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New Releases - 2021年03月 発売タイトル

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    愛の使者~ワーグナーとマーラー作品を弦楽四重奏で(ヴォイジャー四重奏団)

    ワーグナーは青年時代に弦楽四重奏曲を書きましたが、楽譜は散逸しており実際にその音を聴くことはできません。またマーラーも弦楽四重奏曲を書いた記録はありますが、やはり楽譜が残っておらず、こちらも演奏は不可能です。"ワーグナーとマーラーの弦楽四重奏曲を聴いてみたい"そんな思いを叶えたのがこの「愛の使者」と題されたアルバムです。ドイツの現代作曲家アンドレアス・ヘーリヒトが、それぞれの作品から愛のメッセージが込められた曲を選び、見事な弦楽四重奏曲へとアレンジしました。ワーグナーは、マティルデ・ヴェーゼンドンクを思いながら作曲したトリスタンとイゾルデの前奏曲と、ヴェーゼンドンク歌曲集の弦楽四重奏版、そして、マーラーは、初期のピアノ四重奏曲を第1楽章とし、アルマにあてて書いた第5番のアダージェットを第2楽章、第10番を第3楽章、そして残された断片を自由に組み合わせた曲を最終楽章に置いた「弦楽四重奏曲第1.0番」。どちらも魅力的な作品へと変貌を遂げています。演奏は、以前、同じくアンドレアス・ヘーリヒトによる編曲版の「冬の旅」(SM335)をリリースしたヴォイジャー四重奏団。かつては有名クワルテットに在籍したり、バイエルン放送響のメンバーであった奏者により2014年に結成されたアンサンブルです。(2021/03/26 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM358

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    シューベルト:弦楽五重奏曲/ラシーヌ:弦楽五重奏のためのアダージョ(グリンマー/3Gクァルテット)

    1965年にベルンでデビューしたチェリスト、ヴァルター・グリンマー。パウル・クレツキとシャルル・デュトワによってベルン交響楽団の独奏チェロ奏者として起用されるとともに、ベルン音楽院の教職に就き後進の指導にあたりました。1971年からはベルン弦楽四重奏団のメンバーとして、ほぼ15年間にわたり数多くの四重奏のレパートリーを演奏、とりわけ同時代の作品を積極的に初演したことは、彼の音楽観に強い影響を与えています。このアルバムでは、友人の作曲家フィリップ・ラシーヌが彼のために作曲したアダージョと、シューベルトの弦楽五重奏を演奏しています。共演は、2004年に作曲家クラウス・フーバーによって設立された"3Gクァルテット"。現代作品を得意とし、グリンマーと共通する音楽観を持つアンサンブルです。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM331

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    バーンスタイン/マンシーニ/ラインハルト/J. ウィリアムス:ギター・デュオ作品集(カトナ・ツインズ)

    ファースト・アルバム(SM215)で独自のアレンジによるピアソラからモーツァルトまでを一気呵成に聴かせた双子ギター・デュオ「カトナ・ツインズ」。それから27年を経た彼らが演奏するのは、ハリウッドの映画音楽をアレンジした名作の数々です。ハリウッド映画にジプシー・ジャズを持ち込んだジャンゴ・ラインハルトから、バーンスタインやマンシーニらのお馴染みの音楽を、原曲の華やかな響きをそのままギター2台に置き換えた彼らのアレンジは、野心的であると同時に抗しがたい魅力を備えています。アルバムの最後に添えられているのは、1940年代から50年代に多くの映画音楽を書いたカステルヌオーヴォ=テデスコの「平均律ギター曲集」からの抜粋。こちらは2台ギターのためのオリジナル作品です。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM333

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    ショイブレ/ミーク/オネゲル/マルタン/シェック:声楽作品集(こだま)(ベルナルド)

    スイス出身の作曲家たちの知られざる歌曲を集めた1枚。選ばれたのはどれも各々の作曲家たちの初期作品であり、なかでもショイブレの「7つの冬の歌」は、チューリヒ中央図書館に所蔵されていた、彼の弟エリックの手による写譜を用いた世界初録音となるものです。他の作品もほとんど耳にする機会のない珍しいものばかり。歌っているのは、2019/20年のシーズンからチューリヒ歌劇場のインターナショナル・オペラ・スタジオのメンバーとなったばかりの若きテノール、ルカ・ベルナルド。伸びやかな声が持ち味です。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM341

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    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番、第23番「熱情」、第28番(ディアトキン)

    高名な医師一家に生まれ、6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。最初は歌手の伴奏者として活動をはじめ、1999年頃からはソリストとしても活躍。作品の本質を伝えるピアニストとして高く評価されています。このアルバムではベートーヴェンの3曲のソナタを演奏。30年にわたる演奏経験と作品の探求から生まれた彼自身の解釈が反映されています。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM344

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    マルトー:24のカプリース(トゥルバン/小池星花/ヘーレ/鈴木舞/ヴィルケ/イェメツ/西川朋子)

    近年、作品の復興が著しい作曲家アンリ・マルトー。優れたヴァイオリニストであった彼は、先人パガニーニの例に倣い「24のカプリース」を作曲しましたが、こちらは無伴奏で弾かれるパガニーニ作品とは異なり、全編ピアノの伴奏を伴うとともに、各々曲が、明確にヴァイオリン練習曲としての役割も持たされています。名手インゴルフ・トゥルバンはこの作品を自身のマスタークラスで使用、彼の12人の弟子たちと、彼が信頼するピアニスト西川朋子とともに全曲を演奏、見事なアルバムに仕上げています。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM348

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    ピアソラ/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・デュオ作品集(8つの四季の進化)(トゥワイオリンズ)

    ヴァイオリニスト、マリー=ルイーズ・ディングラーとクリストフ・ディングラーによるデュオ「Twiolins トゥワイオリンズ」。音楽一家で育った彼らは、7歳でヴァイオリンを始め瞬く間に才能を現し、ソリストとして活躍するだけでなく、長年にわたり共演を重ねてきました。また2009年には室内楽の舞台に新風を吹き込むことを目的とした「プログレッシヴ・クラシック音楽賞(PCMA)」を創設、この3年ごとに開催されるコンクールで、2台ヴァイオリン作品のレパートリーを確実に増やしています。そんな2人がこのアルバムで取り組んだのは、ピアソラとヴィヴァルディを組み合わせるということでした。これまでにはギドン・クレーメルなどが「2つの四季」としてヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を組み合わせた例がありますが、トゥワイオリンズはこれを更に発展させ、さまざまなピアソラ作品をヴィヴァルディの「四季」に組み込み、2台のヴァイオリンのみで演奏。聴き手に新鮮な驚きをもたらすことに成功しています。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM352

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    フランス6人組の歌曲とピアノ曲(ハインツェン/ミード)

    20世紀前半のフランスで活躍した作曲家たちの集団「フランス6人組」。サティを中心に『新青年』を結成した若き作曲家たちの中から、詩人コクトーが選んだオーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールの6人は、第一次世界大戦後のフランスにおいて、ドビュッシーの後継者として音楽界を主導する役割を担いました。このアルバムでは6人の名前をアルファベット順に並べ、サティも加えた各々のピアノ曲と連作歌曲を収録。彼らの美的アイデアと個性、そして生涯にわたる友情のつながりが垣間見えるユニークな1枚です。美しい歌声を披露するのは、スイス出身、宗教曲を得意とするソプラノ歌手フランツィスカ・ハインツェン。長年共演を務めるピアニスト、ベンジャミン・リードと息の合った演奏を聴かせます。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM357