不詳
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バロック時代に「聖母マリア」について書かれた様々な作品を集めた演奏会のライヴ。ソプラノのヴィユトレイは9歳でブルターニュのマスター・クラスに参加しその歌声を認められたという神童。その後は順調に年齢を重ね、現在では様々なバロック・アンサンブル(アマリリス、ピグマリオン、リチェルカール・コンソートなど)と共演、またバロック以外の分野でも活躍しています。作曲家アンリ・デマレの名を冠したアンサンブル「アンサンブル・デマレ」はパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務める注目の団体です。メンバーにはヴィオラ・ダ・ガンバのロビン・パロとロナルド・マーティン・アロンソ、アーチリュートのマルク・ウォルフ、オルガンを演奏しているのは話題のジャン・ロンドーなど錚々たる顔ぶれが揃っています。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :B Records |
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カタログ番号 | :LBM005 |
クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554770-71 |
存在は知られていたものの、これまでに発売されていなかった1952年、ビーチャムのシベリウス:交響曲第1番のライヴ録音登場。全曲初出!SOMM RECORDINGSよりロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の創立75周年を記念して貴重な音源がリリースされます。1946年にトーマス・ビーチャムが創設したロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団はその年の9月15日にクロイドンで最初の演奏会を行い、すぐさま人気を博しました。収録されているのは、1952年エディンバラ国際フェスティヴァルでビーチャムによって演奏されたシベリウス:交響曲第1番のライヴ録音です。ビーチャムはこの演奏に先立つ3か月前に、同じ作品をセッション録音しましたが、このライヴはビーチャム伝記作者ジョン・ルーカスの言葉を借りると「ぞくぞくするようなパフォーマンス」と言えるものです。併せて収録された1947年4月の「歴史的情景」も初出音源です。最後に収録されたジョン・トランスキーによる30分に及ぶインタビューは、ビーチャムの下で演奏してきた2人の奏者が指揮者とオーケストラの思い出を語ったもの(英語)。当時のメンバーは、ホルンの首席を名手デニス・ブレインが務め、トランペットは19歳で首席奏者に任命されたリチャード「ボブ」ウォールトン。打楽器奏者にはルイス・ポコック、他錚々たる管楽器奏者たちがビーチャムのために演奏していたという話は、演奏と同じく聴き手を興奮させます。この録音は、音楽演奏リサーチ・センターの創設者であるジョン・トランスキーが1987年に作成、管理していたアーカイヴに含まれていたもので、SOMM RECORDINGSから発売されている「ビーチャム・コレクション・シリーズ」もこの中から選ばれた音源が用いられています。(2021/11/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :ARIADNE5013 |
大作《エレクトラ》をカラオケで録音?コロナ禍が生んだ、録音ならではのプロダクションが登場。人が集まること、特に歌うことが禁じられたコロナ禍にあって、どうしても《エレクトラ》を演奏・録音したかったジュリアン・サレムクール。彼が思いついたのは、まずオーケストラを収録し、それぞれの歌手に後から個別に歌ってもらうことでした。これはこれで難しい部分もあったと推測されますが、実際の舞台では難しいバランスの調整などが容易になること、また歌手がオケに気兼ねなく何度でも歌えることなどがメリットとして挙げられています。その結果、クリテムネストラのアリアや、後半でエレクトラが復讐に燃えて歌う箇所などが一切のカット無しに収録されました。まさにコロナ禍における意思と知恵と技術の成果と言えるのではないでしょうか。タイトルロールは、近年エレクトラやイゾルデ役で特に評価されているバーバラ・クリーガー。強靭な声が印象的です。※ブックレットには作品解説と演奏者のプロフィールをドイツ語で掲載。歌詞は掲載されていません。(2025/05/02 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM484 |
このアルバムから最初に流れてくるのは、何とも不思議なセネガルの民謡です。「なぜ?」と思う間もなく、作曲家による「マニフィカト」が始まります。この新鮮な驚きと言ったら!1946年イギリス生まれのスウェインは、ロンドンで学んだ後、パリでメシアンとともに研鑽を積みました。彼は多くの合唱作品を書いていて、ここでは30年に及ぶ作曲生活の中から生まれた4つの曲を聴くことができます。このマニフィカトは1982年に彼がセネガルを訪れた際、聞いたジョラの民謡「おお、ラルム」を元に書かれています。湧き上がるようなパワーが写し取られた興味深い作品です。その後、イギリスに戻った彼が書いたのが、40部の合唱とチェロ独奏からなる「沈黙の地」です。あまりにも切ない挽歌に胸が痛みます。イスラエルとパレスチナでわが子を失い悲しむ母親に捧げられた「スターバト・マーテル」はラテン語のテキストにアラム語、ヘブライ語、アラビア語などのテキストを織り交ぜながら進みます。最後のモテットでは、全ての言葉が溶け合うことで平和への祈りを表すというもの。決して聞きやすい音楽とは言えませんが、じっくり耳を傾けていただきたい1枚です。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572595 |
英国生まれのロナルド・スティーヴンソン。「DSCHによるパッサカリア」などの長大で難解なピアノ作品がよく知られていますが、スコットランドや中国、アフリカ民謡などのピアノ編曲も数多く行っています。また彼はアコーディオンに興味を示し、様々な舞曲などをこの楽器のために書き下ろしました。アルバムで紹介された「オスカー・ワイルドの『娼婦の家』による舞踏詩曲」はアコーディオンとパーカッションのための二重奏曲で、ここではヨハン・シュトラウス風のワルツやカドリーユが次々と奏されます。「ケルティック・サイクル」は無伴奏アコーディオンのための短い組曲。スティーヴィンソン初のアコーディオン作品で、その多彩な音色が生かされています。アルバムでアコーディオンを演奏するニール・サトクリフ自身が編曲した2作品、ピアノのための組曲「サウス・ウィスト島」と、ピアノ伴奏による「5つの歌曲」は、スコットランドの民俗音楽とクラシック音楽の融合を図ったスティーヴンソンへの賛辞が込められています。(2023/10/20 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0658 |