リムスキー=コルサコフ, ニコライ・アンドレイェヴィチ(1844-1908)
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リムスキー=コルサコフという作曲家、実はオペラの才になかなか長けた人物でした。いまいち人気が盛り上がらない分野ですが、20世紀も末になってようやく演奏機会も増えてきました。当盤をお聴きになれば、「シェエラザード」などのように管弦楽を色彩的に扱う超名人の才能は、なるほどオペラにも好適なことをご確認いただけるでしょう。6~9の組曲は、天才的指揮者ムラヴィンスキーの録音があることでも知られています。文豪プーシキンから題材を得た10や若い頃の11も録音が少なく、この作曲家のファンにはこの上ない贈り物です。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553513 |
ロシア五人組のなかでも、とりわけ管弦楽法に優れた才能を発揮したリムスキー=コルサコフ。このアルバムに収録されたオペラからの管弦楽組曲の数々は、そんな彼の特筆を知るのにふさわしいものと言えるでしょう。組曲「雪娘」は春の精と冬の精との許されぬ愛が生んだ悲劇の物語。とりわけ「道化師の踊り」が知られていますが、悲しげに始まる「序曲」から聞きごたえ充分です。海の英雄となった「サトコ」の物語、こちらも伝説から採ったという、亡霊になっても愛する人を守る娘「ムラダ」、そして彼の最後のオペラで、風刺に満ち少々教訓めいた終わり方をする「金鶏」から素晴らしい音楽を並べました。演奏はシュワルツとシアトル交響楽団で、彼らの見事な演奏はシェエラザード(8.572693)でも聴くことが可能です。(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572787 |
1862年、海軍士官候補生のリムスキー=コルサコフ(1844-1908)は、ロシア帝国海軍から3年がかりの世界一周の遠洋航海に出るように命令を受けます。当時17歳の彼は、以前から交響曲を書き始めていましたが、これを機会に第1楽章と第3楽章、そして終楽章を完成させ、残りの1楽章はイングランド上陸中に書き上げ、バラキレフの元に送ります。しかし、バレキレフはその出来に満足せず、いくつかの改編を要求。助言を受け入れ書き直した「交響曲第1番」はこれまでのアントン・ルビンシテインらの作品に見られるドイツ色を廃した、本格的な「ロシア初の交響曲」として大成功を収めることとなりました。彼はその後も改編を行い、元々は変ホ短調であった調性をホ短調に移すなど、更に受け入れやすい曲へと変貌させています。そんな「ロシア的」な第1番とは違い、古典的な作風に回帰したと言われる第3番は、1866年から1873年という長い期間に渡って書かれた作品で、1863年に書かれたスケルツォと、1872年、イタリアへの新婚旅行中に書かれたトリオが用いられています。こちらは初演時あまり成功することはなく、結局1886年に改訂され、現在の形になっています。全体に漂う重厚な雰囲気の中にも、5/4拍子で書かれたせわしない第2楽章がとりわけ異彩を放っています。大作を得意とするジェラード・シュワルツの丁寧な演奏で。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573581 |
1970年に結成された、世界で最も有名な金管五重奏団カナディアン・ブラス。100を越えるCDやDVDのリリースを始め、海外での公演からオリジナル作品の演奏まで幅広く活躍している団体です。結成から40年を経て、少しずつメンバーの交代もありますが、彼らの音楽性は一貫して変わることなく、常に最高の音楽を供出しているのが素晴らしいところです。もちろん「白いスニーカー」も。このアルバムはトロンボーンのリアルマコプーロスを加えた新生メンバーになってからの初めてのアルバムであり、また彼らの新しいカスタムメイドの楽器(金メッキ)の演奏での初アルバムでもあります。エキサイティングな1枚!(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30008 |