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New Releases - 2021年12月 発売タイトル

Search results:7 件 見つかりました。

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    チマローザ:歌劇「宮廷楽士長」/パエール:歌劇「宮廷楽士長」(イタリア語歌唱)(コレーナ/マルテル/ポンティッジャ/カゼッラ)

    スイスを代表するバス歌手フェルナンド・コレーナ(1916-1984)をフィーチャーした前古典派の歌劇2作品。チマローザ作品は一人芝居であり、宮廷楽士長がオーケストラの指導に悪戦苦闘する様が面白おかしく描かれています。パエールの作品はもともと2幕ですが、通常短縮版で演奏されます。コレーナは1940年にチューリッヒで歌手デビューを飾り、1947年にトリエステ歌劇場でモデスト・ムソルグスキーの《ボリス・ゴドゥノフ》のヴァルラーム役として登場して注目を集めました。このアルバムでは表情豊かな歌唱を存分に披露しています。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:MGB-6155

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    ユオン:ピアノ四重奏曲第1番「狂詩曲」、第2番(ベルリン・フィルハーモニー・ピアノ四重奏団)

    スイス系ロシア人の作曲家パウル・ユオン。両親はスイス人でしたが、父の仕事の都合でモスクワで生まれ、モスクワ音楽院で作曲をアントン・アレンスキーとセルゲイ・タネーエフに師事、その後ベルリン高等音楽学校に留学し、クララ・シューマンの異父兄弟ヴァルデマール・バルギールに師事しました。彼の作品はどれもドイツ・ロマン派の伝統に則っており、このアルバムに収録された2つの四重奏曲も、第1番の冒頭で奏でられるチェロの旋律などブラームスを思わせるロマンティックな曲調を持っています。1985年に設立されたベルリン・フィルハーモニー・ピアノ四重奏団による演奏です。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:MGB-6244

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    マルタン:ギターを伴う作品集(ブリューチェ/ツンド/コッホ/シェック/ペコタ/ヴィグフソン/テラーニ/トラウブ/ロエプフェ/スタンパ)

    フランス系スイス人の作曲家フランク・マルタン。このアルバムは彼の「ギターを伴う室内楽曲」を集めた1枚。ヴィラ=ロボスやマヌエル・ポンセと同じように、マルタンも名ギタリスト、アンドレス・セゴビア(1893-1987)に魅せられた一人でした。1918年から1926年までチューリヒ、ローマ、パリで過ごしジュネーヴに戻ったマルタンは、1930年代、セゴビアの演奏を聴き感銘を受けたようです。「4つの小品」はこの時期に生まれた作品ですが、セゴビアが直接マルタンに作品を委嘱したのかはわかっていませんし、二人の関係についてもほとんど知られていません。とはいえ、この作品はマルタン唯一の独奏ギターのための作品です。他には中世の詩人のテキストを用いた「3つのミンネリート」、エレクトリック・ギターを駆使した作曲家晩年の作品「死の詩」、マルタンの家で開催された私的演奏会(ディヌ・リパッティと彼の妻を含む)で演奏された子守歌「Quant n'ont assez fait do-do」などが収録されています。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:MGB-6264

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    ブルクハルト:オラトリオ「イザヤの顔」(ロッハー/フンツィカー/ブレフビューラー/ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム/コッホ)

    スイス、ベルン出身の作曲家ヴィリー・ブルクハルトの2曲のオラトリオ。ライプツィヒでジークフリート・カルク=エーレルトに作曲を師事し、1928年からベルン音楽院の教職に就き、後進を育てるとともに合唱団や小オーケストラの指揮活動を行いました。このアルバムに収録されたオラトリオはどちらもブルクハルトの代表作であり、マルタンやオネゲル作品に匹敵する重要な宗教曲です。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:MGB-6273

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    フレーリヒ:弦楽四重奏曲集(ベートーヴェン四重奏団)

    初期ロマン派に属するスイスの作曲家フリードリヒ・テオドール・フレーリヒ。このアルバムには彼の3つの弦楽四重奏曲が収録されています。治安判事の父の6番目の子として生まれた彼は、法の道に進むべくバーゼルの大学で法学を学びましたが、病に倒れたため故郷に戻り、やがて作曲家の道を志します。公立高校の教師を務めながらベルリンで小さな成功を収めたものの、経済的な苦労や夫婦間のトラブルなどが元となり、1836年にアーレ川に身を投げ悲劇的な最期を遂げてしまいました。いくつかの作品の存在が知られますが、作曲年代がはっきりしないものもあり、今後の研究が俟たれています。この弦楽四重奏曲はメンデルスゾーンを思わせる流麗な旋律で満たされた充実の作品です。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:MGB-6285

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    スイスのクラリネット作品集 - ヴァルター/ヘフティ/シェック/ダルブレー(レートリスベルガー/ケーラー/モリナーリ/エンゲーリ)

    19世紀半ばから現代に至るスイスの作曲家によるクラリネットのための作品集。ロマンティックなヴァルターの「幻想曲とカプリッチョ」やオトマール・シェックのラグタイムのリズムを駆使した「アンダンテ」など、収録曲8曲のうち5曲は世界初録音です。用いられているのはクラリネット属の6種類の楽器で、ピアノとの共演の他、無伴奏からデュオ、トリオまで、個々の楽器の個性や組み合わせが生み出すサウンドの妙を楽しめます。演奏しているベルンハルト・レートリスベルガーは20年近くルツェルン交響楽団に在籍した後、2010年からベルン交響楽団のクラリネット/バス・クラリネット首席奏者を務める名手。ソリストとしてもジョナサン・ノットやマリオ・ヴェンツァーゴ、ヴァシリー・ペトレンコらと共演し高く評価されています。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:NXMS7002

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    エシュマン/ユオン/フルーリー/ミュラー=チューリッヒ:ロマン派後期のスイスの室内楽作品集(レートリスベルガー/クレーゲ/ウミリア/エンゲーリ)

    スイスのクラリネット奏者ベルンハルト・レートリスベルガーとピアニスト、ベンヤミン・エンゲーリを中心としたスイス後期ロマン派の作曲家による室内楽作品集。このアルバムは、コロナ禍の中、2020年の夏に録音された「スイスのクラリネット作品集」(NXMS7002)と密接な関係があり、どちらも知られざるスイス作曲家の作品を紹介するという目的で制作されました。収録された作品全てに共通するのは、音楽的イディオムがロマン派から後期ロマン派の様式に深く根差していることであり、どれも複雑な和声と魅力的な旋律を備えています。(2021/12/24 発売)

    レーベル名:Musiques Suisses
    カタログ番号:NXMS7005