スペクトラム・コンサーツ・ベルリン
Search results:13 件 見つかりました。
作曲家、指揮者、ヴィオラ奏者として知られるヒンデミットですが、彼は他にも、ヴァイオリン、ピアノ、クラリネットなど様々な楽器を易々と演奏できる腕の持ち主で、当然彼の書いた器楽曲や室内楽曲は、楽器の構造を存分に知りつくした機能的なものとなりました。このアルバムでは主にクラリネットが大活躍する作品を収録。シリアスな場面からユーモラスな場面まで縦横無尽にメロディを吹きまくるクラリネットの妙技には驚く他ありません。オランダの名手オウデンウェイェルの深く美しい音色でこの知的な作品をお楽しみください。(2009/12/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572213 |
ピアニストとしても知られるロバート・ヘルプス(ショパン/ゴドフスキーの練習曲の録音も存在)の自演を含む作品集、当盤を特色付けるのは、陶酔的な静謐美といえましょう。多くの曲では、ピアノが大いに活躍するのですが、その高音域におけるクリスタルが煌くかのような響きの美しさは絶品です。もちろん激しく音量が増大する場面もありますが、そんなときでも独特の緊張感と甘美さが、ただならぬ密やかな雰囲気を演出しています。これ見よがしのところはありませんが、当然ピアノ書法も大変に見事なものです。ピアノが入らない弦楽四重奏曲も同様の傾向に貫かれた小品で、思わず聴き惚れてしまいます。なお最終トラックは自演ではありませんが、ヘルプスの美学が伝わってくるかのような演奏です。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559199 |
アメリカの作曲家、ピアニスト、ロバート・ヘルプス。この2枚組では彼の作品とピアノ演奏の両面を味わえます。コロンビア大学からカリフォルニア大学に転学し、卒業後ジュリアード音楽院ピアノ科でも学んだヘルプスは、1950年代から作曲家として注目され、多くの作品を書き始めます。なかでもピアノを使った作品に重きを置き、2つの協奏曲を始め、室内楽や独奏曲を作曲しています。彼の作品は独特の叙情性を帯び、また無調と調性音楽の橋渡しをするものとしても評価されています。CD2の7-13は彼のベルリンでのコンサートを収録したもので、これを聴くと、彼がなかなか腕の立つピアニストであり、曲の解釈にも一工夫あったことがわかるというものです。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559696-97 |