マックスウェル・デイヴィス, ピーター(1934-2016)
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2017年からバイエルン放送合唱団の指揮者を務めるハワード・アーマンが構成したクリスマス音楽。聖書外典の『ヤコブ原福音書』で描かれているキリスト降誕にまつわる物語を題材に、ドイツの初期バロックの作品の数々をアーマン作のパートがつないでゆきます。素朴ながら、ルツェルン歌劇場の音楽監督を務めたアーマンならではの劇的なセンスが光り、シュッツの「クリスマス物語」を現代に蘇らせたような作品に仕上げました。余白にはピーター・マクスウェル・デイヴィスの名作「おお、大いなる神秘よ」を収録。(2023/10/27 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900531 |
イギリスの音楽文化は教会音楽と密接に結びついています。現代においても、典礼のための宗教合唱曲が多数書かれ、これらの新作は常に合唱団に拠って演奏され、市民たちもこれらを享受しています。このアルバムでは5人の作曲家の多彩な作品を聴くことができますが、最初のマクスウェル・デイヴィスの長大な作品からして、様々な言語を駆使した言葉遊びが炸裂する、何とも人を食ったものであり「聖と俗」が表裏一体であることを強く感じさせてくれるはずです。現代最高の合唱指揮者の一人であるマルクス・クリードは、これらの難曲をやすやすと聞かせます。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :CD93.342 |
【世界中の合唱の名曲を集めた好企画、待望のBOX化!】約17年に渡って南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルの首席指揮者を務めたマーカス・クリードの退任と、SWRレーベルの20周年を記念したBOXセット。世界の名曲を合唱で、ではなく、合唱のために書かれたオリジナルの名作を国(あるいは地域)ごとに、もちろん原語で歌っていくという、世界中の合唱ファンを狂喜させた企画が、約6年間を経ていよいよ完結しました。その歌唱技量と表現力の高さは、昨年発売された「日本」編の美しさで私たちにも実証済み。同時発売の最終巻「バルト三国」編も含めた9枚組で、合唱の世界の奥深さをたっぷりと堪能することが出来ます。それぞれのアルバムをそのままBOXに収めた仕様で、歌唱言語による歌詞を掲載したオリジナル・ブックレットを読むことが出来るのも嬉しいところ。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19100CD |
当盤収録作品の多くは、偉大なギタリスト、ジュリアン・ブリームのために書かれたものです。彼のおかげで、スペインや南米のイメージが強いギター音楽の分野に、20世紀後半の英国の才人たちが期待通りのレパートリーを開拓してくれました。その中でも特に有名なウォルトンの「バガテル」に始まり、美しい哀歌6、孤高の作曲家ロースソーンならではの深みがある7、ブーランジェに作曲を師事したレノックス・バークリーによるフランス近代音楽の影響も色濃い諸作を経て、英国の現代作曲家の中でも器用なことでは天下一のロドニー・ベネットで締めくくります。自ら解説も書いた名手デヴァインは、銘器エルナンデス・イ・アグアドを使用しています。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557040 |
イギリスの指揮者マイケル・ウォルドロン率いる「ロンドン・コーラル・シンフォニア」はトリニティ礼拝堂でのコンサートを開催するために、2008年、ケンブリッジ大学の若く才能ある学生たちによって結成された声楽アンサンブル。年間を通じイギリス国内の様々なホールで幅広いレパートリーを披露しています。このアルバムでは、伝承曲を始めとしたお馴染みのクリスマス作品を心を込めて歌っています。どの曲も手の込んだアレンジが施されており、編曲を担当した一人、デヴィッド・ウィルコックスは現代イギリスにおける劇場音楽の第一人者たちです。またマックス・パッペンハイムはこのアンサンブルのオルガニスト。歌手たちの声を知り尽くした変幻自在なアレンジが見事です。とりわけ「オー・ホーリー・ナイト」ではオルガン、トランペットの華やかな響きと、中間部の荘厳な対位法が聴きどころです。(2019/11/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100110 |
【弦楽合奏あるいは大管弦楽のための、スコットランドにゆかりのある現代作品群】1980年代生まれの作曲家たちの作品を中心とした現代管弦楽曲集。合唱作品を中心に日本でもファンの多いマクミランとカッパーロールド、サックリングはスコットランド出身で、作曲の傍ら絵画制作でも知られ本盤のジャケットも手がけたクラインはエディンバラ大学を出ており、マクスウェル・デイヴィスの作品(原曲は1980年に書かれたピアノ独奏曲、ここでは弦楽版で演奏)はスコットランド北部オークニー諸島の町から着想を得てているなど、レーベルとオーケストラの本拠であるスコットランドにゆかりの深い作品集になっています。日本の伝統的な金継ぎ技術に感銘を受けて書かれたというカッパーロールドの表題作と、マクミランの「オスカーの死」、サックリングの「瞑想」は打楽器や金管も加わる大管弦楽のための作品で、他の3作は弦楽を中心とした編成のためのもの。いずれも各楽器の音色をよく活かしたモダンな響きながら前衛に寄り過ぎず聴きやすい作品で、じっくり親しんでゆきたくなる映画音楽のような起伏に富んだ曲想や、あるいは徹底して美しい音楽世界に出会うことの出来るアルバムです。(2024/06/21 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD713 |
1997年、エジンバラ生まれの中国系ピアニスト、ヤン・ユァンファンのリサイタル・アルバム。/ロンドンの王立音楽院で7年間学び、2014年にはワイマールで開催された第4回フランツ・リスト国際コンクールで第1位、2015年のクリーヴランド国際ヤング・アーティスト・コンクールでも第1位を獲得し、その将来を期待されています。/この「Watercolour=水彩画」と題されたアルバムは、様々な景色を切り取り、音で描き出した表現力豊かな1枚。作曲の勉強もしているというヤンは、このアルバムでも自作を披露しており、これは確かな構築力と即興性が表出された素敵な作品です。また、彼の他の作品もBBCラジオやテレビで頻繁に放送され、大人気を博しています。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100073 |
様々な要素をたくさん詰めたマックスウェル・デイヴィス(1924-)の作品は、熱狂的なファンを多く生み出していますが、この交響曲第3番と、クロス・レーン・フェアは、まさに「カオス的な美しさ」に満ち溢れた作品といえるでしょう。交響曲第3番はルネサンス建築にも似た構造を持ち、静謐な中世の聖歌と、劇的な感情が交錯する中に漂う幻影と鳥の声、激しい波が打ち寄せる海岸の風景などが見え隠れします。聴き手は自由な幻想を巡らせ、音の流れに身を任せるばかり。「クロス~」は、作曲家が子ども時代に訪れた遊園地の思い出に触発された作品で、アイルランドの伝統楽器と室内オーケストラのための小粋な曲です。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572350 |