ってその音楽は普遍性を持ち、今聴いても新しいばかりか、現代のアーティストにたくさんのインスピレーションを与えるという不思議な存在にもなっています。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556840 |