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レズニチェク:喜劇的序曲/シャミッソーの詩による主題と変奏曲/交響変奏曲(ケルン西ドイツ放送響/ユロフスキ)
(2007/11/14 発売)
レズニチェク:交響的伝記「ついてない男」/幻想序曲第2番「ラスコールニコフ」(山枡信明/ケルン西ドイツ放送響/ユロフスキ)
(2004/02/01 発売)
S. ワーグナー:オペラ・アリア集(ローマン・トレーケル・シングズ・ジークフリート・ワーグナー)
cpoは何故こんなにジークフリートにこだわるんだろうと訝しく感じていた人も、当盤を聴けば納得していただけるのでは?そう思える名場面が、神々しいほどに美しい冒頭曲以下、連続します。10曲ものオペラからの抜粋盤、特に注目は当盤発売時現在、作曲後80年を経て未だに全曲初演を待っている「ライヌルフとアデラシア」の告別シーン(もちろん世界初録音)。ワーグナー家の血に降参って感じ。わかっちゃいたけどトレケルの歌が見事です。(2001/08/01 発売)
S. ワーグナー:歌劇「神聖な菩提樹」(ケルン西ドイツ放送合唱団&交響楽団/アルベルト)
古代ゲルマンでは「聖なる菩提樹」が崇拝されていましたが、キリスト教の普及とともに、樹木崇拝は異教とされ、菩提樹は切り倒されます。ローマの武将による陰謀に巻きこまれたゲルマン部族の王は戦死し、王妃は追放されますが、隣国の王子に救われます。彼女は「聖なる菩提樹」の若木を植え、一同はゲルマンの繁栄を祈願します。いかにも民族至上主義的な物語ですが、それに付けられた音楽は、情念がどろどろと流れ出すような親父の作品とは異なり、民話的・メルヘン的な明るく平明なものです。緑深い森にいざなうような前奏曲や感動的な最後の王妃のモノローグなど、結構イケる美しいところも多い反面、霊感に欠けた冗漫な苦しい部分もあることは否めず、偉大なる父ともっと偉大な(?)グレート・マザー(リストの娘)をもって生まれた宿命は重かったろうと推察されます。(2003/10/01 発売)
S. ワーグナー:歌劇「マリーエンブルクの鍛冶屋」/歌劇「小鬼」(シェレンベルガー/ケルン西ドイツ放送合唱団&管弦楽団/アルベルト)
(2002/10/01 発売)