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New Releases - 2024年07月 発売タイトル
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【ブルックナー生誕200周年企画「オルガン編曲による交響曲全集」ついに完結!】オルガニストでミュンヘン・バッハ管弦楽団の指揮者でもあるハンスイェルク・アルブレヒトの壮大なプロジェクトを集成。交響曲ヘ短調を含むCD13は当ボックスのみの収録となります。リンツのザンクト・フローリアン修道院の「ブルックナー・オルガン」をはじめ、チューリッヒ、ライプツィヒ、ウィーン、ロンドンなど作曲者所縁の地のオルガンを用いることで、各地のオルガンの音色の特徴を楽しめるだけではなく、ブルックナー作品のオルガン的な響きも存分に堪能できます。番号順に並べられたアルバムには、交響曲の他、第二次世界大戦直後にブルックナーの弟子の遺品から発見された「交響的前奏曲」や「詩篇150篇」、3本のトロンボーンのための「エクアーレ」など興味深い作品のオルガン版も収録されています。更に、現役作曲家がぞれぞれの交響曲から受けたインスピレーションをもとに作曲した各曲への「フェンスター(窓)」を収録(第5番へのフェンスターは配信のみ)。伝統を現代につなぐ企画となっています。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC499 |
1970年、ザルツブルク音楽祭における《ドン・ジョヴァンニ》の歴史的上演のライヴ録音が復活。オーストリア放送局(ORF)の最初のステレオ放送で、カラヤン自身が最高の歌手たちをキャスティングしています。ドン・ジョヴァンニ役をブルガリアの名歌手ニコライ・ギャウロフが歌い、ドンナ・アンナはカラヤンが強く推していたグンドラ・ヤノヴィッツ。脇を固めるレポレッロ役にはウェールズ出身で、すでに「フィガロ歌手」として評判を博していたエヴァンス、ドンナ・エルヴィラ役には、こちらもモーツァルト歌手して定評のあるテレサ・ツィリス=ガラと、現代では考えられないほどの豪華な顔ぶれは、まさに黄金期のカラヤンの力を示すものと言えるでしょう。カラヤンはザルツブルク音楽祭で何度も《ドン・ジョヴァンニ》を上演していますが、この1970年の上演は1968年の演出と同じもので、歌手たちの顔ぶれもほとんど同じ、カラヤン自身は「最良のメンバーによる演奏」と絶賛しています。聴衆たちも大絶賛し、まさに伝説的な公演となりました。全編にわたる快速なテンポ設定と、カラヤンらしい美麗なオーケストラの響きも聴きどころ。※ CD-Rでの再発売となります。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C230113 |
ブリテンの《ビリー・バッド》は、出演者が全て男声という特異な作品です。ウィーンでは、ブリテンの作品自体が20世紀末までほとんど上演されることがありませんでしたが、ニール・シコフの主演による《ピーター・グライムズ》が初演され好評を博したことで、その数年後の2001年に、同じくニール・シコフの出演による《ブリー・バッド》が上演されました。シコフの説得力ある歌唱は聴衆の心を掴んだだけではなく、当時40歳になっていたボー・スコウフスの見事な題名役と悪役クラッガートのハーフヴァーソンの名唱も相俟って、上演後は30分間も拍手喝采がやまなかったというほどの名演となりました。また新兵を歌うのは日本でも人気の高いジョン・健・ヌッツォ。若々しい声がよいアクセントになっています。指揮者のドナルド・ラニクルズとウィーン国立歌劇場管弦楽団は、バランス感覚を保った一糸乱れぬアンサンブルを披露、ブリテンの繊細な音楽を表現しています。※ CD-Rでの再発売となります。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C230133 |
第1集(SOMMCD0647)が高く評価されたレベッカ・オモルディアによる「アフリカのピアニズム」シリーズ第2集の登場。このシリーズのタイトルになったエウバのアフリカのピアニズムによる練習曲他、モロッコのベナブデルジャリルのロマンティックな小品、アラブ・イスラム圏の音楽を伝えるサリム・ダダの小品集など多彩な作品が収録されています。また今作にはアフリカ系アメリカ人の作曲家フローレンス・プライスの作品も収録、黒人霊歌「Don’t Let this Harvest Pass」の物悲しい旋律を用いた技巧的な「ファンタジー・ネグレ」も耳に残ります。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。ロンドン、ウィグモアホールで開催されるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0688 |
1943年、第二次世界大戦下の混乱した世界情勢の中で作曲されたプーランクのカンタータ「人間の顔」は、演奏には高い技術を求められることで知られています。アメリカの精鋭たちが集う声楽アンサンブル「スカイラーク」が歌うこのアルバムでは、指揮者マシュー・ガードの発案で、占領下フランスの人々の苦悩を映し出したポール・エリュアールの詩を用いたこの「人間の顔」に、南北戦争(1861-1865)時代の歌を組み合わせるという斬新な試みが行われています。ガードは南北戦争にまつわる様々な合唱作品を探し出し、適切な編曲が見当たらなかった場合は自身で編曲を行い収録。戦争の時代を耐え抜く人間の力強い精神へと捧げています。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92278 |
ヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟ミヒャエル・ハイドンは、モーツァルトと親交があり、作品を共作したこともありました。かつてモーツァルトの交響曲第37番と呼ばれていたものがミヒャエルの作だったように、その作風もよく似ています。兄ヨーゼフやモーツァルト同様にあらゆるジャンルで多数の作品を書いたミヒャエルですが、特に室内楽は作品数も多く、彼の創造性がよく発揮されています。ここに収められた弦楽四重奏曲でも、優雅な旋律、時には荒々しさも感じさせる短調の楽章など聴きどころは多く、まさに兄ヨーゼフとモーツァルトの間に位置するような特徴を感じさせます。(2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555409-2 |
「ボヘミアのヨーゼフ・ランナー」の異名をとったヨーゼフ・ラビツキーとその息子アウグストの作品集。ボヘミア出身のヨーゼフは14歳から地方巡業のオーケストラでヴァイオリンを弾くなど早くから才能をあらわしていました。その後ソリストとして活躍した後、1825年に自身のオーケストラを結成、ウィーンとワルシャワでツアーを行い人気を博します。やがてチェコのカルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)に移った彼は耳なじみのよい旋律と軽快なリズムを持つワルツやポルカを300曲以上作曲、湯治のために各地から集まった人々を魅了しました。彼の息子アウグストは、最初父の楽団でヴァイオリンを弾き、後に指揮者として楽団を統率。父ほど多くはないものの、およそ50作ほどの舞曲や行進曲を遺しています。一時はヨーロッパ中を席巻するほどの人気を博したものの、やがてヨハン・シュトラウスの影に隠れてしまったこれらの魅力的な作品に、クリスティアン・シモニスが新たな光を当てるとともに、アウグストの「酪農家の夢 - 牧歌」ではオダギリマキコとアンナ・レズニアクがソリストを務めています。 (2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555474-2 |
スイス出身の作曲家ハンス・フーバーのピアノ五重奏曲。音楽愛好家の両親の下に生まれ、早くから才能を発揮、10代の終わりにライプツィヒ音楽院に入学し、カール・ライネッケに師事しました。帰国後はバーゼルで音楽を教え、37歳の時にバーゼル音楽院の教授に就任。やがて院長となり数多くの弟子を育てました。彼の作品には親交のあったブラームスやサン=サーンスの影響が感じられます。このアルバムには後期に書かれた2曲のピアノ五重奏曲を収録。独奏ヴァイオリンが導くフーガで幕を開ける第1番は全体に劇的で、まさにブラームスを思わせますが、弦楽器のピッツィカートとピアノのアルペッジョではじまる第2番は各楽章にストーリー性が与えられたシューマン風の作品。この対照的な2作をオリヴァー・トリンドルのピアノとカルミナ四重奏団が丁寧に演奏しています。(2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555569-2 |
フランスとイギリスの紛争を皮切りに1756年に勃発した戦争は、オスマン帝国を除くヨーロッパの列強が参戦し、まさに「世界大戦」とも呼ぶべき様相を呈していました。開戦から7年を経た1763年、ようやく戦いは下火になり、フベルトゥスブルク条約が結ばれ和平が成立。人々もようやく一息つくことができました。ドイツの歴史ある都市リューネブルクもフランスに侵攻されていましたが、戦争が終結したことで、当時リューネブルクの教会音楽家を務めていたヨハン・クリストフ・シュミューゲルがブラウンシュヴァイク=リューネブルク選帝侯が催した祝賀会に寄せるカンタータを作曲。1763年1月6日に初演されたこの輝かしい作品は、250年以上の年月を経て今回初録音されました。シュミーゲルはテレマンの弟子として知られ、このアルバムにはテレマンによる七年戦争に寄せる作品も併せて収録されています。(2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555592-2 |
1722年、クリストフ・グラウプナーはクーナウ亡きあとのライプツィヒの聖トーマス教会のカントルの候補者に選ばれましたが、彼を高く買っていた当時の雇い主ヘッセン=ダルムシュタット方伯が解雇を拒否、その地位はJ.S.バッハが手にすることとなりました。グラウプナーは数多くのカンタータを書きましたが、その総譜は雇用主が独り占めし、彼の死後は自身の城にしまい込んでしまったため、作品の演奏機会が失われてしまいました。しかし、そのおかげで彼の作品は散逸を免れ20世紀になって研究が進み、さまざまな作品が蘇演されるようになりました。このソロ&ダイアローグ・カンタータは第1集(555215)に続くシリーズ第2作。イエスと魂の対話が表現されているという「ダイアローグ(対話)・カンタータ」はバッハの作品がよく知られていますが、グラウプナーの作品はオペラの二重唱を思わせる華麗な曲が多く、とても聞きごたえがあります。演奏は1990年に設立されグラウプナー作品を積極的に紹介する古楽器アンサンブル「キルヒハイム・バッハコンソート」。(2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555656-2 |