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New Releases - 2021年09月 発売タイトル

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  • スウィザン!~ウィンチェスター写本にみる1000年前の英国における悪魔と奇跡の物語(ディアロゴス/リヴリャニック)

    【最古の多声音楽の一つ、英国11世紀の有名曲集を意外な実力派が!】中世英国を代表するゴシック聖堂のひとつウィンチェスター大聖堂は、楽譜として残されたものの中では最古の部類に属する多声音楽をまとめた歌集『ウィンチェスター・トロープス集(ウィンチェスター写本)』が記された場所。その成立年代は実に1000年代、つまり中世の多声音楽として広く知られたノートルダム楽派のオルガヌム群より2世紀も遡ります。この大聖堂で司教をつとめ、宗教改革以前にはその守護聖人としても祀られていた聖スウィザン(800頃?863)をアルバムのテーマに掲げながら、中世の声楽曲の研究と演奏実践でのユニークな実績を誇るクロアチアの古楽グループ、ディアロゴスが新たな名盤を制作しました。カタリナ・リヴィヤニチ率いるディアロゴスはArcanaレーベルの創設者ミシェル・ベルンステンが生前最後に録音技師としてアルバムを手がけたグループで、同レーベルに多くの録音がありますが、英国音楽に取り組むのは今回が初。プログラムの中軸をなすトロープス集に記されている音楽に加え、同じ大聖堂でほぼ同時期に綴られた聖スウィザンを称える詩を、当時の多声音楽の作法をふまえた即興歌唱で歌いこなす技量にも息を飲むばかり。ディアロゴス特有の「東」を感じさせる独特な声の佇まいとあいまって、女声だけのア・カペラで歌われる中世音楽ならではの不思議な異界感が、初期多声音楽のえもいわれぬ和声感覚の魅力を引き立てます。充実した解説書も専門的知見に関心のある聴き手の期待を裏切りません。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A491

  • J.S. バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV 1014-19 (チェロ・ピッコロ、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロ編)(ブルネロ/ガッリジョーニ/ロレジャン)

    【無伴奏ソナタ&パルティータが大好評のブルネロ、さらなるバッハの世界へ!】チェロという楽器の形が定まったのは意外と遅く、18世紀まではさまざまなモデルが併存していたことが知られています。イタリアの名手マリオ・ブルネロが最近好んで弾いているのは、ヴァイオリンの1オクターヴ下の調弦となる4弦のチェロ・ピッコロ(小型チェロ)。アマティのモデルに基づいて再現製作されたこの楽器を手に、ブルネロはバッハがヴァイオリンのために作曲した無伴奏ソナタ&パルティータ6編を全曲録音、新鮮な音響体験として大きな話題を呼びました。その流れを受けての今回の挑戦は、バッハのヴァイオリン作品として同じく重要な6曲の「ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ」。"二重奏によるトリオ・ソナタ"ともいわれるこの作品は、任意の楽器による通奏低音ではなく参加必須のチェンバロ・パートが左手・右手ともに音符化されており、右手パートがヴァイオリンと対等に渡り合う実質3声の音楽です。残された手稿譜の一つの表紙に「低音部にガンバを重ねてもよい」と書き添えられており、今回の録音はその提案に従いフランチェスコ・ガッリジョーニがバロック・チェロとガンバを使い分けて参加。同じくイタリア古楽界でキャリアを積んできた実力派ロベルト・ロレッジャンはチェンバロとオルガンを使い分け(楽章によっては双方を同時に使用)、ヴァイオリン・パートを弾くブルネロと低音部のガッジョリーニとともに語彙豊かな音楽を繰り出し、変化に富みながら一貫して誠実な解釈を楽しませてくれます。演奏者たちのコメントやバッハ研究者のペーター・ヴォルニーらによる解説書も充実。(2021/09/10 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A490