フィールド, ジョン(1782-1837)
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夜想曲の開祖、フィールドの儚く美しいピアノ曲集の続編です。夜想曲はいよいよ充実の度を増す後半分の作品群となりますが、左手の伴奏音型に右手の旋律を対置させるという単純なつくりから、どうしてこんなにも美しい音楽が紡がれてしまうのでしょうか? 実はこういったシンプルに美しい作品は演奏者をかなり選びます。その点フリスはまさにスペシャリスト、タッチはデリケートを極め、優しく愛撫するかのようにピアノを鳴らしていきますが、メロディーは心ゆくまで歌われ、装飾音は真珠のように輝いています。ショパン以前の夜想曲は発展途上の青臭い音楽と思っていたら大損です。ひょっとしたらショパンより美しいかもしれませんぞ! (筆者は本気)(2000/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550762 |
20世紀を代表するポーランドのピアニスト、イグナツ・フリードマン(1882-1948)は、卓越した技巧と解釈で「類い稀なるショパン演奏家」として評価されています。また彼は、同時代の音楽家の例に漏れず、素晴らしい作曲家、編曲家でもありました。彼は自身のコンサートで演奏するために、過去の大作曲家たちの作品を魅力的に改編し、時には超絶技巧を加えて華麗な演奏会用ピースに仕立て上げたのです。このアルバムでは、そんなフリードマンの編曲によるバロック期の作品から、同時期の作品までを収録(うち3曲は世界初録音)、フリードマンの曲に寄せる愛着も理解できる興味深い1枚となっています。グラミー賞受賞、超絶技巧ピアノ曲を得意とするアメリカのピアニスト、ヨーゼフ・バノヴェッツ(NAXOSレーベルでもお馴染み)の演奏で。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP712 |