クルーセル, ベルンハルド ・ヘンリク (1775-1838)
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明るいのにどことなく哀愁も漂う、オーボエは音色の美しさは、あらゆる楽器の中でも全く独特のものです。そんなオーボエ入りの室内楽、それも相方が弦だけとくれば、もうほとんど出ずっぱりで、その美しさを振り撒いてくれます。この編成での名曲中の名曲といえば、モーツァルトの四重奏曲、両端アレグロ楽章の快活さ、短調で書かれた第2楽章の愁いの表情と、まさに完全無欠。第3楽章の名人芸的パッセージも「華」というにふさわしい美しさです。また、有名とは言い難いクルーセル作品のクオリティも特筆に価します。こちらも愁いと名人芸のバランスが絶妙の大傑作といえましょう。音楽の喜びここにあり、素晴らしいの一言に尽きます。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557361 |