サージェント, マルコム(1895-1967)
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何とも胸躍る4枚組。この中に古今東西の名弦楽器奏者たちの演奏がたっぷりと詰まっています。総勢69名の時代を超えた演奏家たち。演奏スタイルや解釈は時代によって異なりますが根底に流れている音楽への情熱は普遍です。咽び泣く音色、輝かしい音色、これぞ「琴線に触れる音楽」です。じっくりとお楽しみください。650ページを越える解説書(英語のみ)ではアッカルドからズッカーマンまで300人を越える演奏家たちのバイオグラフィが掲載されており価値ある資料として役立つものです。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558081-84 |
20世紀前半から半ばに欠けてはピアノの演奏スタイルが変動した時期でした。リストなどの流れを直接くむロマンティックな派(フリードマンやレヴィーンなど)やその衣鉢を継ぐ者(ホロヴィッツ)に加え、新思考(プロコフィエフ)や原典主義(シュナーベル)も台頭し、やがては現代につながるスタイルが現れてきました。スタイルは様々あれど、いずれも個性的かつ巨匠の風格をもった演奏家達でありました。このCDに収められているのは、そうした各様式・時代の象徴ともいうべき名ピアニスト達の演奏の数々です。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110783-84 |
アウアー門下のハイフェッツはいうまでもなくロシア派ヴァイオリニストの最巨頭ですが、それに並ぶ流派としてあげられるのが、いわゆるフランス=ベルギー派です。ヴュータン、サラサーテなど、自らも楽器の名人であった巨匠たちが数多くの華々しい傑作を残しました。技巧の披露に走りがちなこの流派の作品を、ハイフェッツは彼特有の完璧性と冷静さをもって臨んでおり、それによってロシア派とフランス=ベルギー派という二大潮流がついに融合された、歴史的な瞬間とも言える録音です。(RCA盤とはすべて異なる録音です。)(2001/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110943 |
歴史的公演の録音で好評を博した第1集(ARIADNE5005)に続く「アメリカからのエルガー」第2集。1940年代前半に録音されたサージェント、トスカニーニやメニューインなど伝説の“エルガリアン”(エルガーの解釈者)たちとNBC交響楽団との貴重な音源の登場です。オーディオのレストレーションで多数の受賞歴を誇るエンジニア、ラ二・スパーによるリマスタリングは、当時のパフォーマンスを鮮明によみがえらせています。本作のライナーノーツ(英語のみ)も彼が執筆、録音当時の情景を知ることができます。1932年にエルガーのヴァイオリン協奏曲を録音して以来、長きにわたり作曲家と交流のあったメニューインですが、この1945年の演奏は、当時のラジオ放送用に合わせてカットが施された、短めの尺になっています。指揮を担当したサージェントの「コケイン」も聴きどころ。トスカニーニの音源は1940年の公演での「序奏とアレグロ」で、ミシャコフ、クーリーにミラーという弦楽器の名手たちとの公演です。いずれもニューヨークのラジオシティ・スタジオでのライヴ録音です。(2020/09/18 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :ARIADNE5008 |
ビーチャムによって見出されたサモンズは、そのキャリアの頂点において、世界を代表するイギリス人初のヴァイオリニストと見なされるようになりました。となれば、当時、イギリスを代表する大作曲家、エルガーとディーリアスのヴァイオリン協奏曲を、サモンズが録音するに至ったのは自然な流れでした。事実、エルガーもディーリアスも、「自作の協奏曲を真に音楽的に解釈できる演奏家」の一人に、サモンズの名前を挙げたのでした。作曲家の肝いりの名演。残念ながら、ディーリアスの44年度盤は戦争のため、原盤が失われてしまいましたが、SPより復刻されたこのCDでは、音質の向上も図られています。(2002/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110951 |
弦の王ハイフェッツは単に従来の名作を取り上げるばかりでなく、同時代の音楽~現代音楽のあり方についても模索した開拓者でもありました。中でもウォルトンの協奏曲はハイフェッツ自身が作曲料を支払い、初演を行ったという経緯があるものです。作曲者自身から「自由に編曲してよい」との了解を取り付けたハイフェッツは、以降たびたび手を加えたとされますが、このCDに収録されているのは、オリジナルの版による演奏です。エルガーの協奏曲は作曲者自身の指揮と若き日のメニューインによる録音が有名ですが、ハイフェッツの演奏もそれに伍するもの。技巧の冴えた、堅固かつ気宇壮大な演奏です。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110939 |
ハイフェッツがヴァイオリニストの王ならば、チェリストの王は間違いなくフォイアマンでしょう。完璧とも言える左手の技巧、合理的で無駄のない運弓。画像を見る限り、フォイアマンはそのすばらしいテクニックを、極めて冷静に、表情一つ変えずに披露していますが、醸し出される音色、そして音楽は深く、温かみのあるものでした。チェロという楽器の特性を余すことなく活かしたドヴォルザークの協奏曲は、まさに王の独擅場といっても過言ではありません。既存盤CDでピッチがうわずっていたハイドンの協奏曲は、待望のピッチ(2000/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110908 |
フリッツ・クライスラー(1875~1962)の録音から、最初と最後の協奏曲の録音を含む4曲を収めたものです。最初の録音、バッハはおなじく名ヴァイオリニストのジンバリストとの共演。最後の録音はかれが昔、ヴィヴァルディ作と偽って発表した自作でした。音楽史的には犯罪的な「捏造」でしたが、今となってみれば、古今最高のヴァイオリニストのひとりによる、貴重な協奏曲作品です。クライスラーが録音したモーツァルトの協奏曲は第4番だけでしたが、これはその2回目の録音となるもの。パガニーニは、第1楽章のみをクライスラーが編曲した版によっています。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110922 |