ブリテン, ベンジャミン(1913-1976)
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一瞬「中世の音楽集」に見えるデザインが目をひく、このアヴァロン弦楽四重奏団のアルバム「イルミネーションズ」。収録されている音楽は近代、現代に属するものですが、ギャロップやゴリホフの作品は、明らかに中世時代の書物や音楽からインスピレーションを受けているものでしょう。また、冒頭に置かれたドビュッシーの切れのよい解釈も聴きものですし、ブリテンの新古典的な音楽もなかなか興味深い仕上がりです。アヴァロン弦楽四重奏団は北イリノイ音楽大学の学生たちにより結成されたアンサンブルで、2000年カーネギーホール、アリスタリーホール、ウィグモアホール、ヘラクレスザールでのコンサートをはじめ、世界中の音楽祭で演奏、着々と実力と人気を高めています。(2015/09/23 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-156 |
カナダ出身のギタリスト、デイル・カヴァナー。アマデウス・ギター・デュオの一員としても知られ、彼女のために書かれた曲などの世界初演も多く果たしています。このアルバムでは近現代4人の作曲家のギター独奏曲を演奏、多彩な作風による作品を紹介しています。ドメニコーニの変奏曲は良く知られるアナトリア民謡「Uzun ince bir yoldayim 私は長く細い道を旅している」を主題とした作品。寂しげな主題が華やかに姿を変えていく様子は圧巻です。ポンセの変奏曲は、バロック期からおなじみの「フォリア」を主題にしたもの。元々の意味である“常軌を逸した”の通り、第1変奏から激しい変奏が続き、最後はフーガで締めくくられます。ブリテンのノクターナルは7つの気分を持つ変奏曲の一種。20世紀におけるギター作品の名作の一つです。アメリカの作曲家クーパーマンの「Walking on the Water」はピーター・セラーズの映画からインスパイアされた作品。静かな雰囲気を持つ洒落た曲です。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573443 |
キリスト教は、神への祈りを捧げる時に唱える様々な定型文(祈祷文)を持っていますが、どの文が正統な祈祷文と認めるかは教派によって異なります(プロテスタントの一部では定型文すら持たない教派もあります)。その中で「主の祈り」だけは唯一、キリストが弟子たちに与えた祈祷文として、ほぼ全ての教派で唱えられているというものです。この普遍的な言葉は、様々な作曲家たちの手によって音楽になり、現代に歌い継がれています。このザルツブルク・バッハ合唱団の演奏は教会で収録されたものですが、歌の背後にしばしば柔らかい鳥の声が聞こえてきます。これをカットせず、「鳥の声は天の歌手の歌である」という理由で残したというのは、何ともステキなエピソードではありませんか!(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1817 |
【磨き上げられたアンサンブルによる、美しいキャロルの世界】SWRヴォーカル・アンサンブルと、17年間務めたその音楽監督の座を2020年で去るマーカス・クリードによるクリスマス・キャロル。ルネサンスから現代まで幅広い年代から名曲ばかりを収めており、様々な層の音楽ファン、合唱ファンに喜んでいただける内容となっています。クリードとアンサンブルの篤い信頼が生んだ、美しいハーモニーをお楽しみいただけます。『世界の合唱作品』9枚組(SWR19100CD)も好評発売中。(2020/10/16 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19094CD |
【注目の若手メゾ アデル・シャルヴェ、名手スーザン・マノフのサポートを得てデビュー!】2017年にヴェルビエ音楽祭アカデミーで最優秀賞を得たほか数々の受賞歴を誇り、ジョディー・デヴォスのオッフェンバック作品集(ALPHA437/国内盤:NYCX-10039)へのゲスト参加やヨーロッパ各地の歌劇場への出演、ル・ポエム・アルモニークやピグマリオンとの共演、ガーディナー指揮『ヴェンベヌート・チェッリーニ』公演への参加など、活動の場を広げているメゾ・ソプラノ、アデル・シャルヴェのソロ・デビュー盤。親交の篤いスーザン・マノフの伴奏を得て、アメリカとイギリスの近現代歌曲を収録しています。歌劇場での活発な活動のなか歌曲への強い情熱も持ち合わせているシャルヴェは、マノフと共演するデビュー盤作成にあたり、幼い頃ニューヨークで過ごした記憶という共通点を拠りどころとして、アメリカの王道的なレパートリーからキャバレー・ソング、そしてイギリスにもちょっと寄り道するといったプログラムを構成しました。アメリカの片田舎の風景から教会のゴスペル、裏町の猥雑さまで、様々な情景が目に浮かぶような素晴らしい表現力を堪能することが出来ます。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA556 |
今や世界的バリトン歌手となったクリスティアン・ゲアハーエル。BR KLASSIKレーベルでの彼は、シューマンの「ファウストの情景」やブリテンの「戦争レクイエム」で独唱を受け持ったアルバムがリリースされていますが、どちらも深く滑らかな声質を生かした見事な歌唱が高く評価されています。このアルバムは2013年にプリンツレーゲンテン劇場で行われたリサイタルのライヴ収録です。ここでは比較的珍しいレパートリーが選ばれていて、どれもが民謡と芸術歌曲(リート)の間に生まれるエキサイティングなコントラストを丁寧に描き出したものです。ハイドンの作品は、歌とピアノトリオのために書かれたもので、歌詞は英語ですが、ここでは1927年にロンとシューラーによって付されたドイツ語の歌詞で歌われています。ブリテンの作品は、良く知られたメロディに現代的な伴奏が付けられていて、この不思議な雰囲気が広く愛されています。あまり演奏されることのないベートーヴェンの作品にも、実は宝石のような魅力が満載です。愛すべき1枚です。?(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900131 |
ブダペストのリスト音楽アカデミーを2007年に卒業し、現在は助教授として後進の指導を精力的に行っている若きギタリスト、アンドラーシュ・チャーキのデビュー盤です。彼は各地で開催される数多くのコンクールで賞を獲得しましたが、何よりも第51回東京国際ギターコンクールで優勝したことで、既に日本のファンの間ではおなじみ。このアルバムに楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか?ここでは、彼が得意とするバッハを始め、難曲として知られるブリテンの作品や、カステルヌォーヴォ=テデスコの作品とデュアートの作品を演奏、また新たな魅力を振りまいています。彼の持つ確固たる音楽性は、輝かしい将来を期待させてくれるでしょう。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572630 |