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New Releases - 2024年02月 発売タイトル

Search results:4 件 見つかりました。

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    ティエリオ:室内楽作品集 2 (ハンブルク・チェンバー・プレイヤーズ)

    ハンブルク生まれのフェルディナント・ティエリオ。彼はブラームスの師でもあったエドゥアルド・マルクスセンの弟子で、同じく弟子であったラインベルガーと生涯親しい友人関係にありました。ティエリオの室内楽作品集シリーズ第1集(TOCC-80)に続くこの第2集では、5つの作品を収録。どの曲もブラームスを思わせる慎ましくも情熱的な雰囲気を持っていて、聴きごたえのあるものばかりです。なかでも2003年に初めて出版された「組曲」は優れたチェリストでもあったティエリオの面目躍如といえる作品。抒情的な旋律でチェロを存分に歌わせることで、深みある楽器の音色を存分に生かした曲に仕上がっています。(2024/02/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0101

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    ニーマン:ピアノ作品集 1 (カミエニャク)

    ハンブルク出身のワルター・ニーマン。彼はライプツィヒでフンパーディンクとライネッケに作曲法を師事したのち、ジャーナリストとして活動、『ライプツィヒ新報』に数々の音楽評論を寄稿した他、ブラームスやシベリウスの評伝も上梓しました。晩年は作曲活動に重点を置き、1000曲ほどの作品(そのうち190曲ほどに作品番号が付されています)を作曲。そのほとんどがピアノ曲であるのは、ピアニストとしても活動したニーマンならではと言えるでしょう。彼の作品は全般的に後期ロマン派風の親しみやすい抒情的な雰囲気を持っており、時に現れる不協和音も穏やかなものとして曲に組み込まれています。とりわけ思い出や異国情緒を好んでおり、「アーサー王の宮廷」や「小さな印象」などの曲集には彼の好みが反映されています。演奏するトマシュ・カミエニャクはポーランド出身。リストやアルカンなどの技巧的な作品を得意とするピアニストです。(2024/02/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0484

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    ロスナー:管弦楽作品集 4 (ロンドン・フィル/パーマー)

    ニューヨークを拠点とするロスナーの作品集。バロック以前のポリフォニーに影響されつつも、ハーモニーとリズムは独自のスタイルを貫き、魅力的な作品を生み出す作曲家です。この第4集では、スネアドラムが大活躍する初期作品の「スケルツォ」をはじめ、フランク・マルタンの旋律を用いた変奏曲と古典的な形式で書かれた合奏協奏曲を聴くことができます。そして、最後に置かれた「A My Lai Elegy ミライの哀歌」は、1968年、ヴェトナムで起きたソンミ村虐殺事件(The M? Lai massacre)と1970年のケント州立大学銃撃事件からインスパイアされた作品で、彼自身の深い悲しみと、荒々しい怒りの感情が強く表現されています。(2024/02/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0710

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    メリカント:オルガン作品集(レヘトラ)

    2024年に没後100年を迎えるフィンランドの作曲家オスカル・メリカント。民謡の旋律を巧みに取り入れた愛らしい歌曲やピアノ曲が知られていますが、彼はオルガニストとしても高名であり、演奏実践の権威として教会やコンサートホールでのオルガン演奏法に革新をもたらしました。これまで彼のオルガン作品のほとんどが録音されていると考えられていましたが(ONDINE ODE-973)、最近、未知の作品が発見され、レパートリーに加わりました。このアルバムでは、若き日に書かれた「葬送行進曲」やペダルのための練習曲、100のコラール前奏曲の抜粋などを聴くことができます。またメンデルスゾーンのピアノ曲「前奏曲とフーガ ホ短調」をオルガン用に編曲したものも含まれています。前述のONDINEのアルバムの他、北欧のオルガン作品を数多く録音してきたヤン・レヘトラの演奏で。(2024/02/23 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0715