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グリフィス, ハワード

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    フィンジ:チェロ協奏曲/大幻想曲とトッカータ/エクローグ(ヒュー/ドノホー/ノーザン・シンフォニア/グリフィス)

    叙情的な作品の数々で確かな人気を誇るフィンジの協奏的作品による一枚、まずは長大なチェロ協奏曲ですが、独奏チェロを華やかに立て過ぎず、しかしたっぷりと歌わせるあたりにフィンジの面目躍如といった感があります。そして次のピアノと弦楽のためのエクローグ、これこそこの盤の白眉ともいうべき絶品です。ピアノのモノローグで開始され、次第に弦と絡み合いつつ高まり、安らぎの内に終える、という単純な構成ですが、とてつもないまでにリリカルな美しさには息をのむ思いがします。最後の大幻想曲とトッカータは、擬バロック風の面持ちもある佳品で、ピアノソロの渋く、かつ名技的な扱いに一大特徴があり、これもまたユニークな作品です。(2001/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555766

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    ベスト・オブ・フィンジ

    他の人があまり聴かない曲を聴いてみたい。そんな人にオススメしたいのがフィンジの作品です。有名曲を集めたオムニバス盤などにはほとんど登場しない極めて地味な作曲家で生涯に書いた作品は40(曲集を含む)ほど。淡い美しさに彩られた第2楽章が知られる「クラリネット協奏曲」がかろうじて知られるくらいでしょう。この1枚でフィンジの世界を堪能してください。(2008/08/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556836

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    ブラームス:交響曲第1番、第2番(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    世界中のオーケストラと聴衆から愛されているブラームス(1833-1897)の4つの交響曲。もちろん、このフランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団でもこれらの曲は重要なレパートリーです。名指揮者ハワード・グリフィスはこのオーケストラを大変高く評価しており、今回のブラームスの録音にあたっては、ドイツのロマン主義の源流を辿りつつ、この曲を新たな観点から演奏することを試みたのだそうです。グリフィスは19世紀の指揮者フリッツ・シュタインバッハ(1855-1916)の生涯を紐解き、彼がいかにブラームス作品を愛し、演奏したかを理解し、彼の解釈を検討し再構築することで、新鮮でエネルギッシュな演奏ができたと言います。様々な解釈が存在する現在において、この演奏はどのように受け入れられるのでしょうか。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1513

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    ブラームス:交響曲第3番、第4番(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    イギリス、ヘイスティングスに生まれ、ロンドンの王立音楽院で学び、1981年からスイスに住む指揮者ハワード・グリフィス。彼は2007/8年からブランデンブルク州立管弦楽団の音楽総監督を務めていて、2013年には第3回目の契約更新(任期は2018年まで)をするなど、その活躍が更に期待されています。彼の演奏は堅実でありながらも、常に柔軟であることで知られています。また多くのポップス・アーティストのコラボレーションや、クロスオーヴァー・プロジェクトを開催したり、若手の演奏家を支援したりとその活動は多岐に渡ります。もちろん、このブラームス(1833-1897)のような正統派の作品は文句なしの素晴らしさで、スコアを徹底的に研究し練り上げた上で導き出される「これまでにない斬新なテンポ設定」は、既に発売された第1番、第2番の演奏とともに、優れた解釈として評価されるべきものです。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1514

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    プレイエル:交響曲第18番、第21番/ヴィオラ協奏曲(バク/ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/グリフィス)

    ヨーゼフ・ハイドンから教えを受けたイグナツ・プレイエル(プライエルとも)は、先人たちの古典的なスタイルを遵守しており、優雅で洗練された旋律を持つ数多くの作品を書き上げ、師ハイドンの正当な後継者とみなされていました。また楽譜出版者、楽器製作者としても活躍したことでも知られています。このアルバムには3つの作品を収録。交響曲第18番は、1789年に3つの出版社から出版され、フランス、北イタリア、南ドイツ、アメリカまで流通した人気作。1790年の批評では、1770年代のハイドン作品からの影響が指摘されていますが、管楽器編成はハイドンの後期作品とも異なる独自のものです。ヴィオラ協奏曲は1790年にチェロと管弦楽版が同時に出版され、以降、何度も再版されるほどの人気を博しました。独奏パートは決して高度な技巧を必要とするものではなく、全曲を通じ明るい雰囲気を持っています。交響曲第21番は、1782年から1784年に作曲され、1790年に出版された作品。彼の交響曲の中でも自由な構成がとられ、とりわけ第2楽章の美しい旋律が印象的です。(2025/01/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555492-2

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    プレイエル:交響曲集/協奏交響曲(チューリッヒ室内管/グリフィス)

    現在ではピアノ製作者としてのみ知られているプレイエルですが、存命中は作曲家としてハイドンに次ぐ名声を得ていました。その豊かなメロディといい、均整のとれた構成といい、すべて一級品で、当時の聴衆が彼を正しく評価していたことがわかります。交響曲ニ長調の第4楽章がモーツァルトの第39番に似ていたり(プレイエルの方が先)、交響曲第6番の第2楽章がハイドンのセレナードに似ていたり(これはハイドンの方が先)といった思わぬ発見もあって、楽しみは尽きません。協奏交響曲は当時大流行したジャンルですが、ピアノが使われている例は珍しく、ヴァイオリンとピアノが華麗な名人芸を惜し気もなく披露しています。(2002/06/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999759-2

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    ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 Op. 61a/騎士のバレエ(フアンチ/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    ベートーヴェンの比較的珍しい作品を3曲収録。ヴァイオリン協奏曲をベートーヴェン自身がクレメンティの勧めに従って編曲した「ピアノ協奏曲」には、ヴァイオリン協奏曲の時にはなかった長大なカデンツァが付されていることで知られます。「騎士のバレエ」は作品番号なしの小さな曲集。恐らく20歳頃に書かれた作品であろうと推測されており、どの曲も単純ながら、楽しさと明るさに満ちています。「ウェリントンの勝利」は1813年6月21日、スペインにおけるビトリアの戦いで初代ウェリントン侯爵アーサー・ウェルズリー率いるイギリス軍が、フランス軍に勝利したことを受け、ベートーヴェンがウェリントン侯を讃えるために作った曲。本来は当時開発された児童楽器「パンハルモニコン」のために書かれましたが、後に大編成の管弦楽のために編曲。実演では大砲が用いられるなど、チャイコフスキーの「1812年」にも匹敵する迫力を持つ作品です。ピアノ協奏曲では、若手ピアニスト、フアンチが流麗な演奏を披露、グリフィスも新鮮でエネルギッシュなアプローチで作品を構築しています。(2018/03/16 発売)

    レーベル名:Klanglogo
    カタログ番号:KL1521

  • ベスト・オブ・ブリティッシュ・ミュージック

    (2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570573-74

  • ベスト・オブ・ロンドン

    (2008/09/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572098-99

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    ペヤチェヴィチ:ピアノ協奏曲 ト短調/序曲/管弦楽伴奏歌曲集(ダンツ/トリンドル/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    クロアチアの女性作曲家ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923)。最近、少しずつ認知度が高まり、cpoレーベルをはじめとした何枚かのアルバムが相次いでリリースされています。今回のアルバムでは、彼女の作品の中でも比較的良く知られている「ピアノ協奏曲」を中心に、「序曲」と管弦楽伴奏付きの歌曲を聴くことができます。彼女が28歳の時に書いた最初の管弦楽曲であるピアノ協奏曲は、ロマンティックな独奏楽器のための協奏曲の伝統に則りながらも、精緻な管弦楽法が用いられたドラマティックな作品で、力強いモティーフが魅力的な作品となっています。彼女の作品には、極めて高い意志力が感じられ、またとても表情豊かな旋律が息づいています。また彼女の最後の管弦楽作品である「序曲 ニ短調」は熟成された作風を持つ個性豊かな作品です。更に再評価が進むことを願ってやみません。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777916-2