グレインジャー, パーシー(1882-1961)
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メルボルンで生まれたグレインジャーは、まずフランクルトでピアノと作曲を学び、若い頃からコンサート・ピアニストとして演奏旅行を繰り返していました。彼は若い頃から吹奏楽に興味を抱いており、1901年にイギリスを訪れた時にはBoosey&Hawkes社に行き、お気に入りの楽器を持ち帰っています。1914年にはアメリカ軍のバンドマンとして2年間働き、その後も吹奏楽のための作品を何曲も書きました。彼は作品に数多くのアイデアを盛り込むことで知られており、このアルバムに収録された作品の中では、バッハの作品を編曲した“朗らかな鐘”(トラック7)での打楽器やファゴットのメロディなど、飛びぬけた自由さを誇っています。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573680 |
グレインジャーの「吹奏楽のための音楽全集」最終巻となるこの第3集には、このジャンルにおける彼の最初の作品「ワムフレイの若者たちの行進曲」を始め、良く知られる「リンカンシャーの花束」などバラエティ豊かな作品が集録されています。1905年に作曲された「ワムフレイの若者たちの行進曲」の原曲は男声合唱とオーケストラ(または2台ピアノ)のための作品。ウォルター・スコットの叙事詩に基づいていますが、民謡の素材は用いられておらず、全体的に引き締まった行進曲です。「リンカンシャーの花束」はグレインジャーが自ら録音機材を携えて、イングランドで採譜した民謡を元にした吹奏楽曲。民謡の微妙な歌い回しも全て描かれた型破りな手法も見られる、吹奏楽ファン必携の作品です。(2018/06/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573681 |
オーストラリアのピアニスト、作曲家パーシー・グレインジャー(1882-1961)のピアノ作品集です。彼は1907年にノルウェーのグリーグの元を訪れ「民謡を大切にする心」に目覚めたといいます。そしてエジソンが発明した蓄音機を持参してイギリスを回り、民謡を収集。これらを編曲した時の経験が、このアルバムに収録されたピアノ曲に凝縮されています。この中で最も有名なのは「リンカンシャーの花束」でしょう。本来は吹奏楽のための作品として書かれましたが、ここに収録されているのは1937年に2台ピアノのために編曲されたもので、曲の持つ雰囲気が一層増幅された見事な仕上がりとなっています。またガーシュウインの名作「ポーギーとベス」による幻想曲も物悲しいエッセンスを生かした聴きごたえのあるものです。デュオの一人、ヴァイヒェルトはシュルホフ作品集(GP604)での知性的な演奏が高く評価されている人。またもう一人のラーヴェはラッヘンマンの作品の初演などで知られる現代音楽を得意とするピアニスト。2人の火花が散るような掛け合いをお聞きください。 (2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP633 |
ティントナーの古典派からロマン派の演奏に慣れ親しんだ人には相当に意外な選曲ですが、作曲者の生没年をよくご覧ください。指揮者のそれと重なる部分の多さに気づかされます。つまりこれはティントナーの同時代の作曲家たちへのオマージュで、しかも聴いて楽しい20世紀音楽ばかりというのが、嬉しい限りではありませんか!ここでは最も有名なグレインジャーの郷愁、リルバーンの軽妙さ、ドライフースの可愛らしさとユーモア、アメリカとカナダの旋律を盛り込んだベンジャミンの底抜けの陽気さ、クルサードのピアノを効果的に使用したモダンな響き。「聴いて得した」感の非常に高いアルバムです。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557244 |
1798年に創設され、1801年にはホワイト・ハウスで演奏、その年の3月、トーマス・ジェファーソン大統領の就任式で演奏を行い「大統領直属=President’s Own」の称号を与えられた由緒あるバンドが、このあ「アメリカ海兵隊バンド」です。1880年にはスーザが隊長を務め、レパートリーと技術の大改革を行い、同時に数多くのスーザの作品も演奏。一層力を付けました。NAXOSにもいくつかのユニークな作品の録音がありますが、このシュワルツが指揮したアルバムも素晴らしいの一言に尽きるでしょう。吹奏楽好きならたまらない「リンカンシャーの花束」を始め、コープランドやバーバーなどのお馴染みの曲から、シュワルツの自作「はるかに超えて-Above and Beyond」など、どれも安心して楽しめる極上の演奏です。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573121 |
1868年、当時の最も著名な作家や芸術家のグループたちによって設立されたロンドンの由緒ある“サヴィル・クラブ”。Sodalitas Convivium”(良き連帯と共生)をモットーに、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターに属する地区メイフェアの中心部にある素晴らしい18世紀の屋敷に集う紳士たちは、現代でも美味しい食事と会話を楽しみながらブリッジやポーカーの腕を競っています。クラブのメンバーにはサー・アーサー・ブリスやウィリアム・ロイド=ウェッバー、バーナード・ハーマンなどの作曲家や、詩人ラドヤード・キップリングにWBイェイツ、物理学者のアーネスト・ラザフォードにジョン・コックロフトなど17人のノーベル賞受賞者が名を連ねています。このアルバムは創立当時のメンバーを含む11人の作曲家のピアノ曲を収録した1枚で、後期ロマン派からモダニズムへと向かう英国音楽の発展と歴史を目の当たりにすることができます。演奏しているカルペイエフもサヴィル・クラブのメンバーです。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0601 |
難しい理屈は要りません!吹奏楽の人気曲を集めた当盤、かっこよくて快感だから、吹奏楽に知識が無くても、誰でも楽しめます。ヴェルディで威勢よく幕開け。ドビュッシーの思い出に捧げられたストラヴィンスキー作品(初版で演奏)。アメリカの吹奏楽の雄、パーシケッティの代表作。ヴァインベルガー唯一の有名曲の吹奏楽版。「アメイジング・グレイス」として有名な旋律がこだまするコープランド作品。リフレインの可愛さがたまらないグレインジャーの小曲。そして最後は極めつけ、これが無くちゃ始まらない、ウォルトンの行進曲。演奏はアメリカのホワイトハウスを拠点とする18世紀末創設の名門楽団です。(2007/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570243 |
最近の NAXOS が力を入れている「吹奏楽」のジャンルにまた新たな名盤が登場いたしました。今作もマニアにはたまらない選曲となっています。ジェイコブの「組曲」は最初ブラスのために書かれましたが、後にもう少し大きな編成へと書き直されたもので、何とも親しみやすい作品です。「隠された空き地に」は、このバンドの指揮者オニールのために書かれた作品。作曲家と指揮者の友情を描いたということです。他の編曲集はまさに妙技の一言。グレインジャー、スーザ、バッハ、ガーシュウインらの才能が混然一体となったスゴイ音が楽しめます。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572108 |
スコットランド出身のロナルド・スティーヴンソンのピアノ曲第3集。もともと優れたコンサート・ピアニストとして名を上げ、ベートーヴェンやラフマニノフの巧みな解釈で知られていましたが、「DSCHによるパッサカリア」などの難解で演奏困難な数々のピアノ作品は超絶技巧を愛する人々の間で話題となり、近年作曲家としての知名度も高くなっています。彼は友人グレインジャーの影響を受け、世界の民謡にも強い関心をいだき、各国の伝統音楽のテイストを生かした作品を書き上げました。この第3集にはアフリカから中国、ガーナなどの音楽を元にした特色豊かな作品を収録。グレインジャーの「ヒル・ソング」の編曲も含まれた興味深い1枚となっています。(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0403 |
2012年、ディーリアス生誕150年を記念して製作されたアルバム。ディーリアスの繊細な響きに満たされた管弦楽曲を、ディーリアスの良き理解者であったフェンビーを始めとした他の作曲家たちが2台ピアノ用に編曲した作品が集められています。オーケストラでなくては再現できないような「春を告げるかっこうを聞いて」などが見事にピアノの響きに置き換えられています。演奏しているのはサイモン・キャラハンと竹ノ内博明の2人のピアニスト。ぴったりと息のあった隙のない演奏で、ディーリアスの独自の世界を描き出しています。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0112 |