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ドノホー, ピーター(1953-)

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    ティペット:ピアノ・ソナタ集(ドノホー)

    演奏の難度ゆえに、ティペットのピアノ・ソナタはピアニストにとっても敷居の高い存在ですが、イギリス・ピアノ音楽なら行くところ可ならざるはなしのドノホー、今回も無敵の演奏を繰り広げています。時にジャズ的な要素が顔を出しますが、そういった部分ではセンス抜群のノリのよさですし、とりわけ第1番の第3楽章や、第3番の第3楽章のような急速系の楽章における、細かい音符の粒立ちのよさは鳥肌モノの素晴らしさで、圧倒的なクライマックスを築き上げることに成功しています。はっきりしたメロディーの輪郭を持たない、第2番や、第3番のように、晦渋な面もある辛口の楽曲達を、ここまで楽しませてくれるとは、ちょっとオドロキです。(2006/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557611

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    ハーティ:コメディ序曲/ピアノ協奏曲/幻想的情景(ドノホー/アルスター管/湯浅卓雄)

    今日では、むしろ指揮者、あるいはヘンデル作品の編曲者として知られるハーティですが、この時代の指揮者の多くがそうであったように、ピアニスト、作曲家でもありました。そんな彼のピアノ協奏曲は、まさにロマン派ピアノ協奏曲マニアが泣いて喜びそうな、ツボを押さえた感傷的旋律美と分厚いヴィルトゥオジテ満載の作品で、さながらアイルランド風ラフマニノフ!?といった具合です(ちなみに初演はハーティ独奏、ビーチャム指揮で行われました)。オーケストレーションも非常に巧みで、ブラスセクションの活かし方など、随所に個性的、かつ効果的な響きが飛び出します。併録の2曲も、職人芸的な筆致が冴えた快作です。(2006/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557731

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    ピットフィールド:ピアノ協奏曲第1番、第2番/シロフォン・ソナタ(ゴールドストーン/ドノホー/王立ノーザン音楽大学響/ペニー)

    子供やアマチュア向けの作品も数多く手がけた人の作品らしく、ピットフィールドのピアノ協奏曲2曲と小品の数々は、明快な旋律と和声に彩られ、機知に富んだわかりやすさを持っています。協奏曲第2番の後半部分や、練習曲が典型的ですが、民謡調の親しみやすい素材を、20世紀風(といっても前衛的でない範囲で)にアレンジする腕の冴えは素晴らしく、爽快な技巧の駆使も見せ、痛快そのものです。またオマケとして?、シロフォン・ソナタが収録されていますが、シロフォンを担当しているのは、なんと当シリーズでお馴染みの、ピアニストのドノホーです。その指さばきに劣らぬ、華麗な撥さばきにもオドロキです。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557291

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    ファーガソン/ジェラール/ローリー/ダーントン:ピアノ協奏曲集(ドノホー/ノーザン・シンフォニア)

    イギリスは弦楽合奏王国で、NAXOSでも多くのタイトルをリリースしてきましたが、そこに超強力な一枚が加わります。今回は弦楽とピアノのための協奏曲の数々で、イギリス音楽演奏にも定評がある超絶技巧ピアニストのドノホーが、なんと弾き振りで登場します。4人の作曲者の音楽は四者それぞれですが、いずれの曲も引き締った響きと、独奏パートに対する過酷な要求という共通項があり、まさにドノホーにはうってつけと申せましょう。とりわけ肉付きと歯切れのよいタッチでブリブリと弾き進められる急速楽章の爽快さは特筆ものです。メカニカルな無窮動的パッセージが特徴的なダーントンの終楽章など、ちょっとスゴいことになっています。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557290

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    フィンジ:チェロ協奏曲/大幻想曲とトッカータ/エクローグ(ヒュー/ドノホー/ノーザン・シンフォニア/グリフィス)

    叙情的な作品の数々で確かな人気を誇るフィンジの協奏的作品による一枚、まずは長大なチェロ協奏曲ですが、独奏チェロを華やかに立て過ぎず、しかしたっぷりと歌わせるあたりにフィンジの面目躍如といった感があります。そして次のピアノと弦楽のためのエクローグ、これこそこの盤の白眉ともいうべき絶品です。ピアノのモノローグで開始され、次第に弦と絡み合いつつ高まり、安らぎの内に終える、という単純な構成ですが、とてつもないまでにリリカルな美しさには息をのむ思いがします。最後の大幻想曲とトッカータは、擬バロック風の面持ちもある佳品で、ピアノソロの渋く、かつ名技的な扱いに一大特徴があり、これもまたユニークな作品です。(2001/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555766

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    ベスト・オブ・フィンジ

    他の人があまり聴かない曲を聴いてみたい。そんな人にオススメしたいのがフィンジの作品です。有名曲を集めたオムニバス盤などにはほとんど登場しない極めて地味な作曲家で生涯に書いた作品は40(曲集を含む)ほど。淡い美しさに彩られた第2楽章が知られる「クラリネット協奏曲」がかろうじて知られるくらいでしょう。この1枚でフィンジの世界を堪能してください。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556836

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    ブリス:オーボエ五重奏曲/ピアノ四重奏曲/ヴィオラ・ソナタ(ドノホー/ジャクソン/カズノフスキ/アウトラム)

    嗚呼ヴィオラよ! いつも日陰者扱いをされるお前のためにも、こんな素晴らしい曲があるとは!! この楽器に対するものとしては異例なほど、高音域の活用と運動性への高度な要求がなされるだけあって聴き応えは抜群、手に汗を握る思いです(第3楽章終結部など本当にスゴい)。ピアノパートの華麗さや、モダンでありながら親しみやすい旋律と和声など、(まだまだマイナーですが)まさに超名曲の条件が完全に揃った傑作と申せましょう。やはりパワフルなピアノが印象的なピアノ四重奏曲、オーボエと弦の線の対比と調和が見事としかいいようのないオーボエ五重奏曲と、併録の2曲も素晴らしい出来映えです。(2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555931

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    ブリス:ピアノ協奏曲/ピアノ・ソナタ/2台のピアノのための協奏曲(ドノホー/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/ロイド=ジョーンズ)

    イギリスを代表する作曲家の一人であるブリスのピアノ協奏曲は、ベートーヴェン等の名手として名高いイギリスの名ピアニスト、ソロモンのために書かれ、彼の異色ディスコグラフィとしても知られています。20世紀的「ひねり」のある響きと19世紀ヴィルトゥオーゾ風の書法が交錯する、何とも不可思議でかつ魅惑的な作品と申せましょう。ソナタも基本的には同趣向で、終楽章で聴かせる技巧の凄まじさなど、息を呑む思いです。2台のピアノのための協奏曲は小規模な作品で、よりリラックスした雰囲気が前面に出ていますが、特に中間の緩徐部分での夢見るような美しさと、両端部でのモダンな響きの対照は見事です。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557146

  • ベスト・オブ・ブリティッシュ・ミュージック

    (2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570573-74

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    モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 2 (ドノホー)

    第1集(SOMMCD0191)に続くピーター・ドノホーが弾くモーツァルトのピアノ・ソナタ集。1953年生まれのピーター・ドノホー。イヴォンヌ・ロリオに師事し、1982年のチャイコフスキー国際コンクールに1位なしの2位に入賞、世界的に注目を集めました。一時期バーミンガム市交響楽団の打楽器奏者として在籍していたという異色の経歴を持つ彼は、サイモン・ラトルとは数多く共演をするなど、イギリス屈指のピアニストとして活躍しています。幅広いレパートリーを持つことで知られますが、2018年から取り組んでいるモーツァルトのピアノ・ソナタ集の録音は、彼の円熟した音楽性と、味わい深い音色が楽しめるもので、第1集がリリースされた際にも「確実に次のアルバムが聴きたくなる演奏」と評価されました。この第2集ではモーツルトがパリに旅行した1777年から1778年に書かれた作品を収録。母の死の直後に書かれたイ短調に呼応するかのように、その10年後に書かれたロンド イ短調(父の死を経験する)が置かれた印象的な選曲です。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0198