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New Releases - 2021年09月 発売タイトル
Search results:10 件 見つかりました。
アイスランドで活躍するチェロ奏者・歌手で作曲家のギーザ・ヴァルティースドッティルは、実験的なバンド「mum ムーム」の創設者であり、2019年に権威ある北欧理事 会音楽賞(Nordic Council Music Prize)を受賞しました。来日経験もある彼女は、ムームでヴォーカルを 担当、有名になった後、チェリストとして活動するためにバンドを去り、バーゼル音楽院でチェロと即興演奏を学び、マルチな音楽活動をしています。このアルバム「エピサイクルII」では仲間たちとともに同郷の作曲家たちの作品を演奏、現代的、かつ、どこか懐かしい音の世界を披露しました。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :SLE-70012 |
アイスランド出身のアンナ・ソルヴァルドスドッティル。2021年には彼女の新作がベルリン・フィルで演奏されるなど、世界中の注目を集める女性作曲家の一人です。この「Rhizoma=根茎」は、2011年にInnova Recordingsからリリースされたファースト・アルバムに2016年録音の「Dreaming」(トラック4)を加えてリマスターしたもの。「詩的で魅惑的な音楽」と評されてセンセーションを巻き起こしながらも近年は絶版だったアルバムの待望の復活です。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :SLE-70018 |
アイスランドを拠点に活躍する女性作曲家マリア・フルド・マルカン・シグフスドッティルの合唱作品集。2017年にアイスランドで開催された"スカールホルト・サマー・コンサート"のために作曲された合唱曲「Kom vinur」とその1年後に作られた「Mariuljod」。どちらもアイスランドのモダニズム詩人ヴィルボリ・ダグビャルトスドッティル(1930年生まれ)の詩を用いています。「Kom vinur」は、暗い冬の夜に友と同じ灯りの下で過ごしたい...そんな思いと孤独を感じさせる哀調を帯びた曲。「Mariuljod」は、季節の移り変わりと自然の変化に目を見張りつつ「マリア様ってどんな人?」と尋ねる子供の視点から生まれる優しい音楽。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :SLE-70019 |
ラテン語で「天界」を意味するCaeliと題されたアルバム。「天空」と様々な「次元」が超越者の中に溶け込んでゆき、豊かで鮮明なテクスチャーが生まれる...というイメージから派生したといいます。混沌の響きの中を時折貫くベース・ギターの鮮烈な歌は神秘的であり、聴き手に深い思索をもたらすことでしょう。演奏するギスラドッティルはコペンハーゲンを拠点に活躍する作曲家・コントラバス奏者。レイキャピク、ミラ ノ、コペンハーゲンで音楽を学び、現在はソリストとして、またElja Ensembleのコントラバス奏者として活動しています。ベース・ギターを担当するスヴェリソン は坂本龍一ともコラボ経験のあるアイスランドの作曲家兼ベーシスト。2人は長年にわたり協力関係を築き、しばしば共演を行っています。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :SLE-70020 |
アイスランドのピアニスト、作曲家ハルドール・スマウラソン。アイスランド芸術アカデミーでピアノを学び、マンハッタン音楽学校で学位を取得しています。このデビュー・アルバムは彼の故郷であるイーサフィヨルズルで録音されています。ニューヨークでの学生時代からフリーランスの作曲家として活動する現在まで、さまざまな段階の作品を並べることで、彼のスタイルの変遷をたどることができます。彼の作品はしばしば親しい人々に捧げられていることが多く、このアルバムの作品も「draw + play」は彼の親しい友人、「Stara」は彼の母に献呈されています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92242 |
70年の歴史を持つアイスランド交響楽団による、アイスランドの近代作曲家たちの作品集。プロジェクトの最後を飾るこの第3弾には、指揮者ビャルナソン自身のヴァイオリン協奏曲を含む5人の作曲家の作品が収録されています。ダニエル・ビャルナソンは2015年から2018年までオーケストラのアーティスト・イン・レジデンスを務めた後、2019年には首席客演指揮者に任命され、2021年8月からはアーティスト・イン・アソシエーションの地位に就くことで、更にオーケストラとの関係を深めています。このヴァイオリン協奏曲はハリウッド・ボウルで2017年に初演を飾り、以降、優れた作品として高く評価されています。若き女性作曲家ヴェロニク・ヴァカの「Lendh」は2020年アイスランド音楽賞にノミネートされた注目作。トウマソンの「第七の天国にて」はハルパ・コンサート・ホールのオープニング記念の作品。ハープの音色が効果的に用いられています。ヨンスドッティルの「フラッター」はオリヴィエ・メシアンの生誕100周年を記念する作品。鳥の声、コオロギ、バッタの鳴き声が楽器によって模倣されています。ヨハンソンはアイスランドで最初に十二音音楽を書いた作曲家の一人ですが、この「アダージョ」では調性感のある美しい旋律が用いられています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92243 |
2020年1月、アンサンブル・ガリレイのメンバーの一人、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のサリックは、リュート奏者マクファーレンに「4月になったら皆でコンサートをしましょう」と電話で持ちかけました。2人は比較的近所に住んでいたためすぐさまリハーサルを始めたのですが、2月になると本格的に新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が猛威を振るい始めたため、世界中に散らばるアンサンブル・ガリレイの奏者たちを集めるのは困難になってしまいました。そのためコンサートをあきらめ、2人だけで6月にレコーディングをすることにしたといいます。しかし、実際の2人には録音するための共通するレパートリーがあまり多くなく、レコーディング計画は頓挫するかに見えました。そこで、マクファーレンは様々な新たな曲を創り上げた他、二人がお気に入りの曲をこのアルバムのために編曲、通常の"アンサンブル・ガリレイ"のアルバムのような、フィドルやリコーダーが参加することのない、このリュートとガンバのみによる古楽と伝統音楽が融合するユニークなアルバムが完成したということです。*1990年に設立されたアンサンブル・ガリレイは、クラシックとケルトの両方のバックグラウンドを持つプレーヤーのアンサンブルであり、アイルランドとスコットランドの旋律とダンスチューン、中世の音楽、オリジナルの楽曲を演奏、高い人気を誇ります。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92244 |
アメリカを拠点とするピアニスト、ブルース・レヴィングストンのJ.S.バッハとブラームス、リーム作品を織り交ぜた新アルバム。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック状況下、レヴィングストンは以前にも増してバッハの作品に魅せられているといい、バッハの音楽が時代を超えてブラームスとリームにインスピレーションを与えたことを、彼らの作品を並べることで確認するかのようです。ここでのレヴィングストンは、晩年のブラームスが書いた哀愁を帯びたコラール前奏曲「わが心の切なる願い」での諦観や、リームの前奏曲での激しさと穏やかさの対比の妙を感じさせるとともに、バッハの「前奏曲、フーガとアレグロ」や「目覚めよ、と呼ぶ声あり」などの明るい作品を演奏することで、人々の再生と新しい夜明けを予感させることに成功しています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92245 |
レイキャビクの音楽大学でキャルタン・オラフソンとアトリ・ヘイミル・スヴェインソンに師事、その後、ケルン音楽舞踊大学でクシシュトフ・メイヤーとマルタイン・パディングに作曲を学んだグンナー・アンドレアス・クリスティンソン。このアルバムは彼がオランダからアイスランドに戻った2009年以降の5作品が収録されており、どれもアイスランドの今を牽引する音楽家たちによって演奏されています。パーカッションを効果的に用いた「パターンズ IIb」、浮遊感ある弦の響きが印象的な「ムーンボウ」、リズムパターンがユニークな「ルーツ」など様々な音楽が展開します。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92246 |
アメリカのヴァイオリン&ヴィオラ奏者ザカリー・カレッティンによるバッハ:無伴奏チェロ組曲。彼はこの曲に四半世紀かけて取り組む間に、バッハ時代の楽器・演奏習慣の研究が進んだ事で、自筆譜から見えてくる作品像と自分自身の作品理解の両方に大きな変化を経験したと言います。その思いが「Metamorphosis 変容」というタイトルに込めらており、また、バッハの研究を長年共にして師と仰ぐ存在であった親友の死や、親族の相次ぐ逝去、そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行がもたらした変化などへの思いも込められています。カレッティンにとってそうした変化を可能にするものが自由であり、ここでの演奏も歴史的奏法を踏まえつつ、大胆な装飾など自由度の高いもの。使用楽器は18世紀のオリジナルで、テナー・ガンバ用の弓にガットの芯線に金属を巻いた弦を用いています。演奏されているピッチは半音ほど低いものとなっておりますが、ブックレットにはチューニングあるいは移調に関する記載がないため詳細は不明。しかしそれによって、味わい深い音色が紡ぎ出されています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92247 |