グリンカ, ミハイル・イヴァノヴィチ(1804-1857)
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19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカ。裕福な貴族の家に生まれたグリンカは、幼い頃から音楽に興味を持ち、当時ロシアを訪れたジョン・フィールドにピアノを習うなど環境に恵まれていました。しかし、彼は最初、音楽家になることはなく1824年に公務員として働き始めます。この時期の彼はサロンで演奏するために何曲かの華麗な変奏曲を作曲、3年間ほどサロンで演奏していました。1930年、健康状態を懸念した彼はイタリアに移住。この地で当時流行していた様々な歌劇を耳にし、これらの主題を用いた変奏曲で人気を博すこととなります。しかし、イタリアで3年間過ごしたグリンカはホームシックに陥り、ロシアに帰国。“アリャビエフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲”はその頃に書かれた曲です。それからのグリンカはロシアの民族意識に根ざした作品を次々と発表し、賞賛を得ることとなります。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP741 |
19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカのピアノ作品全集の第2集。サロン風の音楽から、やがてロシアの民族意識に根差した音楽へと作風を変えていったグリンカ、このアルバムでもフランス風のカドリーユやコントルダンスなどのおしゃれな小品から、ロシアの民謡に基づいた作品まで多彩な小品を聴くことができます。良く知られているのは初期の作品「モーツァルトの主題による変奏曲」でしょう。この曲は歌劇《魔笛》の中のメロディが使われた、ハープで演奏されることの多い優雅な曲ですが、ピアノでも演奏されます。演奏しているのはグルジア系ドイツの女性ピアニスト、インガ・フォリア。いくつかの国際ピアノ・コンクールで優勝し、若い世代の中でも最もエキサイティングな存在と注目を集める一人です。(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP782 |
「近代ロシア音楽の父」と呼ばれるミハイル・グリンカ(1804-1857)。裕福な家に育った彼は、同時代の詩人、画家らと積極的に交友関係を結びました。なかでも詩人プーシキンは彼の目標であり、彼におけるロシア人としての意識を覚醒させ、ロシア的な作品を書きたいと願う原動力となったのです。またグリンカは、幼い頃に、ロシアに滞在してピアノを売り込み、演奏技術を広めていたジョン・フィールドからピアノを習ったため、その影響も強く心に刻み付けられていました。そんな彼のピアノ曲は当然、ロシア風でありながらもフィールド直伝のロマンティックな雰囲気を持つというユニークなもの。ショパン風の甘さを感じさせる「夜想曲」や、当時流行していた歌劇のメロディを主題とする変奏曲など、演奏効果の高い作品が揃っています。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5285 |
1982年、ロシア生まれのピアニスト、作曲家グリャズノフ。モスクワ音楽院でユーリ・スレサレフに学び、2009年に大学院の学位を取得、モスクワ音楽院のピアノ科でスレサレフの指導助手を勤めています。2012年からは“くらしき作陽大学”の音楽短期大学に講師として招かれ、指導にあたりながら後進を育てており、作曲家としてはショット社と契約を結び、自作や編曲の出版も行っています。レパートリーは幅広く、バッハからラフマニノフ、現代作品までと何でも弾きこなしますが、このアルバムでは、自身が編曲したロシア作品の数々を演奏、演奏技術だけでなく、高く評価されている編曲の才能もまざまざと見せています。モダンな味付けが施された「花のワルツ」や、良く知られるボロディンの「夜想曲」もピアノで演奏すると違った雰囲気が漂います。(2018/09/21 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30082 |
(2018/10/17 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7275 |
ボルティモアの名門音楽院の吹奏楽団が、その幅広いレパートリーを見事にこなして届けてくれる一枚です。グリンカの序曲はオーケストラのレパとしてお馴染み。シェーンベルクの「主題と変奏」は作曲者が亡くなる8年前の作品で、無調を採用していません。作曲者自身の管弦楽編曲版もある隠れた名作は、もとは吹奏楽による演奏を想定していたのです。バード作品は、暖かい音色を生かした楽想に心が和みます。ウールフェンデンとホルシンガーの作品は、吹奏楽ならではの色彩感を存分に体感させてくれます。最後は膨大なスーザのマーチの中でも日本人によく知られた「雷神」。スーザ自身のライヴ演奏に倣い、オーケストレーションに手を加えた演奏です。(2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570403 |
ロシアのバス歌手フョードル・シャリアピン(1873-1938)は、その力強く朗々とした歌声と、圧倒的な舞台での存在感により、バス歌手の概念を地味な脇役から主役へと一変させた、革命的な存在です。モスクワのボリショイ劇場で活躍したのち、1907年から西側へ進出、大人気を得ました。彼が外題役を歌う《ボリス・ゴドゥノフ》は、それまでまったく知られていない作品だったにもかかわらず、彼の登場によって一気に人気作品となりました。このCDは1902年から36年までの長い録音歴から、代表的な録音をあつめたもの。東京録音もあります。(山崎浩太郎)(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110748-49 |