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「細川俊夫: 大鴉 メゾ・ソプラノと12の奏者のためのモノドラマ(テキスト: エドガー・アラン・ポー)」


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2015.10.21リリース

細川俊夫: 大鴉 メゾ・ソプラノと12の奏者のためのモノドラマ
(テキスト: エドガー・アラン・ポー)



2014年10月 日本を代表する作曲家、細川俊夫の故郷広島で収録。
エドガー・アラン・ポーの幻想詩「大鴉」に基づき、
自然と人間との交感、人間理性の崩壊を緻密かつ情感豊かに描く。


日本を代表する作曲家である細川俊夫氏も、ポーの「大鴉」(おおがらす)に魅入られた一人であり、彼はこの不可思議な物語から、日本古来の伝統芸能である「能」の世界観と通底する思想を見出し、これらを融合することで新たな宇宙を創り上げています。物語を歌い語るメゾ・ソプラノのシャルロッテ・ヘレカントによる表情豊かな表現、それを彩るルクセンブルクの名アンサンブル「ルシリン」の精緻なアンサンブル、更にそれを導く新進気鋭の指揮者、川瀬賢太郎。恐怖の中に点滅する甘美な余韻までが見事に捉えられた、緊迫の音楽劇です。


ポーの作品は、近代人の理性的世界に守られた存在に、不気味な動物「鴉」が侵入して、その理性的秩序の世界が、崩壊する過程が描かれている。私は、この作品を一遍の能ドラマとしてとらえ、それを一人のメゾソプラノとアンサンブルによるモノドラマで表現しようとした。本来は男性が主人公のこの「大鴉」を、女性によって語らせ、歌うようにしたのも、能では、役が女性の場合であっても、男性がそれを演じるのと逆の関係にしたのである。 (細川俊夫ライナーノートより)






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■ 商品タイトル:
細川俊夫: 大鴉 メゾ・ソプラノと12の奏者のためのモノドラマ(テキスト: エドガー・アラン・ポー)

■ 価格(税込):
3000円(CD)
1500円(DL配信/通常音質)
3000円(DL配信/ハイレゾ)

※ハイレゾは
・PCM 96kHz/24bit
での販売となります。

■ 発売日:
2015年10月21日

● CDはこちらから

amazon/バナー rakuten/バナー tower/バナー hmv/バナー


● ダウンロードはこちらから
(各ページは発売日以降に
アクセス可能です)

e-onkyo/バナー mora/バナー
※通常音質
mora/バナー
※ハイレゾPCM
victorHD/バナー


■ 収録楽曲:

  • 朗読: 大鴉(テキスト: エドガー・アラン・ポー)
    Poem: The Raven(Edgar Allan Poe)(narrated)
    シャルロッテ・ヘレカント(朗読)
  • 細川俊夫: 大鴉 メゾ・ソプラノと12の奏者のためのモノドラマ(テキスト: エドガー・アラン・ポー)
    Toshio Hosokawa: The Raven – Monodrama for mezzo-soprano and 12 players
    シャルロッテ・ヘレカント(メゾ・ソプラノ)/アンサンブル・ルシリン/川瀬賢太郎(指揮)


  •  作曲:
     細川俊夫 Toshio Hosokawa

     演奏:
     シャルロッテ・ヘレカント Charlotte Hellekant
     (朗読&メゾ・ソプラノ)
     アンサンブル・ルシリン United Instruments of Lucilin
     川瀬賢太郎 Kentaro Kawase(指揮)

     収録:2014年10月29日、31日 広島 JSMアステールプラザ
    (細川俊夫氏立ち合いのもと)

     録音エンジニア:ヤレク・フランコフスキー









*最新情報*


●2014.10.27 東京・津田ホールにて、「大鴉」日本初演コンサートが行われました。
詳しくはこちら。

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●2015.10.01 ルクセンブルク大公国大使館にて、「大鴉」アルバムのリリース発表および記念コンサートが行われました。

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作曲の細川俊夫氏、指揮の川瀬賢太郎氏も登場。さらに、アンサンブル・ルシリンのメンバー3名により、以下のプログラムが演奏されました。

1. マルセル・ロイター:インフラ・ラ・ネーヴェ(雪の下で)- バイオリン、ピアノと打楽器のための
2. 細川俊夫:マニフェステイション – バイオリンとピアノのための
3. 細川俊夫:ヴァルターのために -弧のうた II-