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New Releases - 2023年05月 発売タイトル

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  • モンテヴェルディ: オルフェオ

    【サヴァールの《オルフェオ》新録音がCDでも登場、マルク・モイヨンほか凄腕揃いの演奏陣!】2021年、パリ・オペラ・コミック座とヴェルサイユ王室歌劇場などの共同制作で実現した、ジョルディ・サヴァール指揮による《オルフェオ》再録音。先にリリースされたオペラ・コミック座収録の映像作品に続き、ヴェルサイユでセッション録音されたCDが登場します。地中海諸国の17世紀音楽はいうまでもなくサヴァールにとって自家薬籠中のもので、《オルフェオ》も2002年に満を持しての録音(映像とCD)がありましたが、今回の新録音では主人公オルフェオに超実力派古楽歌手マルク・モイヨンを起用! その圧倒的な「声の演技」は、さながら動物たちや草木をも感動させたという伝説の竪琴詩人オルフェウスそのもの。ほかの歌手勢も旧盤で主役を演じたフリオ・ザナージや同役で再登場のサラ・ミンガルドの他、マリアンネ=ベアーテ・キーラントやルチアーナ・マンチーニなど注目の歌手、さらに羊飼いや精霊たちに至るまで存在感ある才人揃い。また、長年の共演で信頼関係を重ねてきた大御所プレイヤーも数多く参加しており、バロック・ハープのアンドリュー・ローレンス=キングなどベテラン続々の通奏低音陣や打楽器のペドロ・エステバンに加え、リコーダーにはピエール・アモン、木管コルネットにはジャン=ピエール・カニアックといったソリスト級の俊才たちも随所で妙技を披露。ヴェルサイユ宮殿という古楽音楽劇にうってつけの「場」を得てじっくり収録された解釈は、音楽劇というもののあり方から問い直す説得力に貫かれ、バロック・ファンならずとも深く聴き込み甲斐のある、新たなる決定的盤というべき内容に仕上がっています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS080

  • ヘンデル:歌劇《テオドーラ》

    【衝撃の問題作 ― ヘンデル《テオドーラ》ROHより登場!】時は4世紀、ローマ帝国支配下のアンティオキア。ローマの総督ヴァレンスによるキリスト教徒迫害の命令を拒否したローマの将校ディディムスは、囚われの恋人テオドーラを救うために衣装を交換し彼女を逃がします。しかしディディムスがその咎で処刑されると聞いたテオドーラは、ヴァレンスに自分の命と引き換えにディディムスの命乞いをしますが…1750年に初演されたオラトリオ《テオドーラ》は、はるか270年余りの時を経て、2022年初演の地であるコヴェント・ガーデンに舞台作品として帰ってきました。その舞台は異教徒ローマ人の駐在する大使館に置き換えられ、大使館の従業員に身をやつしたキリスト教徒が、密かに大使館の破壊工作を進めるもののそれが露見し、首謀者のテオドーラは捕らえられ性的暴行を加えられる…… 2022年夏、新国立劇場で上演された《ペレアスとメリザンド》の演出で話題を呼んだイギリス演劇界の鬼才ケイティ・ミッチェルによる演出は、オリジナルの台本に描かれた宗教間の確執を現代の政治的対立によるテロリズムに大胆に読み替えた問題作として、賛否両論の渦を巻き起こしました。音楽面ではバロックから現代まで幅広いレパートリーを持つ、タイトル・ロールのジュリア・ブロック、ディディムス役にヨーロッパを中心に絶大な人気を誇る若きカウンターテナー、ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキという注目の二人の俊英歌手と、アイリーンを持ち役とするベテラン、ジョイス・ディドナートらを擁する歌唱陣が精確な歌唱技術と豊かな感情表現を見事に両立。ヘンデルの音楽劇作品をその中心レパートリーとし欧米の名だたる歌劇場でその声価を高めたハリー・ビケットが、コヴェント・ガーデンの合唱団とオーケストラを率い、このヘンデル円熟期の傑作を深く清澄な響きで満たしています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OA1368D

  • 言葉と音楽

    【ベケットの戯曲に登場する、役としての「音楽」を新作!】『ゴドーを待ちながら』などで知られる劇作家サミュエル・ベケットによるラジオ・ドラマ『言葉と音楽』。衰えた老人ながら感情の起伏が激しい「クローク」と、従者である「ジョー(言葉)」と「ボブ(音楽-演奏で表現される)」による、ベケットらしい簡素な言葉を使った不条理なやり取りが描かれます。ここで音楽が重要な役割を受け持ちますが、1962年BBCで最初に放送された時にはベケットのいとこであるジョン・S.ベケットが音楽を担当、その後何度か新たな音楽を付ける試みがなされており、現在ではモートン・フェルドマンによるものが有名です。今回ここに新たな音楽を作曲したのは、コロンビア系フランス人作曲家ペドロ・ガルシア=ベラスケス。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン各1本と弦楽四重奏にコントラバス、2人が操作するエレクトロニクスという編成で、浮遊感と不安定感のある、作品の世界観を上手く表現した音楽となっています。ベルギーの俳優ヨハン・レイゼン(この録音後2023年3月に亡くなっています)とフランスの俳優ジャン=クロード・フリサンによる熱演、ル・バルコンの安定したアンサンブルでお楽しみください。なお演じられる言語は英語、ブックレットにはベケット自身による仏語訳も掲載されています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM051

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    シューマン:クライスレリアーナ/主題と変奏/ヴィトマン:フモレスケ(ピルザン)

    【アーロン・ピルザンが弾くシューマンとヴィトマン】1995年オーストリア生まれのアーロン・ピルザンは、モーツァルテウムでカール=ハインツ・ケマーリングに学んだのち、ハノーファー音楽学校のラルス・フォークトのもとで研鑽を積みました。2014年にCDデビュー、2021年にはALPHAより、こだわりの不等分律によるバッハの「平均律」をリリースし、大きな話題を呼んでいます。ALPHA第2弾となる今作ではシューマンの2作品と、シューマンから大きな影響を受けているというヴィトマンを収録。シューマン若き日の傑作の一つ「クライスレリアーナ」は際立った構成力で物語を語るように聴かせ、シューマンの生涯最後の作品とされる変奏曲では、慈しむような美しいタッチで魅了します。ヴィトマンによる「ユモレスク」はその第10曲に、後に収められたシューマンの変奏曲が1小節引用されているなど、関連性の深い作品。ピルザンはこの作品でも持ち前のメリハリの効いたコントロールで、現代的な音の間に散りばめられた美しいフレーズをごく自然に引き立て、浮かび上がらせています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA896

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    クロンマー:2つのクラリネットのための協奏曲/コンチェルティーノ(ベルトラミーニ/ジュフレディ/グロッシ/スキアヴォン/コヴァルスキ/スイス・イタリア語放送管/グリフィス)

    モラヴィア出身、ウィーンで活躍したフランツ・クロンマー(チェコ名フランティシェック・クラマーシュ)は、100曲以上の弦楽四重奏を含む300作以上の作品を遺しました。彼の作品の詳細な目録がチェコの音楽学者カレル・パドルタによって作成、発表されたのは1997年になってからでしたが、それ以前からクラリネットのための作品は多くの人々に愛されてきました。このアルバムに収録された「2つのクラリネットのための協奏曲」は1803年の作品で、行進曲風の第1楽章、メランコリックな第2楽章、ロンド形式の終楽章の3楽章で構成。全曲を通じてクラリネットの妙技が存分に発揮されており、とりわけ第3楽章の軽やかな旋律が魅力的。当時の批評家たちにも絶賛されました。またクロンマーは多くの管楽器のためのパルティータやセレナードを書いており、この「コンチェルティーノ」もその流れにあるもので、各奏者の名人芸を際立たせることよりも、調和のとれたアンサンブルを楽しむように書かれています。演奏は各々がソリストとして活躍する名手たち。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555597-2

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    ハチャトゥリアン:交響曲第3番「交響詩曲」/バレエ音楽「ガイーヌ」組曲第3番(ロベルト・シューマン・フィル/ベールマン)

    【トランペットとオルガンの饗宴!ハチャトゥリアンの渾身の作品】ハチャトゥリアンの交響曲第3番は、1947年の「ロシア革命30周年記念」のために交響詩として作曲され、その年の12月にムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルによって初演されました。15本のトランペットとオルガンを含む大編成のオーケストラのために書かれ、荒れ狂うような音の洪水の中、五音音階による民族的な旋律が時折聞こえてくるなど、ハチャトゥリアンらしさ満点。最後は圧倒的な大音響で結ばれます。その特異な編成によって一般的な演奏には向かないという批判を受けましたが、スターリンが没した後、「交響曲第3番」として復活しました。録音が少ない曲だけに、最新録音の登場は歓迎されるでしょう。併録のガイーヌからの抜粋も聴きものです。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777973-2

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    スクリャービン:ピアノ作品集(ローマ)

    神秘主義者で、斬新な和声を駆使した前衛的な作品を書いたスクリャービンですが、若い頃はショパンの影響が感じられるロマンティックな作品を多く書いています。このアルバムでは、そのような初期作品を中心に選曲。アルバム・タイトル通り、「夢想家にして詩人」としてのスクリャービンの世界へと誘います。演奏はイタリア出身のダニエラ・ローマ。ヴィボ・ヴァレンティア音楽院で学んだ後、アムステルダムやザルツブルクで研鑽を積み、国際的なピアニストとして活躍しています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7984

  • ヘンデル:歌劇《テオドーラ》

    【衝撃の問題作 ― ヘンデル《テオドーラ》ROHより登場!】時は4世紀、ローマ帝国支配下のアンティオキア。ローマの総督ヴァレンスによるキリスト教徒迫害の命令を拒否したローマの将校ディディムスは、囚われの恋人テオドーラを救うために衣装を交換し彼女を逃がします。しかしディディムスがその咎で処刑されると聞いたテオドーラは、ヴァレンスに自分の命と引き換えにディディムスの命乞いをしますが…1750年に初演されたオラトリオ《テオドーラ》は、はるか270年余りの時を経て、2022年初演の地であるコヴェント・ガーデンに舞台作品として帰ってきました。その舞台は異教徒ローマ人の駐在する大使館に置き換えられ、大使館の従業員に身をやつしたキリスト教徒が、密かに大使館の破壊工作を進めるもののそれが露見し、首謀者のテオドーラは捕らえられ性的暴行を加えられる…… 2022年夏、新国立劇場で上演された《ペレアスとメリザンド》の演出で話題を呼んだイギリス演劇界の鬼才ケイティ・ミッチェルによる演出は、オリジナルの台本に描かれた宗教間の確執を現代の政治的対立によるテロリズムに大胆に読み替えた問題作として、賛否両論の渦を巻き起こしました。音楽面ではバロックから現代まで幅広いレパートリーを持つ、タイトル・ロールのジュリア・ブロック、ディディムス役にヨーロッパを中心に絶大な人気を誇る若きカウンターテナー、ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキという注目の二人の俊英歌手と、アイリーンを持ち役とするベテラン、ジョイス・ディドナートらを擁する歌唱陣が精確な歌唱技術と豊かな感情表現を見事に両立。ヘンデルの音楽劇作品をその中心レパートリーとし欧米の名だたる歌劇場でその声価を高めたハリー・ビケットが、コヴェント・ガーデンの合唱団とオーケストラを率い、このヘンデル円熟期の傑作を深く清澄な響きで満たしています。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OABD7313D

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    ローレ:ルカ受難曲(ソーンヒル/ビル/シェーファー/ハイマス/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    マグデブルクのアルトシュタット・ギウナジウムで30年以上カントール職を務め、当時絶大な名声を誇っていたハインリヒ・ローレが1744年の受難節に書いた「ルカ受難曲」。ケルン・アカデミーとヴィレンズは2016年にローレの「マタイ受難曲」世界初演を行い、アルバムを発表、高く評価されています。この「ルカ受難曲」は、ルカによる福音書の第22章39節から23章の終わりまでを原文として、新しく構成されたテキストを用いたもので、各セクションはアリアを中心に、レチタティーヴォ、コラール、合唱が配置されています。1744年、ローレ30歳前の作品ですが、その作曲技法は熟練の域に達しており、18世紀の中部及び、北ドイツで書かれた受難曲を代表する名作の一つに位置づけられるものです。福音史家はベテラン、マルクス・シェーファーが担当。他の歌手たちも素晴らしい歌唱を聴かせます。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555525-2

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    ルビンシテイン:弦楽四重奏曲第2番、第3番(ラインホルト四重奏団)

    ピアノ曲や交響曲で知られるロシアの作曲家・ピアニスト、アントン・ルビンシテイン。彼は10曲の弦楽四重奏曲を遺しましたが、アルバム収録のこの2曲は1855年に出版されています。J.S.バッハとメンデルスゾーンの伝統を継ぐこの作品は、ライプツィヒを中心に人気を獲得、彼の生前から何度も繰り返し演奏されました。弦楽四重奏曲Op.47-1と3(777709)と同じく、古典派からロマン派作品を得意とするラインホルト四重奏団による演奏です。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555544-2